株式会社プロトは、ブレンボ正規販売代理店として「GP4-MotoGP ラジアルCNCモノブロック4Pキャリパー」の販売を開始した。MotoGPマシンで培われた最新技術を惜しみなく投入した同製品は、優れた制動力とコントロール性を実現する公道使用可能なハイエンドブレーキキャリパーである。価格は99万円(税込)。究極のブレーキング性能を求めるライダーに向けた、まさにMotoGP直系の逸品だ。
まとめ:松本正雅
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MotoGPの技術を惜しみなく投入した究極のブレーキキャリパー

画像: brembo GP4-MotoGP 価格:99万円(左右セット、税込)

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GP4-MotoGP

価格:99万円(左右セット、税込)

今回株式会社プロトが取り扱いを開始したブレンボ「GP4-MotoGP」は、その名の通りMotoGPマシンに採用されるレーシングキャリパーの技術をフィードバックして開発された高性能ブレーキキャリパー。

ブレンボは1961年にイタリアで創業し、MotoGPやスーパーバイク世界選手権などトップカテゴリーで圧倒的な実績を誇るブレーキシステムメーカーだ。現在では世界中の高性能スポーツカーやプレミアムモーターサイクルに純正採用されるなど、その技術力は業界最高峰として知られる。

今回登場したGP4-MotoGPは、単なるドレスアップパーツではなく、サーキット走行を本格的に楽しむライダーや、究極の制動性能を求めるユーザーに向けて開発されたスペシャルモデルである。

CNC削り出しモノブロック構造による圧倒的な剛性

画像1: CNC削り出しモノブロック構造による圧倒的な剛性

GP4-MotoGP最大の特徴は、アルミビレット材から削り出されるCNCモノブロック構造だ。

一般的なキャリパーは複数部品を組み合わせて製造されるが、モノブロック構造はひとつのアルミ素材から一体削り出しで成形されるため、極めて高い剛性を実現する。ブレーキング時のたわみを最小限に抑えることで、ライダーの入力をダイレクトに制動力へ変換できるのが大きなメリットである。

画像2: CNC削り出しモノブロック構造による圧倒的な剛性

また、キャリパーボディには特徴的なベンチレーションフィンを配置。さらにピストンにはドリル加工が施されており、熱交換効率を向上させることで高温域でも安定したブレーキ性能を発揮する。

長時間のスポーツライディングやサーキット走行においても、フェードを抑えながら高い制動力を維持できる設計となっている。

MotoGP譲りの「斜めパッドアバットメント」を採用

画像1: MotoGP譲りの「斜めパッドアバットメント」を採用

GP4-MotoGPを語るうえで欠かせないのが、独特な形状を持つ斜めのパッドアバットメントである。

これはブレーキパッドの上下端面とキャリパーボディとの接触面を斜めにレイアウトした構造のことで。ディスクに触れたパッドがスライドすることで、ローターに食い込むような接触状態となるため、同じ力でブレーキレバーを握っても、より大きな制動力を発揮するのが特徴。

画像2: MotoGP譲りの「斜めパッドアバットメント」を採用

通常のキャリパーではパッドをディスクへ押し付ける力のみが働くが、この構造ではブレーキング時にピストンを引き出す方向へ力が作用するため、同じレバー入力でもより大きな制動力を生み出すことが可能になり、ライダーは握力に頼ることなく強力なブレーキングを得られるため、コントロール性と疲労軽減の両立にも貢献する。

MotoGPマシンの開発過程で生まれた技術が、そのまま公道向け製品へ投入されており、まさしく究極のブレーキキャリパーだと言えよう。

加えて、GP4-MotoGPには専用設計の特殊スプリングが採用されており、ブレーキレバーをリリースした瞬間にパッドをディスクから素早く離す構造となっている。

これにより不要な引きずりを抑制するとともに、次のブレーキング操作に向けたレスポンスを向上。コーナー進入時の繊細なブレーキコントロールや、サーキットでの連続した減速操作において大きなアドバンテージとなる。まさにレースの現場で鍛え抜かれた設計といえるだろう。

公道でもMotoGPの制動力を賞味できる究極の逸品!

画像: 公道でもMotoGPの制動力を賞味できる究極の逸品!

GP4-MotoGPは30mm径の4ピストン構成を採用し、ダストシールも内蔵。公道での使用に対応するとともに、オーバーホールにも対応する。ニッケルコーティング仕上げにレッドロゴを組み合わせた外観は、まさにMotoGPマシンを彷彿とさせる存在感だ。

取付ピッチ100mmと108mmの2タイプを設定し、推奨マスターシリンダーはブレンボ製ラジアル17Φ。左右セットでの価格は99万円(税込)となる。

決して安価ではないが、MotoGPマシンに最も近いブレーキフィールを公道で味わえるブレ―キキャリパーであるということを考えれば、十分納得できるもの。誰もが手にできる、究極のブレーキキャリパーの登場だ。

ブレンボ「GP4-MotoGP」写真

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