GSX-8TTは大型バイク初心者の人にも優しくて楽しめる! それはまぁ確かにそうなんだけど……

扱いやすいけど最終的には『スズキ製バイク』なので……

総排気量800ccで最高出力80馬力。そのエンジンはスムーズなうえに低~中速域が強く扱いやすい。車両重量も203kgと800ccクラスとして考えれば軽量なうえに、リラックスできるライディングポジションのネイキッド・スタイル。

スズキのGSX-8TTには『はじめての大型バイクにぴったりです!』みたいな要素が盛りだくさん!

なのですが……だからといってこのバイクを『大型バイク初心者向け』と言ってしまって良いものかどうか。

そう思うのは、今回改めてワインディングを走ってみたから、です。

画像1: 扱いやすいけど最終的には『スズキ製バイク』なので……

はじめてGSX-8TTに乗ったのはまだ路面温度も上がり切らない冬の終わり。上の写真をご覧になればわかるかもしれませんが、私(北岡)の服装は上下とも真冬装備の時期でした。

そんな条件下でも『楽しい!』と思えたGSX-8TTでしたが、スポーティな走りに対する条件が良くなってきた初夏のこのごろ。改めてワインディングをGSX-8TTで走ってみたところ……

画像2: 扱いやすいけど最終的には『スズキ製バイク』なので……

これを『大型バイク初心者向け』と言っていいのか? という気持ちになりました。

その気持ちは過去に650ccネイキッドの『SV650』に乗った時にも同じことを感じたことがあります。普通に走らせるぶんには誰が乗っても扱いやすいんだけど、ワインディングで一発ムチを入れると思いのほかスポーティさが底なしというか……

もちろんGSX-8TTは大型バイク初心者の人が乗っても存分に楽しめるバイクです。特にスポーティさを意識せず、自分なりの感覚で流す時はまさしく自由自在。そのうえ「走っている姿がカッコいい」というオマケまでついてくる(笑)

画像: バイクを寝かせてなくても「乗っている人がカッコよく見える」の一例

バイクを寝かせてなくても「乗っている人がカッコよく見える」の一例

ところが…………

環境が整っている場所で今回、GSX-8TTを走らせてみたところ『あれ? 8TTってこんなに走るバイクだったか?』となったんです。

あくまで個人の感想というレベルに留めておいて欲しいのですが、率直に言うと以前にフルカウルスポーツ『GSX-8R』に乗った時と同じくらいのペースで走れてしまったような気がする。

フルカウル&セパレートハンドルの『GSX-8R』はシリーズの中で最も高負荷に耐えられる足まわりを装備しているので、突き詰めればスポーティさにおいてGSX-8Rが上回るのだろうとは思います。

だけど走るステージに“ワインディング”に限定するなら、ほぼ同レベルの走りができちゃうかも?

画像3: 扱いやすいけど最終的には『スズキ製バイク』なので……

これはトータルでの話です。仮に、ひとつのコーナーを切り取って比較するならGSX-8Rのほうがスポーティに走れると思う。

だけどGSX-8TTは「落ち着きのあるハンドリング」と「優しさ」で常にライダーをサポートしてくれるので、総合的に見れば遜色の無いレベルで走れる。

なぜそう言うのか? と問われれば……

画像4: 扱いやすいけど最終的には『スズキ製バイク』なので……

その答えは、私(北岡)は今回のGSX-8TTが『GSX-8シリーズの中でも最も走りが楽しめた』からに他なりません。実質的な速さじゃない、気分的な部分の話です。

これまではGSX-8Rが最もスポーティだと信じて疑っていなかったのに……GSX-8TT、なかなかやりおる。

画像5: 扱いやすいけど最終的には『スズキ製バイク』なので……

なにがそんなに良かったって『安心感』です。

前回、走った時に比べると路面温度も高く、タイヤが十分に性能を発揮できていたことも要因のひとつだと思いますが、コーナーでバイクを寝かせているときに『余裕』がある!

いや、寝かせている時だけじゃないか……コーナーに飛び込む前から余裕がある?

(下に続きます)

いつも言っていますが、バイクというのは『バランスの乗り物』です。

パワーがあればそれで良いってわけじゃない。パワーを支える車体、足まわり。そこに加えてライダーの好みや体格、運転技術も関わってくる。

そのトータルとしてGSX-8TTは『扱いやすさの塊』のように思えてならない。なので次回はすこし詳細に『GSX-8TT』の走りをお伝えしてみます。

安心感が結果的に高いスポーツ性につながっている。これって……いまのスズキのバイク哲学そのものじゃないか!?

NEXT▶▶▶あなたは『最高出力80馬力』の何パーセントを引き出せますか?

スズキファンのためのWEBサイト!

This article is a sponsored article by
''.