まとめ:松本正雅
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「Master of Speed」の構想を具現化したフラッグシップ

CFMOTO
V4-SR-RR
EICMA2026(ミラノショー)出展車
CFMOTOがEICMA2026で披露した「V4SR-RR」は、同社のスーパーバイク開発構想「Master of Speed」を具現化したモデルだ。2024年のEICMAで初めて示されたビジョンが、具体的なエンジンスペックや装備とともに、市販型として公開された。

デザインの基本思想は「形態は性能に従う」。車体を構成するラインや面、細部の造形に至るまで、空力効率とレースで求められる機能を追求したという。

フロントにはシャープなヘッドライトと大きく張り出したウイングレットを配置。技術面で注目したいのが、このウイングレットを独立制御するアクティブエアロダイナミクスシステム。加速時には空気抵抗を12%低減、高速走行時にはフロントホイールへのダウンフォースを45%向上させるという、驚異のシステムだ。
自社開発の90度V4は210hp超! 乾燥重量は約180kg

エンジンは、CFMOTOが自社開発した排気量997ccの90度V型4気筒。逆回転クランクを採用し、最高出力210hp超を15000rpmという蝶高回転域で発揮する。
ちなみに、このV4SR-RRのプロトタイプはすでに315.82km/hもの最高速を記録しており、今回メーカーが発表した市販型の最高速も315km/h超とされている。

車体には、特許取得済みの調整式フレーム補強システムも採用。フルアジャスタブルのオーリンズ製サスペンションとともに、ハンドリングとコントロール性を追求したという。

エキゾストにはアクラポビッチ、フロントブレーキキャリパーにはブレンボ製「Hypure Sport」、タイヤにはピレリ製「ディアブロ スーパーコルサ SP V4」を装備。フラッグシップスポーツにふさわしく、エンジン、空力、車体に加え、足まわりにも一流パーツを惜しみなくを投入している。車体の乾燥重量が約180kgと非常に軽量なのも注目だ。

昨年のプロトタイプ発表、そして今年の市販版発表と、着実に進化を続けているCFMOTOのV4SR-RR。現時点でスペックの全容や価格、国内導入予定などの情報はないが、国内導入を楽しみに、次なる展開を待ちたい。
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