世界中で高い評価を得ている日本の4大メーカーのバイクたちですが、世界にはまだまだアナタが見たことのないバイクがいっぱい! ということで“知る人ぞ知る”激レアモデルを紹介するこの企画。33回目に登場するのは、みんな大好き・ウーヤンホンダの「Hoo Ride」です。日本ではADV160が人気を博していますが、このHoo Rideは同じアドベンチャーテイストでも実用性・機能性も重視した、ちょっとキャラの異なるモデル。125ccなので日本にも展開して欲しい1台です!
まとめ:松本正雅
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ホンダ「Hoo Ride」概要

画像: HONDA Hoo Ride 販売国:中国 総排気量:124.7cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:760mm 車両重量:125kg 現地価格:1万2980元~1万4680元(※約30万5000円~34万5000円)

HONDA
Hoo Ride
販売国:中国

総排気量:124.7cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:760mm
車両重量:125kg

現地価格:1万2980元~1万4680元(※約30万5000円~34万5000円)

アフリカツイン・インスパイア系で装備はゴージャス!

今回はお待ちかね! みんな大好き・ウーヤンホンダの最新作の登場です!

その名は「Hoo Ride」。英語のスラングで「乗り回す」といった意味の言葉のようで、その見てくれからすぐにわかりますが、ちょっとワイルドなアドベンチャー系スクーターです。

公式HPでは「アフリカツインに着想を得たアドベンチャースタイル」のようなことを謳っています。確かに分かりやすくタフギアなイメージですが、アフリカツインと言うよりはニワトリロボのようなデザイン…。でも武骨な中にも愛嬌のある、非常に個性的なスタイルです。

アフリカツインをイメージしたという代表的なパーツが、カクカクした独特なデザインのLED2灯ヘッドライト。照射角80度、明るさ最大7万5000cdという抜群の明るさです。

公式HPの説明を日本語に直訳すると、これにより「夜間の走行の方が安全です」と書いてあるのですが、フツーに考えれば昼の方が安全ですよね…。テールランプもヘッドライトと同様のデザインのLED。スクリーンは高さ調節が1180/1205mmの2段階で行なえる仕様となっています。

実用性がとても高いのがこのモデルの大きな魅力のひとつ。シート高は760mmですが、シートは座面が広く肉厚で、シート下のトランクは、サイズにもよりますが、ジェットヘルメットなら2個収容可能なスペースを確保。トランク内にはLED照明も備わり、グラブバーは荷掛けフックにもなる造りのガッチリしたものを採用しています。

しかも、スクーターらしいフラットフロアを採用し、フロア面積は276mm×450mmを確保。足元にもそこそこの大きさの荷物を載せることができる上、コンビニフックや500mlサイズのペットボトルが入るポケットも備えていて、利便性はトップクラスです。

豪華な装備はまだまだあります! 5インチのカラーTFTメーターは、なんとお天気まで表示できる多機能ぶりで、メーター下にはスマホホルダーなどのマウントに便利なアクセサリーバーを装備。

スマートキーは標準装備で、開錠はスマホアプリやNFCでも可能。各種情報をスマホアプリを介して確認・操作可能な「Wi LINK」も搭載、左ポケットにはUSB-A、USB-Cのデュアル充電ポートも備えています。もはやこのクラスのスクーターの装備は中国が一歩先を行っている印象です。

こんだけ多機能だと、メニューの呼び出しやボタン操作に難儀しそうで、オジサンライダーが手を焼きそうに思えますが、メニューセレクターはダイヤルノブ式で回して選択できるので、ライダーは直感的な操作が可能。しかも、上級グレードではDJIとの連携でカメラボタンも搭載していて、OSMO ACTION4、5Pro、6と連携しており、スイッチひとつで操作可能。「旅路程美景」を「方便的記録」できちゃうんだそうです。要するに絶景を逃さず即撮影できちゃう、ってコトね。

とまあ、目を見張るような豪華装備の数々でありますが、メカニズムの方もこれまた豪華です。

エンジンは124.7cc・水冷4ストSOHC4バルブシングルの「eSP+」ユニット。これはPCXやリード125でもおなじみのエンジンで、現地でも「PCX同源的」と記述されています(なんか「医食同源」みたいな言い方ですが…)。公表されている燃費も非常に良く、100km走るのに消費燃料はわずか2.2Lなんだとか。航続距離も380kmと謳っています。

フレームは極太のパイプを使用した高剛性設計。燃料タンクを床下にレイアウトすることで、低重心化、大型トランクスペースの確保、フラットフロアの実現などなど、いいコトずくめの仕様としています。ABSは2チャンネル、加えてトラクションコントロールも標準で、安全装備にも抜かりはありません。

タイヤは中国・YOSUN製のオールテレインタイプで、リアサスはイニシャル調整機構のついた2本ショック。空気圧モニターのTPMSまで備わってます。

画像1: ホンダ「Hoo Ride」概要

ちなみに、グレードは「標準版」「高配版」「高配尾箱版」の3種類がありまして、標準版と高配版の違いはカラーリング(高配版はオフ車っぽいグラフィックが入り、標準版は単色)と前後ホイールのゴールド仕上げ(このホイールがなにげにカッコイイ!)、あとはDJIのカメラ連携の有無ぐらいで、ほとんどの装備が共通です。

画像2: ホンダ「Hoo Ride」概要

標準版と高配版の価格差は日本円で約4万円。尾箱版だとスマートキーに連動したトップケースが付いて、価格も1万5180元(約35万6578円)とさらにお高くなりますが、ベースの高配版との差額が、日本円にするとたった1万2000円程度なので、この話が公式HP通りなら、尾箱版を買った方が圧倒的にオトクであります。

画像3: ホンダ「Hoo Ride」概要

「フフフフフッ。圧倒的じゃないか、我が軍は」とギレン総帥ならそう言いたくなってしまう、ゴージャスな装備と先進機能、PCX由来の信頼性の高いエンジン、そしてバリューな価格に個性際まるスタイリング。125ccクラスのスクーターでは群を抜く存在感と高性能を誇る1台、それがこの「Hoo Ride」なのです。

PCX系の「eSP+」エンジン、ということで、日本でも胸を張って乗れちゃうわけですが…。まだ発表されたばかりですが、そのうち並行輸入で入ってくる可能性もありそう。ていうか、ホンダさん、いかがでしょう、日本でもぜひ売っていただけませんか?

ホンダ「Hoo Ride」カラー・人気投票

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ホンダ「Hoo Ride」主なスペック・燃費・現地価格

全長×全幅×全高1905×706×1215 mm
ホイールベース1315mm
最低地上高136mm
シート高760mm
車両重量125kg
エンジン形式水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量124.7cc
ボア×ストローク53.5×55.5mm
圧縮比11.5
最高出力8.2kW(11.2PS)/8250rpm
最大トルク11.7Nm(1.19kgf・m)/5250rpm
燃料タンク容量8.2L
変速機形式Vベルト無段変速
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)100/80-17・130/70-17
燃費(WMTCモード)47.17km/L
乗車定員2名
生産国中国
現地価格1万2980元~1万4680元(※約30万5000円~34万5000円)

ホンダ「Hoo Ride」写真

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