まとめ:吉岡直矢
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1131ccへ排気量アップ! 新設計フレームと分割タンクで走りを磨き上げた
ホンダはミラノで開催されるEICMA2026に向け、大型アドベンチャーモデルのアフリカツインをフルモデルチェンジし、「CRF1150L AFRICA TWIN」として発表した。開発コンセプトには「Shaped by You. True Adventure for All」を掲げ、先代モデルから大きな進化を遂げている。

HONDA
CRF1150L AFRICA TWIN / ENDURO SPORT / ADVENTURE SPORT / Honda SENSING RIDE
2027年モデル(写真はADVENTURE SPORT DCT Honda SENSING RIDE)
総排気量:1131cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:850/830mm
車両重量:245~256kg

HONDA
CRF1150L AFRICA TWIN / ENDURO SPORT / ADVENTURE SPORT / Honda SENSING RIDE
2027年モデル(写真は標準モデル)
総排気量:1131cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:870/850mm
車両重量:237~247kg

HONDA
CRF1150L AFRICA TWIN / ENDURO SPORT / ADVENTURE SPORT / Honda SENSING RIDE
2027年モデル(写真はENDURO SPORTS)
総排気量:1131cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:890/870mm
車両重量:228~239kg
注目のエンジンは排気量を1131ccへと拡大した水冷4ストロークSOHC4バルブ直列2気筒で、最高出力は87.5kW(119PS)/7500rpm、最大トルクは119N・m(12.14kgf・m)/5750rpmを発揮する。ボア径の拡大や圧縮比の向上、吸排気システムの最適化に加え、ギア比も見直すことで、力強い加速性能と快適なクルージング性能を獲得した。
車体面では新設計のフレームとスイングアームを採用し、剛性バランスを見直すことで先代比1.4kgの軽量化を達成している。さらに燃料タンクを分割してシート下にも配置するレイアウトを取り入れ、低重心化を図ることで低速時の取り回しのしやすさとコントロール性を高めた。スタイリングは往年の「Twin Eyes」を継承しつつシンプルで機能的な外観に昇華させ、タンク両側にはシルバーと黒のモノトーンで描かれた新エンブレム「Honda Flagship WING」が配されている。
制御面では6種類のライディングモードを備え、パワー、トラクションコントロール、ABS、DCT、電子制御サスペンションを統合コントロールする。
本格オフから快適ロングツアラーまで! 個性が際立つ3タイプへ
2027年モデルのアフリカツインには、新たに“エンデューロスポーツ”が追加され、ライダーの3つのタイプが展開されるのもトピックだ。
![画像: CRF1150L Africa Twin [Mat Sandstorm Beige]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2026/11/02/0a239ad202011fada499e44eb77bfe1ea12f0244.jpg)
CRF1150L Africa Twin [Mat Sandstorm Beige]
![画像: CRF1150L Africa Twin [Pearl Glare White (Tricolour)]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2026/11/02/786a2a4388e279a37aaabd9fe11d335c691ae4af.jpg)
CRF1150L Africa Twin [Pearl Glare White (Tricolour)]
スタンダードの「CRF1150L Africa Twin」は、オフロード性能とツーリング性能を高次元で両立させたモデルだ。HMIの刷新とともに電動アジャストスクリーンやSHOWA EERA電子制御サスペンション、ホンダスカイフック制御、スマートキーシステムなどの先進装備を搭載する。ホイールサイズは前21/後18インチ。MTとDCTがラインナップされる。
![画像: CRF1150L Africa Twin Adventure Sports Honda SENSING RIDE [Pearl Glare White (Tricolour)]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2026/11/02/281aad4e9d2eff8d2141ba70bfd51ff117b894ca.jpg)
CRF1150L Africa Twin Adventure Sports Honda SENSING RIDE [Pearl Glare White (Tricolour)]
![画像: CRF1150L Africa Twin Adventure Sports Honda SENSING RIDE [Mat Ballistic Black Metallic]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2026/11/02/7b6d3eb507eb280f8b1deb76d38508e24363ba0b.jpg)
CRF1150L Africa Twin Adventure Sports Honda SENSING RIDE [Mat Ballistic Black Metallic]
長距離適性を追求した「CRF1150L Africa Twin Adventure Sports」は、24Lの大容量タンクや19インチフロントホイール、大型ウインドスクリーンを備え、高速巡航時の安心感と快適性を高めている。MTとDCT、さらにHonda SENSING RIDE(DCTのみ)の3グレードが展開される。
![画像: CRF1150L Africa Twin Enduro Sports [Extreme Red]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2026/11/02/5525e4bd6fbd590cdab7b1f7840622f0500319e7.jpg)
CRF1150L Africa Twin Enduro Sports [Extreme Red]
そして新設定された「CRF1150L Africa Twin Enduro Sports」は、ダカールラリー参戦マシンCRF450 RALLY譲りのフロントサスペンションや専用の「CRFストリームライン」デザインを採用し、本格的なオフロード走行を求めるライダーに向けたタフな仕様となっている。ホイールサイズはもちろん前21/後18インチ。MTとDCTがある。
前後ミリ波レーダーとDCTが高度に融合! 二輪初搭載「Honda SENSING RIDE」の衝撃
今回の目玉となるのが、Adventure SportsのDCT仕様に初搭載された二輪車用先進安全運転支援システム「Honda SENSING RIDE」だ。四輪車で培った技術をベースに開発され、車体の前後に配置されたミリ波レーダーが周辺状況をリアルタイムで検知する。



2010年に二輪車へ世界初投入されたDCTとこのシステムが融合したことで、設定車速や車間距離を維持するACC(アダプティブクルーズコントロール)に、発進と停止を自動制御するストップ&ゴー機能が追加された。四輪では一般的になってきた技術だが、二輪車でこれを実現したことが大きい。これにより、街乗りや渋滞時におけるライダーの操作負担が大幅に軽減される。

アダプティブクルーズコントロール

DCTとの協調制御でストップ&ゴー対応

グループライドアシスト(千鳥走行対応)

ディスタンスアシスト
また、車間維持を助けるディスタンスアシストや二輪特有の千鳥走行に対応するグループプライドアシストを搭載する。前者はACCの機能の一部を使うような機能で、通常はライダーの手動操作通りの加減速をするが、車間距離が設定したところまで縮まると“車間距離のリミッター”のように働き、スロットル一定のままでも前走車の加減速に合わせて車間距離を保持してくれるという優れもの。自分でスロットル操作をしたいが、前走車の無駄な加減速に付き合いたくないという場面でとても役に立つはずだ。そして後者は、これまでのものが真正面の前走車に追従するものだったのに対し、互い違いに効率的に並ぶ千鳥走行でも斜め前の車両をきっちり検知できるようになったもの。これにより集団走行中のACCの実用性が飛躍的に高まるに違いない。

エマージェンシーブレーキアシスト

前方衝突警告

ブレーキパルス

ブラインドスポットインフォメーション
さらに衝突回避支援として前方衝突警告、ブレーキパルス(前方衝突警告に加え、弱く断続的なブレーキでライダーに振動を伝えて警告を発する)、エマージェンシーブレーキアシスト(緊急時にブレーキの握りが甘いライダーをアシストし、必要な最大限の制動力を発揮)を備え、後方警戒としては死角の車両をミラーインジケーターで知らせるブラインドスポットインフォーメーション、後方車両接近通知、後方衝突警告を装備する。これら全10種類の機能でライダーをサポートし、ホンダが掲げる2050年交通死者数ゼロ目標に向けた大きな前進を示している。

後方衝突警告

後方車両接近通知
二輪初のケミカルリサイクル素材! サステナブルマテリアル採用で未来を見据える
走りと安全性の追求にとどまらず、環境技術への挑戦も抜かりはない。ホンダは2050年のサステナブルマテリアル率100パーセントを目指しており、今モデルには多彩な環境素材が投入された。


エンブレムやテールランプには二輪車初となるケミカルリサイクルアクリル材を使用し、アッパーカバーやリアフェンダーステー周辺には二輪車初適用となるケミカルリサイクルナイロン材を採用した。ウインドスクリーンやディフレクターには植物由来のバイオマスエンジニアリングプラスチックである「DURABIO」を採用している。さらにポストコンシューマーリサイクル材やプレコンシューマーリサイクル材も各部に活用し、高い機能性と環境負荷軽減を高次元で両立している。
ホンダ「CRF1150L アフリカツイン アドベンチャースポーツ/DCT/Honda SENSING RIDE」









| 全長×全幅×全高 | 2310×960×1460-1590mm |
| ホイールベース | 1575mm |
| 最低地上高 | 220mm |
| シート高 | 850/830mm |
| 車両重量 | 245kg(DCT=255kg)[ホンダセンシング=256kg] |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 1131cc |
| ボア×ストローク | 94×81.5mm |
| 圧縮比 | 12.1 |
| 最高出力 | 87.5kW(119PS)/7500rpm |
| 最大トルク | 119N・m(12.14kgf・m)/5750rpm |
| 燃料タンク容量 | 24.2L |
| 変速機形式 | マニュアル6速/DCT6速 |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ256mmディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 110/80/R19 M/C 59V・150/70/R18 M/C 70H |
| 燃料消費率(WMTCモード値) | 19.6km/L(DCT=18.5km/L) |
ホンダ「CRF1150L アフリカツイン/DCT」













| 全長×全幅×全高 | 2330×945×1415-1535mm |
| ホイールベース | 1575mm |
| 最低地上高 | 240mm |
| シート高 | 870/850mm |
| 車両重量 | 237kg(DCT=247kg) |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 1131cc |
| ボア×ストローク | 94×81.5mm |
| 圧縮比 | 12.1 |
| 最高出力 | 87.5kW(119PS)/7500rpm |
| 最大トルク | 119N・m(12.14kgf・m)/5750rpm |
| 燃料タンク容量 | 18.8L |
| 変速機形式 | マニュアル6速/DCT6速 |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ256mmディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21M/C 54H・150/70/R18 M/C 70H |
| 燃料消費率(WMTCモード値) | 19.6km/L(DCT=18.5km/L) |
ホンダ「CRF1150L アフリカツイン エンデューロスポーツ/DCT」












| 全長×全幅×全高 | 2340×945×1440mm |
| ホイールベース | 1585mm |
| 最低地上高 | 260mm |
| シート高 | 890/870mm |
| 車両重量 | 228kg(DCT=239kg) |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 1131cc |
| ボア×ストローク | 94×81.5mm |
| 圧縮比 | 12.1 |
| 最高出力 | 87.5kW(119PS)/7500rpm |
| 最大トルク | 119N・m(12.14kgf・m)/5750rpm |
| 燃料タンク容量 | 18.8L |
| 変速機形式 | マニュアル6速/DCT6速 |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ256mmディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21M/C 54H・150/70/R18 M/C 70H |
| 燃料消費率(WMTCモード値) | 19.6km/L(DCT=18.5km/L) |
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