まとめ:松本正雅
▶▶▶写真はこちら|CFMOTO「675SR-R ワールドチャンピオンエディション」
キレス選手とAspar Teamの栄冠を記念した特別仕様

CFMOTO
675SR-R WORLD CHAMPION EDITION
EICMA2026 出展モデル
CFMOTOの3気筒スーパースポーツ「675SR-R」に、世界選手権での成功を祝う特別な1台が登場した。その名も「675SR-R ワールドチャンピオンエディション」。EICMA2026で披露された、Moto3世界王者へのトリビュートモデルである。

CFMOTOは、このモデルをマキシモ・キレス選手のMoto3世界選手権タイトル獲得と、CFMOTO Aspar Teamの成功を記念したスペシャルモデルと説明。ミラノショー(EICMA)発表のステージには、チームを率いるホルヘ・マルティネス“アスパー”氏も登壇した。
Moto3マシン直系の特別カラーに記念グラフィックとサインをプラス

最大の特徴は、CFMOTO Aspar Teamのイメージを取り入れた専用のレーシングカラーだ。公開された車両は、ゼファーブルーと呼ばれるCFMOTOのイメージカラーに鮮やかなピンクのラインを組み合わせ、カウルにはチームを象徴する「aspar」のロゴを配置。フロントからサイドまで、レーシングマシンを思わせるグラフィックでまとめられている。

さらに、世界タイトルを記念したグラフィックと、チャンピオンであるキレス選手のサインも採用。チームのカラーリングに、今回の栄冠を祝う専用のディテールを加えた仕立てとなっている。こうした専用カラー、記念グラフィック、チャンピオンのサインで、675SR-R本来の魅力をさらに高めている。

加えてCFMOTOの純正アクセサリーも採用されている模様。装着パーツ個々の名称や仕様までは発表されていないが、会場の現車を見る限り、シングルシートカバーやロゴ入りのスペシャルシートなどが装着されており、総裁の発表が今から楽しみだ。
ベースは675ccの並列3気筒スーパースポーツ・675SR-R
ベースとなった675SR-Rは、675ccの水冷4ストロークDOHC並列3気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツで、日本国内でも高い人気となっているモデル。最高出力は95.1PS/11000rpm、最大トルクは70N・m/8250rpmだ。
高強度クロムモリブデン鋼のフレームに、KYB製の前後サスペンションを組み合わせ、クイックシフターも装備。標準モデルには2チャンネルABSや、2段階に調整できるトラクションコントロールも採用されている。

また、会場に展示された現車には「エレクトリック・クラッチ」が装備されていたのも大きな注目ポイントの一つ。これはCFMOTOが順次導入を進めているデバイスで、その名の通り、発信・停止に関するクラッチレバーの操作がいらないシステム。クラッチレバーはそのまま残されているので、通常のMT車としても乗れ、機構的にはホンダのEクラッチシステムに非常に近い内容となっている。
この「エレクトリック・クラッチ」は、現在国内導入されているCFMOTOのモデルにはまだ装備されておらず、もし導入されれば、国内初の装備となるだけに、こちらにも期待したいところだ。

今回はショーバイクとしての出展で、市販時期や価格、日本への導入に関する案内はないが、675SR-Rは日本でも人気の高いモデルだけに、ぜひ国内導入してほしい1台。今後の展開を楽しみに待とう。
CFMOTO「675SR-R」の主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2020×728×1105mm |
| ホイールベース | 1400mm |
| 最低地上高 | 140mm |
| シート高 | 810mm |
| 車両重量 | 189kg |
| エンジン形式 | 水冷DOHC並列3気筒 |
| 総排気量 | 675cc |
| ボア×ストローク | 72×55.2mm |
| 最高出力 | 70kW(95.1PS)/11000rpm |
| 最大トルク | 70N・m/8250rpm |
| 燃料タンク容量 | 15L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ240mmディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70 R17・180/55 R17 |
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