まとめ:webオートバイ編集部
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完成に至り楽しまれるRDがさらに仕様変更へ向けて入庫

画像1: 完成に至り楽しまれるRDがさらに仕様変更へ向けて入庫

2025年の春にCB1000Fコンセプトを発表、11月に発売されたCB1000F。その背景には、やはりホンダの主軸モデルとしての空冷CB-Fの存在がある。’79~’82年の国内展開当時、限定解除(現・大型自動二輪免許)が必要にもかかわらず年間1万台前後と異例の台数を販売したから、残存数も多い。

「じつは車両は持っていて、車両を動かしてみたいけれど、どうしていいか分からないという方。動きはするけれど調子が分からない。ちゃんと走るけど今後どうしたらいいかを知りたい。どのケースも持っていくお店がなくて、当店やH&Lさんに載っているお店に相談されることが多いようです」

空冷CB-F現役時代の1980年に開店して45年以上、多くのCB-Fを扱ってきたタジマエンジニアリング。その現代表、村嶋さんは今の空冷CB-Fオーナーの動向をこうまとめてくれる。同店は創業者の田島歳久さん(’23年に逝去)と村嶋さんがともにCB-Fの現代化にもコンディション維持にも多くのノウハウを築き、それを高めながらエンジンを車体をと蘇らせてきた。その後同店は約2年前に福岡市中心部に近いところから現在の筑後市に移転した後、納屋や倉庫のようなところに保管したままの車両を動かしたい、エンジンを再生したいなどの要望も多く入るようになり、これまでのノウハウをより積極的に適用しているところだ。

そうしたCBの維持ノウハウ、それに現代的に走る手を入れたタジマエンジニアリング製車両、大事にしてきた人がさらに先を目指したい、気に入っているからもっと手を入れたいというケースも出てきている。このCB1100Rはそのひとつ。CB1100RはCB900Fをベースに作られたプロダクションレースベースモデルだから、CB-Fノウハウはそのまま生きる。

画像2: 完成に至り楽しまれるRDがさらに仕様変更へ向けて入庫

「元々はかなり前ですけど、ウイリーさん(宮崎市。スイングアームやビレットパーツで知られる)のお客さんがホイールだけ換えていて持っておられた車両を当店で買い取ったものに新しくオーナーさんが付いて、少し仕様を変えてノーマルスタイルで乗ってたんです。その後手放されたところで今のオーナーさんが購入、フロントまわりなどを変えて今の仕様になって長く乗られてきたものです。17インチで調子も良くて大筋では完成という車両です。

ただCB1100RD(’83年型)なんですけど今というか初期からCB1100RC(’82年型)のカウルが付いていて、機能的には問題はありませんけど今回はそれを本来のRD用に換えた上でフルペイント、これはカスタムペイントの予定です。合わせてフレームもこの純正赤(同店でパウダーコート仕上げし、現状で維持の面でも不安なしなのだが)から黒にするのもあって入庫しました。ですからこの状態で見られるのは最後になりますね」

既に完成と言える状態なのに、もっと手を入れたい、より好みの仕様に進めたいという気に入られ具合のタジマスタイル17インチ仕様。それだけ、同店の空冷CB-Fノウハウ、カスタムの仕様は的確とも言える。変更後の状態がどうなるのか見てみたくなるが、その時にも快走は間違いなしだろう。

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前後カウルやアルミ燃料タンクはCB1100RC用(純正)が車両の初期段階から付いていて、今回これを車体に合わせたCB1100RD用(カスタムペイント予定)にするべく入庫した。

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前後17インチ化にともなうフロントまわりの変更に合わせてハンドルは低めのバーとし、フロントマスターはAPレーシングCP4125をセット。スロットルホルダーはアクティブでスイッチボックス類も新たにされている。

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ステップはメーカー不詳。速度計の取り出しはフロントホイールらのものを廃止。スプロケット部からへと変更された。

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ウインカーは超小型LEDでリヤはテールランプ両サイドにセット。フロントはカウルステーを使い、フロントフォークのボトムケース上端近くに置かれる。

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写真はヘッドパイプまわりとカウルステー。フレームはスイングアームピボット上などを補強しCB1100R純正に同じ赤でパウダーコート仕上げしてあるが、今回、足まわりの色に合わせてブラックベースで塗り直すという。気に入った車両だからこその手入れだ。

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空冷DOHC4バルブの1062cc並列4気筒エンジンはCB1100Rのノーマルで、同店のアドバイス通りにエンジンオイル管理等をしっかり行っていて状態は良好だ。

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キャブレターはヨシムラTMRΦ38mmで、排気系にはフルチタンの4-1EXを組み合わせている。

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ブラック系で統一される足まわり、フロントはCB1100RSのΦ43mmフォークで純正Φ39mmから4mm拡大しラジアルマウントのAPレーシングCP7853キャリパーをサンスター・ネオクラシックディスクと組み合わせる。

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リヤブレーキはAP・CP4227キャリパーにサンスターディスク。前後ホイールは初期から装着されているマービック3.50-17/5.50-17サイズだ。

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スイングアームはウイリー製7N01アルミ目の字断面でリヤショックはアラゴスタ・フェーズ3。ドライブチェーンはEK ThreeD 530Zを使う。

取材協力:タジマエンジニアリング

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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