ドゥカティ創業100周年を記念する「World Ducati Week 2026」が、イタリア・ミサノで開催された。3日間で集まった来場者は、世界5大陸・94カ国から計11万8036人。歴代最多を記録した今回のWDWは、ブランドの過去を振り返るだけでなく、レース、最新モデル、次世代育成までを一体化させた、まさに“ドゥカティの現在地”を示すイベントとなった。
まとめ:松本正雅
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100周年を祝う赤い大行列、ミサノからリッチョーネまで18kmを埋め尽くす

2年に一度、世界中のドゥカティファンが集うWorld Ducati Weekは、2026年に記念すべき100周年大会を迎えた。会場となったミサノ・ワールド・サーキットには、94カ国からドゥカティスティが集結。275のDucati Official Clubsも参加し、国や言語を超えたコミュニティの強さをあらためて印象づけた。

金曜日に行なわれた恒例のパレードでは、ミサノ・ワールド・サーキットからリッチョーネのサムサラビーチまで、約18kmにわたってドゥカティの列が続いたという。先頭が目的地へ到着した時点でも、最後尾はまだサーキットを出発したばかりだったというから、その規模の大きさがうかがえる。
新型Desmo450 SMを世界初公開、歴史と未来を同時に発信


100周年記念大会では、歴史を振り返るだけでなく、これからのドゥカティを示す発表も行なわれた。Ducati Worldエリアでは全モデルラインアップを展示し、開発に携わったエンジニアやデザイナーとの交流機会も用意。さらに、ボルゴ・パニガーレ初のスーパーモタードモデルとなる新型「Desmo450 SM」がワールドプレミアされた。


Heritage Villageでは「100 Years, 100 Stories, One Legend」展を開催。Ducati Heritage Contestでは、1999年型996 SPS Factory Replicaが最優秀車に選出された。

一方で、限定モデルのSuperleggera V4 Centenarioや100 Collectionも披露され、ブランドの歴史をコレクターズアイテムとして表現するドゥカティらしい提案にも注目が集まった。
ドローンと花火が彩った、100周年のフィナーレ







土曜日の夜には、数百機のドローンと花火によるショーを実施。ミサノの夜空に歴代モデルやブランドの節目を象徴するモチーフが描かれ、100周年大会を締めくくるハイライトとなった。


会期中は、子ども向けのDucati First Experienceで240回以上のライディングセッションを実施したほか、Panigale V4オーナーによるV4 Elite Cup、若手育成を目的とするLenovo V2 Future Champ Academyも開催。さらに、特設ページは200万ページビュー超、公式SNSの総インプレッションは2000万回超、Lenovo Race of Championsのライブ配信は70万人超が視聴するなど、会場外にも大きな熱気を広げた。

創業100周年という節目を、過去の栄光を語るだけの場にしなかったのが今回のWDWである。歴史を受け継ぐレジェンド、現在のトップライダー、そして次世代を担う若者たちまでを同じ舞台に集めたこの祭典は、ドゥカティが次の100年へ走り出したことを示す3日間となった。
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