監修者:岡本修(Webライター)
大学時代から大型バイクに乗り、街乗りからサーキットまで幅広く走行。ジャケットやグローブといったギアを集めるのが好きで、最新商品を日頃からチェックしている。
◾️ライダー歴:18年
◾️保有免許:大型自動二輪
◾️バイク遍歴:Ninja400R、GSX1300R HAYABUSA、Dio110、YZF-R6、Ninja ZX-10R、BMW S1000RR
本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がWebオートバイに還元されます。
バイク用パーカー選びの結論
- 安全性を重視するなら、肩・肘・胸部のCEレベルと、胸部・背中が標準装備か別売りかを確認する
- 真冬まで1着で乗るなら着脱インナー付き、春や秋も長く着るならソフトシェルがおすすめ
- 走行中のバタつきを防ぐため、フードが外せるか、固定できるかを確認する
バイク用パーカーとは? 普段着のパーカーとの違い
バイク用パーカーは、普段着のような見た目のまま、肩や肘などにプロテクターを内蔵できるライディングウェアです。街乗りや通勤、ツーリング先での散策まで、着替えずにそのまま過ごせるのが最大の魅力です。
普段着のパーカーとの違いは、大きく3つあります。
- プロテクター:肩・肘・背中にプロテクターを標準装備、または後から追加できる
- ライディングカット:前傾姿勢でも背中や手首が出にくいよう、袖や着丈が長めに作られている
- 走行風対策:防風素材や袖口・裾の絞りで、風の侵入を抑える

<画像>バイク用パーカーと普段着のパーカーの違い
特に注意したいのはフードです。普段着のパーカーは、走行中にフードが風を受けてバタつき、首が後ろに引っ張られることがあります。バイク用はフードを取り外せたり、収納できたりと、走行中の対策がされているモデルが多くあります。
秋から冬にかけては、朝晩の冷え込みと日中の気温差が大きくなる季節です。重装備のジャケットほど構えず、それでいて安全性は確保したい。そんなライダーにとって、バイク用パーカーはちょうどいい選択肢です。
【監修者の一言】
バイク用パーカーは、「いかにもライディングウェア」という見た目に抵抗がある方や、目的地での散策を楽しみたい方に最適なアイテムです。普段着のように見えても、転倒時の摩擦に強い生地やライディング専用の裁断、プロテクターの装着機能など、安全面での工夫が詰まっています。
選ぶ際は、肩・肘・背中だけでなく胸部プロテクターが装着可能か、また走行時にフードを固定・脱着できるかをチェックするのがおすすめです。
素材とタイプで選ぶバイク用パーカー
バイク用パーカーは、表地の素材によって防風性と使える季節が大きく変わります。秋冬に使うなら、まず「風を通すか、通さないか」で選ぶのがポイントです。

<画像>バイク用パーカーの素材とタイプ
| タイプ | 特徴 | 向いている季節 |
|---|---|---|
| スウェット系 | 普段着に近い見た目と柔らかい着心地。防風性は低め | 秋口・春先の街乗り |
| ソフトシェル・防風フィルム系 | 伸縮性があり、風を通しにくい。撥水加工のモデルも多い | 秋〜初冬の3シーズン |
| ナイロン・コーデュラ系 | 摩擦に強い生地で、転倒時の擦れに配慮 | 通年(インナーで温度調整) |
| 着脱インナー付き | アウターと保温インナーの二重構造。組み合わせで温度調整できる | 秋〜冬のオールシーズン |
真冬まで1着で乗りたいなら、着脱インナー付きのモデルが有力です。寒い日はインナーを付け、暖かい日は外して、気温に合わせて使い分けられます。
スウェット系は見た目の自由度が高い反面、走行風が生地を抜けやすく、気温10℃を下回る頃からは寒さを感じやすくなります。冬に着るなら、防風インナーとの重ね着を前提に考えましょう。
安全性で選ぶバイク用パーカー
バイク用パーカーの安全性は、どの部位に、どのレベルのプロテクターが入っているかで決まります。購入前に、次の3点を商品ページで確認しましょう。

<画像>バイク用パーカーの安全性
- 部位:肩・肘・背中・胸部のどこに入っているか
- CEレベル:レベル1よりレベル2のほうが、衝撃を伝える力が小さく保護性能が高い
- 標準装備か別売りか:背中や胸部はポケットだけで、プロテクターは別売りのモデルも多い
CE規格の数値や見分け方は、記事後半の「プロテクターのCE規格をもっと詳しく」で解説しています。
使い勝手で選ぶバイク用パーカー
パーカーならではの使い勝手は、フードの扱いと袖口・裾の作りで差が出ます。サイズは、インナーを着た状態で前傾姿勢をとって確認するのが基本です。
フードの扱い
- 取り外し式:走行中はフードを外し、降りたら付ける。バタつきの心配がない
- 固定・収納式:スナップやベルトでフードを留められる。外す手間がない
- 固定なし:見た目は普段着に近いが、走行中にフードが風をはらみやすい
高速道路を走る機会が多いなら、取り外し式か固定式を選びましょう。
【監修者の一言】
バイク用パーカーを選ぶ際は、プロテクターとインナーを着用した状態で試着するのが失敗しないコツです。まっすぐ立った状態だけでなく、愛車のポジションに合わせて腕を伸ばしたり前傾姿勢をとったりして、袖丈や着丈(背中が出ないか)を確認しましょう。
また、袖口がベルクロ等でしっかり絞れるか、裾のドローコードで巻き込み風を防げるかも、長距離走行での快適性を大きく左右する重要ポイントです。
袖口・裾・首元
袖口や裾に絞り(ベルクロ、リブ、ドローコード)があると、走行風の侵入を防げます。グローブの上から袖口を締められるかも確認しておきたいポイントです。冬に使うなら、首元までジッパーを閉められるハイネック仕様だと冷えを抑えられます。
サイズの選び方
プロテクターが入る分、普段着のパーカーより窮屈に感じることがあります。秋冬はインナーを重ねる前提で、次の2点を試着で確認しましょう。
- ハンドルを握る姿勢で、肘のプロテクターが肘の先端に当たっているか
- 前傾したときに、袖から手首が出たり、背中が出たりしないか
普段着のサイズで窮屈なら、ワンサイズ上げるのが目安です。メーカーによって身幅や袖丈の設計が異なるため、必ずサイズ表で実寸を確認してください。
【監修者の一言】
バイク用パーカーのサイズ選びで最も重要なのは、プロテクターが正しい位置に固定されることです。インナーを着込むためにワンサイズ上げる場合でも、ウェアの中でプロテクターがガバガバと動いてしまうものは避けてください。転倒時にプロテクターがズレてしまうと十分な保護効果が得られません。乗車姿勢をとったときにプロテクターがしっかり肘や肩にフィットしつつ、背中や手首が出ないジャストなサイズ感を見極めましょう。
おすすめのバイク用パーカー10選
今回は2026年秋冬の新作と、複数シーズンにわたって販売が続くロングセラーから選びました。おすすめのバイク専用パーカー10着をご紹介します。
ソフトシェル系|クシタニ K-1399 ミッドパーカー
クシタニ(KUSHITANI)の防寒ミッドレイヤーです。
防風透湿フィルムを挟み込んだ3層構造のストレッチ生地を採用した、2026年秋冬モデル。軽やかな着心地に加え、袖口のサムホール仕様により手首からの冷気をしっかりシャットアウトします。
後ろ裾のリフレクトプリントや、1枚でも様になる優れた質感・デザイン性も大きな魅力です。
こんな人に特におすすめ:手持ちのジャケットの下に着て、真冬の防寒性を底上げしたい人
【監修者の一言】
プロテクターは入っていないため、肩・肘・背中・胸部の保護は上に着るジャケット側か、インナープロテクターで確保しましょう。防風フィルム入りのストレッチ生地はそれ自体が風を止めるので、薄手のパーカーやジャケットでも真冬の防寒力をぐっと底上げできます。
サムホールに親指を通して袖口を手首まで覆い、その上からグローブをかぶせると、冬のツーリングでいちばん冷える手首の隙間風を防げます。ハイネックのフードは上に着るジャケットの襟と干渉しないか、重ね着した状態で試着して確かめましょう。
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ソフトシェル系|デイトナ DJ-005 ソフトシェルジャケット
デイトナ(DAYTONA)のライディングパーカーです。高い防風性とストレッチ性能を兼ね備えたソフトシェル素材を使用し、カジュアルに羽織れるシンプルなデザインに仕上げています。
裏地はメッシュを採用し、腕と脇下にベンチレーションを備えることで、長い季節で快適に着用可能。中綿や脱着インナーを省き着回しやすさを重視したほか、冬場の重ね着を考慮した若干オーバーサイズのシルエットに設定されています。
脱着式フードに加え、肩・ひじ・背中にはプロテクターを標準装備し、胸部へのSAS-TEC追加装着にも対応しています。
こんな人に特におすすめ:冬場にしっかりインナーを着込みたい人
【監修者の一言】
肩・肘・背中の標準プロテクターに加え、胸部にも別売の「SAS-TEC」を追加できる拡張性の高さが魅力的です。フードが脱着可能で高速走行時のバタつきも防げるため、安全性と快適性を妥協したくない方におすすめです。

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ソフトシェル系|アルパインスターズ RADIUM TECH HOODIE 4202624
アルパインスターズ(Alpinestars)のライディングパーカーです。RADIUM TECH HOODIE 4202624は、伸縮性に優れた4WAYストレッチの3Lテックシェルを採用し、高い運動性と快適な着心地を実現した高機能モデルです。
蒸れを抑えるメッシュライナーや防水ポケットを備え、実用性も抜群。さらに、肩と肘には高い柔軟性と通気性を誇る薄型のCE規格レベル1「NUCLEON FLEX PLUS」インナープロテクターを搭載し、スマートなシルエットと優れた安全性を両立しています。
こんな人に特におすすめ:普段着に近い見た目で、ウェア全体の安全規格にもこだわりたい人
【監修者の一言】
肩・肘のプロテクターだけでなく、ウェア本体がクラスA認証を取得している点がおすすめポイントです。記事後半で触れているとおり、パーカーで生地そのものの認証まで取っているモデルは多くありません。背中と胸部はポケットのみで別売りなので、同社のNUCLEONシリーズを追加しておくと安心です。フードは背中のループで素早く着脱でき、裾の内側にはパンツと連結できるスナップも備えています。生地は防風性のある薄手のシェルなので、冬は保温インナーを重ねる前提で考えてください。
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ソフトシェル系|HYOD ST-X FLEXIBLE WINTER PARKA
ヒョウドウ(HYOD)のウインタージャケットです。
ST-X FLEXIBLE WINTER PARKA〔MINERVA〕は、軽さと動きやすさ、そして優れた防風・防寒性をバランスよく備えたフーデッドモデルです。DYNAMICレザースーツ譲りの「MINERVA」デザインを取り入れ、スポーティで存在感のあるスタイルを確立しています。
オリジナル素材による優れた耐候性と、冬のライディングを快適にする温もりを兼ね備えた一着です。
こんな人に特におすすめ:着ぶくれせずに暖かく、デザインでも個性を出したい人
【監修者の一言】
中綿も着脱インナーもないのに暖かいのは、防風・防水フィルムを挟んだ三層生地と、背中のシープボアで保温しているからです。ウインタージャケット特有の着ぶくれがなく、前傾姿勢でも生地が突っ張らないのは、レーシングスーツ由来のST-Xパターン譲り。肩・肘にはD3O Diablo(CEレベル1)を標準装備し、胸部はアタッチメント、背中はオプションのD3Oで強化できます。ライナーレスのため、真冬の高速道路では裏起毛のハイネックインナーなどを身につけることを前提にしたほうがいいでしょう。
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ナイロン・コーデュラ系|RSタイチ RSJ352 コーデュラ フーディ
RSタイチ(RS TAICHI)の、通年販売モデルとして展開されている定番フーディです。耐摩耗性に優れたCORDURA®混紡の高強度スウェット生地を使い、ストリート向けのデザインに仕上げています。
フードのドローコードはジャケット内側のホックに固定でき、走行中のバタつきを防止。肩・ひじにはCEレベル1のソフトプロテクター、背中にはフォームパッドを標準装備し、別売りの胸部プロテクターもCPSで装着できます。タンクへの傷を防ぐスライダーカバーなど、バイク用ならではの配慮も特徴です。
こんな人に特におすすめ:普段着に近い見た目で、春秋の街乗りを楽しみたい人
【監修者の一言】
スウェットの快適さと、高強度のコーデュラ素材による優れた耐摩耗性を両立した完成度の高い一着です。転倒時のダメージを軽減する生地に加え、胸部プロテクターの追加にも対応しているため、見た目はカジュアルでもしっかり安全を確保できます。

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ナイロン系|RSタイチ RSJ726 モンスター オールシーズンパーカ
RSタイチ(RS TAICHI)の、ミリタリーテイストのオールシーズンパーカーです。2026年秋冬のラインナップにも並ぶ定番で、立体感のあるフラップ付きポケットを複数配置しています。
アウターと保温インナーの二重構造で、それぞれ単体でも着用可能。脇下のベンチレーション、腕のバタつき調整ボタン、甲側が裏起毛のハンドウォーマーポケットなど、走行時の細部まで作り込まれています。肩・ひじにはCEレベル1のソフトプロテクター、背中にはフォームパッドを標準装備し、フードとネックウォーマーは着脱できます。
こんな人に特におすすめ:デザインにこだわりつつ、真冬のツーリングまで1着で楽しみたい人
【監修者の一言】
ミリタリーテイストのデザイン性だけでなく、腕のバタつきを抑えるボタンやハンドウォーマーポケットなど、ライディング中の「あったら嬉しい」機能が満載です。高速走行や長距離移動でも疲れにくく、実用性を追求した仕上がりになっています。

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スウェット系|ダイネーゼ DAEMON-X SAFETY HOODIE FULL ZIP
ダイネーゼ(Dainese)の、柔らかいフリース素材を使ったフーディーです。見た目は普段着そのままですが、肩とひじには薄くかさばらないソフトプロテクター「Pro-Shape 2.0」(CE EN1621-1適合)を装備し、背中には別売りのバックプロテクターを入れられるポケットがあります。
フードはロールアップして固定でき、そのとき反射バンドが現れて視認性を高めます。フードのドローストリングにBluetoothイヤホンを取り付けられるなど、街乗り向けの工夫も特徴です。
こんな人に特におすすめ:バイクを降りた後も、普段着として過ごしたい人
【監修者の一言】
着心地の良いフリース素材でありながら、欧州安全規格(CE適合)をクリアした極薄プロテクター「Pro-Shape 2.0」を標準装備しているのが大きな強みです。身体のラインを崩さずに万が一の衝撃を吸収できるため、シルエットの美しさと安全性を高次元で両立しています。

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スウェット系|コミネ JK-604 プロテクトKVパーカ
コミネ(KOMINE)の、2019年の発売以来販売が続くスウェットパーカです。見た目は普段着そのままに、袖の外側と背中上部の裏地には、耐摩耗性・耐切創性に優れたケブラー(アラミド繊維)を使用しています。
肩・ひじにはCEレベル2のソフトプロテクター、胸部にはハードタイプのプロテクター、背中にはEVAパッドを標準装備。フードは首元のジッパーを閉じることで、走行中のバタつきを抑えられます。
2万円以下で胸部プロテクターまでそろう、コストパフォーマンスの高い1着です。
こんな人に特におすすめ:予算2万円以内で、胸部プロテクターまでそろえたい人
【監修者の一言】
2万円以下の価格帯でありながら、胸部ハードプロテクターまで標準装備しているコストパフォーマンスの高さが圧倒的です。「まずは手頃な価格で安全なライディングウェアを揃えたい」というビギナーの方にも非常に強い味方になってくれるでしょう。

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着脱インナー付き|RSタイチ RSJ736 モトレック ウインターパーカ
アールエスタイチ(RS TAICHI)の2026年秋冬の新作で、マウンテンパーカースタイルのウインタージャケットです。
アウターに防水・防風素材を使用し、急な雨や冷たい風の侵入を軽減します。中綿入りのインナーはファスナーで本体に接続でき、着脱式のフードとあわせて気温やシーンに応じた調整が可能です。
肩・ひじにはCEレベル2のソフトプロテクター、背中にはフォームパッドを標準装備し、別売りの胸部プロテクターもCPSで装着できます。眼鏡フックや前後の反射材など、ツーリングに役立つ細かな装備もそろっています。
こんな人に特におすすめ:急な雨にも備えつつ、秋から春先まで1着で走りたい人
【監修者の一言】
肩・肘に衝撃吸収能力の高い「CEレベル2」プロテクターを標準装備しており、安全面への配慮が非常に優秀なモデルです。防水・防風のアウターと脱着式インナーの組み合わせにより、天候や気温の変化が激しいロングツーリングでも安心して着用できます。

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着脱インナー付き|コミネ JK-5795 エニグマG2 ソフトシェルパーカ
コミネ(KOMINE)のソフトシェル素材のウインターパーカです。
防風性と保温性を備えた3層構造のソフトシェルに着脱式の保温ライナーを組み合わせ、前後のベンチレーションの開閉で長いシーズンに対応します。
胸・肩・ひじにはCEレベル2のソフトプロテクター、背中には脊椎プロテクターを標準装備しており、今回紹介する中で最も保護性能の高いモデルです。フードは着脱でき、前面・腕・背面にはリフレクターも備えています。
こんな人に特におすすめ:胸・肩・ひじをすべてCEレベル2で守りながら、真冬まで走りたい人
【監修者の一言】
肩・肘だけでなく胸部までCEレベル2のソフトプロテクターを標準装備しており、プロテクターの安全性においては今回のラインナップ中でトップクラスです。別売りパーツを追加購入しなくても、別売りパーツを追加購入しなくても、胸・肩・肘の3か所をCEレベル2のプロテクターで守れる点が魅力です。

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比較一覧・用途別おすすめ
| 商品 | 参考価格(公式・税込) | こんな人に |
|---|---|---|
| クシタニ K-1399 | 25,300円 | 手持ちのジャケットの下で防寒性を上げたい |
| デイトナ DJ-005 | 19,580円 | 冬場にしっかりインナーを着込みたい |
| アルパインスターズ RADIUM TECH HOODIE | 31,790円 | 普段着に近い見た目で、安全規格にもこだわりたい |
| HYOD ST-X FLEXIBLE WINTER PARKA | 40,700円 | 着ぶくれせず暖かく、個性も出したい |
| RSタイチ RSJ352 | 22,990円 | 普段着感覚で春秋の街乗りを楽しみたい |
| RSタイチ RSJ726 | 39,380円 | デザインにこだわりつつ真冬まで乗りたい |
| ダイネーゼ DAEMON-X | 39,600円 | 降りた後も普段着として過ごしたい |
| コミネ JK-604 | 18,150円 | 予算2万円以内で胸部プロテクターまでそろえたい |
| RSタイチ RSJ736 | 37,400円 | 急な雨にも備えて、秋から春先まで1着で走りたい |
| コミネ JK-5795 | 26,950円 | 胸・肩・ひじをCEレベル2で守り、真冬まで走りたい |
プロテクターのCE規格をもっと詳しく
ここでは、商品ページのプロテクター表記を読み解くための、CE規格の基礎知識をまとめます。
部位ごとのCE規格とレベル
日本にはバイク用プロテクターの公的な安全規格がないため、欧州の「CE規格」が選ぶ目安になります。プロテクターは部位ごとに規格が分かれていて、衝撃を伝える力が小さいほど保護性能が高いと評価されます。
| 部位 | 規格 | レベル1 | レベル2 |
| 肩・肘 | EN1621-1 | 平均伝達力 35kN以下 | 平均伝達力 20kN以下 |
| 背中 | EN1621-2 | 平均伝達力 18kN以下 | 平均伝達力 9kN以下 |
| 胸部 | EN1621-3 | ― | ― |
胸部プロテクターにも専用の規格がありますが、パーカーでは別売りのことがほとんどです。
「標準装備」と「別売り」を見分ける
バイク用パーカーは、肩と肘にCEレベル1のプロテクターを標準装備し、背中と胸部はポケットだけ用意して別売りにしているモデルが多く見られます。また、背中のポケットに入っているのが簡易的なパッドだけのこともあります。
安全性を重視するなら、商品ページで「背中:CEレベル◯」と明記されているかを確認し、必要に応じて別売りのプロテクターに交換しましょう。
「CE認証のウェア」とは別物
「CE規格プロテクター装備」は、プロテクター単体が規格を満たしているという意味です。ウェア全体の耐摩耗性などを評価する規格(EN17092)とは別のものです。生地の擦れに対する強さは、コーデュラなどの素材表記から判断しましょう。
【監修者の一言】
カタログの「プロテクター装備」という表記だけで安心せず、「どの部位に」「どのレベルのプロテクターが入っているか」まで確認することが重要です。
特に胸部や背中は別売りや簡易パッド仕様になっているケースが多いため、購入時に対応するCE規格のプロテクターを追加・交換するのがおすすめです。また、生地自体の耐摩耗性を意識して選ぶと、万が一の転倒時にもしっかりと身体を守ることができるでしょう。
よくある質問
Q. 真冬まで1着で乗るなら、どれを選べばいいですか?
着脱できる保温インナーを備えたタイプが候補になります。寒い日はインナーを付け、暖かい日は外せるので、秋から冬まで長く使えます。保護性能も重視するなら、胸・肩・肘のプロテクターがCEレベル2のモデルを選ぶと安心です。
Q. バイクを降りた後も、普段着として着られるものはありますか?
スウェット系やフリース系のモデルは、見た目がほぼ普段着のパーカーなので、降車後もそのまま過ごせます。ただし、生地が風を通しやすく防風性は高くありません。冬に着るなら、防風インナーを重ねましょう。
Q. 胸部プロテクターは追加したほうがいいですか?
安全性を重視するなら、追加をおすすめします。胸部プロテクターを標準装備しているモデルはまだ少なく、多くは専用ポケットやアタッチメントだけが用意されています。対応する別売りプロテクターがあるかも、購入前に確認しておきましょう。
Q. 普段着のパーカーでバイクに乗るのは危険ですか?
法律で禁止されているわけではありませんが、プロテクターがなく、生地も転倒時の擦れを想定していません。走行中にフードが風を受けてバタつくのも危険です。普段着で乗るなら、少なくともインナー型のプロテクターを併用しましょう。
Q. 雨の日でも着られますか?
メーカーが「防水仕様」と明記しているモデルなら、ある程度の雨に対応できます。多くのモデルは撥水加工や防風素材にとどまるため、雨の日はレインウェアを上から着ましょう。防水モデルでも、外側のポケットは防水ではない場合があります。
Q. ワークマンなどで売っている防寒着をバイクに使っても大丈夫ですか?
防寒・防水の面では十分に使えますが、プロテクターが入っていない点に注意が必要です。必ずインナー型のプロテクターを中に着用しましょう。走行中にバタつかないよう、フードは外しておくのがおすすめです。
Q. 転倒した後も、同じプロテクターを使い続けて大丈夫ですか?
強い衝撃を受けたプロテクターは、見た目に異常がなくても衝撃吸収性能が落ちている可能性があります。転倒後は新しいプロテクターに交換しましょう。パーカー本体も、破れや縫い目のほつれがないか確認してください。
まとめ:バイク用パーカーで、秋冬のライディングを気軽に安全に
バイク用パーカーを選ぶときは、見た目だけでなく、どの部位にどのCEレベルのプロテクターが入っているか、胸部と背中が標準装備か別売りかまで確認することが大切です。
お気に入りの1着を長く快適に使うために、次の3つを習慣にしてみてください。

<画像>バイク用パーカーを快適に使うためのTIPS
ポイント①:洗濯の前にプロテクターを外す
プロテクターを入れたまま洗うと、型崩れや劣化の原因になります。洗濯表示を確認し、プロテクターを外してから洗いましょう。戻すときは、肩と肘の位置がずれていないか確認してください。
ポイント②:インナーで温度を調整する
防風インナーや保温インナーを重ねれば、同じパーカーでも使える期間が長くなります。着脱インナー付きのモデルなら、休憩中はインナーだけで過ごすこともできます。
ポイント③:ハンガーにかけて保管する
プロテクターの重みで型崩れしないよう、肩幅に合ったハンガーにかけ、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管しましょう。
ライディングジャケットほど構えずに、すぐ羽織って走り出せるのがバイク用パーカーの魅力です。この記事を参考に、この秋冬を一緒に走る1着をぜひ見つけてください。
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