「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2026」で400ccクラスの第1位に輝いたホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」。デビューイヤーにして大人気を博した」“王道ネイキッド”のルーツをたどり、その系譜を解説する。

まとめ:オートバイ編集部
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ホンダ「CB400 SUPER FOUR」の系譜

画像: HONDA CB400 SUPER FOUR E-Clutch 2026年モデル 総排気量:399cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:780mm 車両重量:187kg 価格:99万8800円

HONDA
CB400 SUPER FOUR E-Clutch
2026年モデル

総排気量:399cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:780mm
車両重量:187kg

価格:99万8800円

ベストバランス400の称号は新型でも譲らない

丸1眼ヘッドライトに、抑揚のあるスマートなスタイリング。そして扱いやすさと速さ。約4年の空白期間を経て、復活を果たした新型CB400スーパーフォアは、完全新設計でありながら初代から続く伝統を継承した1台だ。

系譜は1992年にまで遡る。1989年にカワサキから登場し、ネイキッドブームを起こしたゼファー。これを追撃すべくホンダはCB400SFを送り込む。

「プロジェクトBIG-1」をコンセプトに、グラマラスなボディとCBR400RR系の水冷直4を採用。スタンダードなデザインと扱いやすくも爽快な走り、実用性の高さで大ベストセラーとなった。その万能さは教習車に採用されるほどで、お世話になった人も多いはずだ。

各社からネイキッドが多数発売されたが、2000年代にブームが去り、排出ガス規制の強化でライバルが姿を消していく。しかしCB400SFは、1999年型でバルブ制御システムの「ハイパーVTEC」を投入。規制対応と胸のすく走りを両立し、400クラスとネイキッドを代表する1台として君臨した。

排出ガス規制の強化によって2022年型で終売。従来型は、日本の道路環境に〝ベストバランス〟と評価する声が多かった。新型は全てが新設計だが、ネイキッドの王道を行くそのコンセプトは変わらず、Eクラッチなどの最新装備で一段と進化を遂げているはずだ。

画像: HONDA CB400 SUPER FOUR(左) 2022年 当時価格:88万4400円〜92万8400円 CB400 SUPER FOUR E-Clutch (右)

HONDA
CB400 SUPER FOUR(左)
2022年
当時価格:88万4400円〜92万8400円

CB400 SUPER FOUR E-Clutch (右)

CB400 SUPER FOUR 主なスペック(2022)
●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 ●総排気量:399cc
●最高出力:56PS/11000rpm ●最大トルク:4.0kgf・m/9500rpm ●車両重量:201kg
●シート高:755mm ●燃料タンク容量:18L● タイヤサイズ 前・後:120/60ZR17・160/60ZR17

CB400SFは34年の進化の中でJBOTY クラス首位を13回獲得

NC31(1992)

399cc水冷DOHC直4は53PSを発揮し、丸パイプのダブルクレードルとツインショックで、扱いやすさと躍動感を両立。ネイキッドの定番を築いた一台。JOBY 400ccクラス1992年、1996-1997年で1位を獲得。

画像: NC31(1992)

NC39前期(1999)

53PSを発生する直4エンジンに、回転数に応じて4バルブ化するHYPER VTECを初採用。車重188kgの軽快な車体と力強い高回転域で、大きく進化させたモデル。JOBY 400ccクラス2001年、2003-2004年で1位を獲得。

画像: NC39前期(1999)

NC39中期(2002)

399cc水冷直4に搭載されるVTECの切替を1~5速は6300rpm、6速は6750rpmに設定することで高速巡航時の扱いやすさを磨いた。JOBY 400ccクラス2001年、2003-2004年で1位を獲得。

画像: NC39中期(2002)

NC42前期(2007)

最高出力53PS、399cc水冷直4にPGM-FIを採用し、さらに進化したVTECで俊敏さと扱いやすさを両立。車重194kg、シート高755mm。ABS仕様も設定された。JOBY 400ccクラス2007-2010年で4年連続1位を獲得。

画像: NC42前期(2007)

NC42後期(2017)

LEDヘッドライトやギアポジション表示を採用し、質感と実用性を向上。2018年型では吸排気系を見直し、399cc水冷直4は56PSへ出力アップした。2020年のJOBY 400ccクラスで1位を獲得。

画像: NC42後期(2017)

NC70(2026)

新開発399cc水冷DOHC直4は58PSを発揮し、Honda E-Clutchとスロットルバイワイヤを標準装備。4種の走行モード、5インチTFTメーターを備える。

画像: NC70(2026)

ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2110×770×1085mm
ホイールベース1405mm
最低地上高135mm
シート高780mm
車両重量187kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク55×42mm
圧縮比12.3
最高出力43kW(58PS)/11000rpm
最大トルク38N・m(3.9kgf・m)/9750rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角25°
トレール量99mm
ブレーキ形式(前・後)Φ296mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C 58W・160/60ZR17M/C 69W
乗車定員2名
価格99万8800円(消費税10%込)

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