まとめ:ヨ(webオートバイ編集部)
▶▶▶写真はこちら|カワサキ「ニンジャH2R」欧州2027年モデル(画像8枚)
カワサキエンジニアリングの究極が再び欧州の地へ
日本国内で「ニンジャH2カーボン」の復活が宣言され、欧州でスペックが明らかになるとともにニンジャH2 SX/Z H2系のエンジン近いスペックを持ったものになっていることがわかってきた。外装やマフラーも変更され、こちらはフルモデルチェンジといって差し支えない形だ。
しかし欧州で発表されたクローズドコース専用のモンスターマシン「ニンジャH2R」は、以前の形のままスペックも継承。写真を新旧でつぶさに見比べても変更点は見当たらず、電子制御スロットルながらワイヤーで引っ張る機械式のままだ。ちなみに新型ニンジャH2はスロットルバイワイヤーを採用している。
それは究極の性能を持ち、しかも排出ガス規制など関係ないクローズドコース専用マシンだからこその、「変える必要がないから変えない姿」そのものと言っていいだろう。

KAWASAKI
NINJA H2R
2027年モデル(欧州仕様)
総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:216kg
参考価格:5万8000ユーロ(イタリアの場合)
ニンジャH2Rのスペックは、最高出力310PS/14000rpm(ラムエア加圧時326PS/14000rpm)、最大トルク16.8kgf・m/12500rpmという途方もないもの。231PS/11500rpmだった旧ニンジャH2のポテンシャルをフルに解き放った、持つ人も乗る場所も選ぶ究極の1台といえよう。

Mirror Coated Spark Black

Mirror Coated Spark Black

Mirror Coated Spark Black
エアロダイナミクスを優先して作られたボディワークには当然ながら保安部品もなく、フルチタンのコンパクトなマフラー(爆音で有名)、片持ちスイングアーム、カワサキのバイクで最初に採用したリバーマーク(カワサキの特別なバイクにしか付けられない)エンブレムなども往時のままだ。
足まわりにはブレンボ製Φ330mmセミフローティングディスク(5.5mm厚)とラジアルマウントモノブロックキャリパーをダブルでセット。リアサスペンションはオーリンズ製TTX36をマウントし、リモート式プリロードアジャスターの金色がオーリンズ製を主張する。ステアリングダンパーもオーリンズ製、かつ電子制御式だ。
価格は5万8000ユーロ(日本円換算約1038万円・9/19現在@イタリアの場合)と発表された。日本でもかつて発売されたことはあったが、さすがに今回は……難しい……?

こちらは日本国内導入予定と発表されたニンジャH2カーボン。詳細は別記事でお届けする。
カワサキ「ニンジャH2R」欧州2027年モデルの主要スペック/価格
| 全長×全幅×全高 | 2070×850×1160mm |
| ホイールベース | 1450mm |
| 最低地上高 | 130mm |
| シート高 | 830mm |
| 車両重量 | 216kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 |
| 総排気量 | 998cc |
| ボア×ストローク | 73.0×55.0mm |
| 圧縮比 | 8.3 |
| 最高出力 | 228kW(310PS)/14000rpm |
| 最大トルク | 165N・m(16.8kgf・m)/12500rpm |
| 燃料タンク容量 | 17.0L |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
| ブレーキ形式(前・後) | 油圧式ダブルディスク・油圧式ディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/600 R17・190/650 R17 |
| 参考価格 | 5万8000ユーロ(イタリアの場合) |




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