文:オートバイ編集部 写真:南 孝幸、オートバイ編集部
▶▶▶写真はこちら|サイン・ハウス「B+COM 7X EVO」
オーディオライターがガチ検証!
7X EVOの進化したオーディオの性能を知るべく、オーディオライターのゴン川野氏が実際にインカムで音楽を視聴。音質や音域の幅まで徹底検証しました!
7X EVOの進化したオーディオの性能を知るべく、オーディオライターのゴン川野氏が実際にインカムで音楽を視聴。音質や音域の幅まで徹底検証しました!
オーディオライター
ゴン川野 氏
オーディオ、デジカメ、家電製品を専門とするフリーライター。ASCIIや@DIME、価格.comマガジンなどで記事を執筆。愛車はBMW R1300GS、DUCATI M900。

サイン・ハウス「B+COM 7X EVO」の概要

SYGNHOUSE
B+COM 7X EVO
税込価格:5万9400円
本体重量:63g(マイク・スピーカー除く)
バージョン:bluetooth5.3
連続使用時間: 最大約14時間

走行中でも低音域がガッツリ聴こえる!

Pioneerとの共同開発によるソフトウェアで低域の輪郭を強化。外部の環境音に埋もれず、厚みあるサウンドを再生できる。専用アプリから音量調整も可能だ。
アプリを使って手軽に
グループ通話を楽しめる!
専用アプリ「B+FLEX APP」で事前に通話相手とチャンネルを作っておけば、スマホ通信を利用して距離に縛られることなく通話が可能だ。
マグネット式で脱着も超簡単!
新たにマグネット式のクレードルを採用。本体を外すとケーブルが残ってしまう懸念を解消するとともに、厚手のグローブ越しでもできるほど脱着が簡単に。

フェイスプレートも幅広くラインアップ!
グラフィックモデルから単色など、色鮮やかなフェイスプレートが別売で8種類展開。取り付けるヘルメットに合わせて印象を変えられるのも魅力だ。

サイン・ハウス「B+COM 7X EVO」テスト&レポート
低音・高音が強化され音質が大幅にアップデート!
サイン・ハウスが展開するバイク用インカム「B+COM」シリーズ。実に8年ぶりに登場した最新モデルの「B+COM 7X EVO」は、従来シリーズから大幅なアップデートが加えられ、次世代モデルとして進化を遂げている。
主なアップデートは、新たな通信方式による同接人数の拡大から、アプリを利用したオンライン通話とメッシュ通信の自動切り替え機能。本体はマグネット式となり脱着を容易にしつつ、ボタン・レバーまわりは従来モデルの形状を継承。新たな専用スマホアプリ「B+FLEX APP」は従来版に比べ使い勝手や視認性が大きく向上している。
注目したいのがオーディオ性能の進化だ。音響面はカーオーディオやドラレコを手がけるパイオニアと技術提携した新型ソフトウェアを採用。ヘルメット内という特殊環境でも鮮明に音の輪郭を捉え、特に排気音でかき消されがちな低音域がしっかり聴こえるとのことだ。
前述の技術、実際に違いは感じられるのか? それを知るべく、今回は7X EVOと従来シリーズのハイエンドモデルSB6Xを比較。オーディオライターのゴン川野氏と実際に音楽を視聴し、音質をチェックした。
音の“厚み”は7X EVO優勢、6Xは人の声を聞き取りやすい
7X EVOは低音域で出ている音より低い音を擬似的に作る〝仮想低音増強技術〟が作用し、厚みと迫力のあるサウンドを実現。中音域も音の劣化が抑えられ、ボーカルや楽器の存在感が増してはっきりと聴き取れる。
さらに高音域は従来より滑らかで温かみがあり、キンキンとしない耳当たりの良さが印象的。全体として情報量が多く、低音はしっかり聴こえつつ、中・高音ではバランスのとれたリスニング寄りの音作りと言える仕上がりだ。
一方のSB6Xは、低・高音域は控えめで中音域を中心に再生する音質特性。人の声が聞き取りやすいチューニングながら高音域は抑え気味でドライな音色となっており、長距離走行中でも会話が聞き取りやすい反面、音楽再生では低音の迫力不足や音の薄さを感じる場面もある。
左右の音の広がり感はあるものの、情報量や厚みでは7X EVOが優勢。音楽は普段あまり聴かず、通話主体の用途ならSB6Xでも十分アリだが、音楽も通話もしっかり使いたいなら7X EVOが◎。価格はSB6Xよりも高価ながら、ソロ派も導入の価値は十分アリ。ツーリングの質をあげたいならおすすめだ。
総評:7X EVOは厚みのあるサウンドで音楽も通話も優秀!ソロ使用でもグループ使用でも◎

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