まとめ:ヨ(webオートバイ編集部)
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右にも左にもスタンドがある! 現場主義を貫く専用装備
アグリカルチャーバイク(AGバイク)というカテゴリーは、日本でこそ馴染みが薄いものの、農業や牧畜での使用に最適化したバイクとしてオセアニア地域や南米などで重宝されている。
日本でもかつてはヤマハ「AG200」がほぼアグリカルチャー仕様のまま発売されたことがあったり、スズキからは「DF200E」というジェベル200をベースとしたタフ仕様が登場したりしたが、やはり本場は海外、特に農業や牧畜が盛んな国や地域ということになる。
カワサキはオセアニア地域を中心に「ストックマン」というバイクを販売してきているが、その名を聞いて、かつてのスーパーシェルパベースのモデルを思い出すファンもいるかもしれない。しかし、現行モデルは空冷トレールのKLX230をベースとしている。

KAWASAKI
STOCKMAN
2026年モデル(ニュージーランド仕様)
総排気量:233cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:845mm
車両重量:137kg
参考価格:7967 NZドル(約74万3000円)
KLXといえば、初代KLX250が登場したときのキャッチコピー“戦う4スト”を覚えているベテランライダーもいらっしゃるだろうが、こちらはいわば“働く4スト”である。
2026年モデルでもストックマンの現場主義な装備は健在だ。最大の特徴は、なんといっても左右両側に備えられたデュアルサイドスタンド。傾斜地や不安定な足場でも、降りる方向に左右されず即座にバイクを立てて作業に移れるという、農場や牧場ならではの配慮だ。

さらに、フロント(積載量2kg)とリア(同20kg)に備えられた頑丈なスチール製キャリアや、茂みの中でもレバーを保護するアルミ製レバーガード、転倒からエンジンを守るスチール製フレームスライダーと樹脂製スキッドプレートなど、タフな環境を戦い抜くためのフル装備が誇らしい。



233ccの空冷単気筒は粘りと扱いやすさを重視
心臓部には、信頼性の高い233cc空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載。低中速域のトルクを重視したキャラクターで、荒れた路面での低速走行も自由自在だ。
燃料供給にはフューエルインジェクションを採用しており、早朝の寒い時間帯でもボタンひとつで確実に始動できる「ハッスルフリー」な特性も、プロの道具として重要なポイントといえる。
また、クラッチレバーロックの装備も見逃せない。ギアを入れたままハンドルから手を離して停車できるため、ゲートの開閉などのちょっとした作業時に重宝する装備だ。



足まわりは、フロント21インチ・リア18インチのフルサイズホイールにエンデューロタイヤを装着。高い走破性を確保しつつ、スリムなボディと845mmのシート高により、ライダーの足着き性や取り回しの良さも追求されている。
2026年モデルはオーストラリアとニュージーランドで発売されており、カラーバリエーションは、カワサキの象徴である「ライムグリーン」と、作業現場に馴染む「オリーブグリーン」の2色展開。ちなみに、2025年モデルを継続販売するインドネシアではオリーブグリーンのみのラインナップだ。

カワサキ「ストックマン」NZ仕様2026年モデルのカラーバリエーション

LIME GREEN

OLIVE GREEN
カワサキ「ストックマン」NZ仕様2026年モデルの主要スペック/価格
| 全長×全幅×全高 | 2105×920×1110mm |
| ホイールベース | 1350mm |
| 最低地上高 | 220mm |
| シート高 | 845mm |
| 車両重量 | 137kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 233cc |
| ボア×ストローク | 67.0×66.0mm |
| 圧縮比 | 9.4 |
| 最高出力 | 14kW(19PS)/7600rpm |
| 最大トルク | 19.8N・m(2.0kgf・m)/6100rpm |
| 燃料タンク容量 | 7.5L |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
| ブレーキ形式(前・後) | 油圧式ディスク・油圧式ディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 80/100-21 51M・100/100-18 59M |
| 乗車定員 | 1名 |
| 参考価格 | 7967 NZドル |
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