2026年5月15日から17日にかけて、スーパーバイク世界選手権(SBK)の第5戦が、チェコのオートドローム・モストで行われた。
レポート:河村大志

ブレガがレクオナとのバトルを制し13連勝!

土曜日に行われたスーパーポールではブレガ(Aruba.it Racing - Ducati)がポールポジションを獲得。2番手にヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)、3番手にはイケル・レクオナ(Aruba.it Racing - Ducati)と、ここでもドゥカティ勢がトップ3を独占している。

22周の決勝レースは、各車接触なくタイトなターン1、2と通過するも、オープニングラップのターン13でダニーロ・ペトルッチ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)が激しく転倒。ハイスピードでのクラッシュでペトルッチは立ち上がることができず、赤旗が掲示された。

画像: スタートは各車当たることなく、タイトなターン1に進入していく。

スタートは各車当たることなく、タイトなターン1に進入していく。

中断を経て21周で再スタートを迎えたレース1は、ブレガがレースをリードし、モンテッラとレクオナが続く。

レクオナは4周目にモンテッラを抜き2番手に浮上すると、ブレガに迫り一騎打ちの様相に。接近したまましばらくこう着状態が続いたトップ争いだったが、15周目のターン1でレクオナがブレーキングでブレガをオーバーテイクしトップに浮上する。

しかし、12連勝中のブレガは離されることなくチャンスを伺い、残り3周で再びトップに浮上。一気にスパートしたブレガは、なんと最終的に1秒以上の差をつけてトップチェッカーを受けた。

レクオナは2位に入り、ドゥカティは10レース連続でワンツーフィニッシュを達成。モンテッラも単独ながら3位に食い込み、ドゥカティが表彰台を独占している。

4位には唯一カワサキとして参戦しているギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)が入り今季最上位を獲得。國井勇輝(Honda HRC)は最終ラップにマシントラブルでリタイアに終わっている。

2026 スーパーバイク世界選手権第5戦 レース1 結果

画像: ドゥカティワークスの2台にモンテッラが続き、ドゥカティが表彰台独占。

ドゥカティワークスの2台にモンテッラが続き、ドゥカティが表彰台独占。

画像1: resources.worldsbk.com
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ブレガが今季5度目のハットトリック

土曜日の決勝レース1でクラッシュを喫したペトルッチは、左手の人差し指、薬指、小指、腰、左股関節、骨盤左側の打撲と尾骨骨折が確認され、今大会を欠場することになった。

日曜日の午前中に行われたスーパーポールレースでもブレガが完勝。スタート直後のターン1でラインがワイドになり3番手に後退するも、2周目にはトップに返り咲きトップチェッカーを受けた。

2位にレクオナ、3位にはモンテッラが続き、表彰台はレース1と同じ顔ぶれとなった。

決勝レース2もブレガがホールショットを奪い、レクオーナが2番手に続く。ドゥカティワークスの2台が抜け出すなか、その後ろではロレンツォ・バルダッサーリ(Team Goeleven)とアルベルト・スーラ(Motocorsa Racing)の4番手争いを、タラン・マッケンジー(MGM Racing Performance)とギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)の6番手争いを展開。バルダッサーリが4番手、ガーロフが6番手に浮上した。

6番手に上がったガーロフは5番手のスーラとのバトルを展開。レース中盤から終盤にかけて抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げていった。一進一退の攻防となったが、残り2周でガーロフがスーラを攻略し勝負が決着した。

トップ争いは中盤までブレガの背後につけていたレクオナだったが、残り5周あたりからブレガがペースを上げ、その差が徐々に広まった。

最終的にブレガがトップチェッカーを受け、無傷の開幕15連勝を達成した。レクオナが2位、3位にはモンテッラが入っている。

國井は19位でフィニッシュし、スーパーポールレースに続きレース2も完走を果たしている。

2026 スーパーバイク世界選手権第5戦 スーパーポール・レース 結果

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2026 スーパーバイク世界選手権第5戦 レース2 結果

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