登場以来、車種やジャンルを問わず安定した人気を誇るD-UNIT。納車時に装着することも多い、超定番パーツだけに、すでに装着してる人も多いはず。今回はそんな定番パーツであるD-UNITがそもそもどういうものなのかってのを、あらためて確認してみるよ。

電装品を装着するための電源取り出しを快適にするのがD-UNIT

D-UNITをひとことで言うと、アクセサリー電源ユニット。ドラレコとかUSB電源とかの電気を使うパーツ(電装品)を装着するためのアクセサリー電源を取り出すパーツね。

まずはアクセサリー電源ってなんなのかだけど、キーオフで電気が流れなくなる電源のことね。
普通に思えるかもだけど、キーオフでも電気が流れっぱなしな電源もあるのよ。それはバイクのバッテリーから直接電源をとる、いわゆるバッ直
ただ、バッ直で電装品つけて放置してるとバイクのバッテリーが上がってしまうので、駐車監視とか以外ではあんまり使う頻度は高くなさそう。電装品を使う時は、アクセサリー電源に装着するのが基本じゃないかな。

ちなみにアクセサリー電源を取り出すだけなら、専門のパーツとして電源取り出しハーネスというものも出てるよ。
CT125・ハンターカブだと、ヘッドライトケース内の配線から取り出すのと、バッテリーのあたりから取り出すものの2種類出てる。

デイトナ(Daytona) ハンターカブCT125(20-23)/モンキー125(22)用 フロント専用 電源取り出しハーネス かんたん電源取出しハーネス 26370

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デイトナ(Daytona) ADV150/CT125/モンキー125/グロム/クロスカブ110/スーパーカブ50/110用 リア専用 電源取り出しハーネス 26371

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電源取り出しハーネスがあればD-UNITは不要じゃん、って思うかもだけど、電源取り出しハーネスだと扱うことのできる電気の量が少ないんですよ。
上記のハンターカブ用電源取り出しハーネスだと、12Vの3Aまで。VとAについては下で触れるけど、結論から言うと36Wまでしか使えないのよ。

じゃあ36Wってどれくらいなのかって話。バイク用の電装品で消費電力多めのパーツである、フォグランプとかUSBで見てみよう。USB電源については、USB規格の進歩にともなって年々消費電力が大きくなってるよ。その代わりスマホの充電とかも早くなってるんだけどね。

具体例を出すと、このフォグランプが片側15Wなので、左右で30W。QC3.0対応のUSB電源も30W。

デイトナ(Daytona) バイク フォグランプ LED 車検対応 防水 防塵 6500K/2900K(ホワイト/イエロー) BELLOF(ベロフ) プレシャスレイW 左右セット 40329

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デイトナ(Daytona) バイク USB電源 防水 USB-A QC3.0対応 急速充電 30W iPhone/Android対応 USB 1ポート 41545

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あと、グリップヒーターとかシートヒーターとかの電熱系パーツも消費電力が大きいよ。このモデルだと最大で32W。

デイトナ(Daytona) グリップヒーター バイク用 グリップ φ22.2 全長120mm 12V車 4段階温度調整 スイッチ一体型 ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn 45851

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電装品を1個だけつけるなら電源取り出しハーネスで十分なんだけど、実際はもっとたくさんつけたいじゃん。そこで便利なのがD-UNITってワケ。
D-UNITは、ある程度大きい電気をアクセサリー電源として取り出すことのできるパーツなのよ。さらに複数の電源取り出し配線が用意されてるので、2個以上の電装品を装着するならめちゃめちゃ便利。
じゃあ電源取り出しハーネスは要らないのか、ってなるけど、そもそもD-UNITを装着するために電源取り出しハーネスが便利だったりもするよ。

D-UNIT本体を見ていくよ。これはベーシックなD-UNITの6ポートモデル。
一番左から出てる赤線&黒線は車体側に装着する線で、右にある黒白の線に電装品を装着するのね。

画像1: 電装品を装着するための電源取り出しを快適にするのがD-UNIT

蓋を開けるとこんな感じ。
一番右から4つの線には2Aのヒューズが装着されてて、その左2つは5Aのヒューズ。なので右4つには消費電力の小さいものを装着して、消費電力の大きいパーツは5Aのとこに装着するという感じ。

画像2: 電装品を装着するための電源取り出しを快適にするのがD-UNIT

もうちょっと掘り下げたいけど、そのまえにW(ワット)とA(アンペア)とV(ボルト)の説明を。

W(ワット)とA(アンペア)とV(ボルト)の関係

D-UNITを使いこなすために、電気の単位であるW(ワット)とA(アンペア)とV(ボルト)について軽く説明させてね。

V(ボルト)は電圧。電気を押し出す力。昔のバイクは6Vもあったけど、今どきのバイクは基本的に12V。バッテリーの状態を見る目安にも使われるよ。エンジンをかけるまえの電圧が12V以下だったらバッテリーが弱ってるので、充電や交換が必要になってくるよ。

A(アンペア)は電流。電気が流れる量。この数値が大きいほど多くの電気を扱うことができるよ。

このVとAがD-UNIT側。電装パーツ側に使われるのがW(ワット)で電力。これは時間当たりの消費電気量を表してるよ。電装パーツには消費電力として何Wってのが書いてあるはず。

あと、VとAとWは、そのうちの2つがわかれば算出できるようになってるよ。
式としてはこんな感じ。
A=W/V
W=A*V
V=W/A
大抵のバイクは12Vなので、A=W/12、W=A*12、12=W/Aってことね。

D-UNITの構造

ではあらためてD-UNITの中でも、もっとも多機能なD-UNIT PLUSを参考に、D-UNITの構造を見ていくよ。
蓋を開けるとこんな感じ。

画像1: D-UNITの構造

で、D-UNITの一番キモになる部分が、車体に取り付けるバッテリー接続部ACC接続部。電気をバッテリーから取り出す、いわゆるバッ直に見えるじゃん。でもACC接続部を車体のアクセサリー電源に取り付けることでバッテリーから大きな電源を取り出して、さらにキーオフで電気の流れをカットしているのよ。
その結果、大きな電気を扱うことのできるアクセサリー電源を作りだしてる。

画像2: D-UNITの構造

左右に常時電源プラスと常時電源マイナスの接続部があるけど、これはD-UNIT PLUSならではの機能。アクセサリー電源とバッ直電源の両方をとれるのよ。どう役立つかというと、ドラレコの接続。ドラレコの車体側接続配線って、バッテリープラス、バッテリーマイナス、アクセサリープラスってことが多いので、D-UNITを使えば簡単に装着できるのよね。

D-UNITに電装品を接続するにはCA/CB103ギボシを使おう

D-UNITの車体への取付だけど、バッテリー接続部はその名の通りバイクのバッテリーに繋ぐだけ。問題はACC接続部なんだけど、これは先に出てきた電源取り出しハーネスのプラスにつなげばOK。ここはキーオン/オフの制御に使われてるだけなので、A(アンペア)の低いアクセサリー電源でも問題ないのよ。

D-UNITのアクセサリー配線には、ホンダ車やスズキ車にも使用されるCA/CB103という規格のギボシを使ってるよ。
なので、電装品の配線をCA/CB103のギボシに加工して接続しよう。

デイトナ(Daytona) バイク用 ギボシ端子 Dユニット対応 CA/CB103型(ホンダ/スズキ用) 5個入り 96155

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よくホームセンターに売ってるギボシはCA/CB104ってギボシで、これだと装着できないので注意してね。

D-UNITには何Wまで装着できるのか

D-UNITのアクセサリー配線にはA(アンペア)の表記があるけど、その配線に対してどれくらいの消費電流まで使えるか見ていこう。

まずは2Aの線から。消費電流つまりワットを求めるにはW=A*Vなので、12*2で24Wまで使えるってことね。同じように、5Aの線なら12*5で60Wまで。7.5Aの線なら12*7.5で90Wまで。

D-UNITごとに2~6の接続端子が出てて、総合計は機種によるけど120Wから240Wくらい。
もちろんこれはD-UNITの話ね。実際に使用できる電気の上限はバイクの発電量に影響されるのよ。特に小さいバイクの場合はそこまで発電量に余裕がないはず。
自分の愛車CT125・ハンターカブ(JA55)の場合は最大発電量が約190Wで、JA65は強化されてて230Wだった気がする。ただアイドリングでの発電量はもっと低いのよ。さらにいえばライトとか電装で常時消費する分もあるわけで。

色々調べてると小排気量車は数アンペアまでってのが目安らしい。仮に3Aとすると36Wくらいまでが目安なのかな。
中型車や大型車なら10A前後、120W前後くらいまでいけるとか。

なので、自分の車種や取付位置に合わせたD-UNITを選ぶことで、より無駄なくD-UNITを活用できるはず。

D-UNITのラインナップ

最後にD-UNITシリーズのラインナップを一通り見ていくよ。

D-UNIT

まずはベーシックなD-UNIT。3種類あって、それぞれ取り出してる配線の数と扱える電気の総量が違うよ。

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 2系統 電源一括管理 合計10A D-UNIT(Dユニット) 41373

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D-UNIT 2ポートは、5Aの配線が2本出てるよ。サイズは48×40×25mm。コンパクトなのでカブとかの小排気量車にオススメ。

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 4系統 電源一括管理 合計19.5A D-UNIT(Dユニット) 98830

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D-UNIT 4ポートはちょっと特殊な配線の出方をしてて、通常のギボシ接続用配線が3本、あとΦ6の丸端子用ポートがあるよ。容量は全部5Aでサイズは85×40×25mm

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 6系統 電源一括管理 合計18A D-UNIT(Dユニット) 45862

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D-UNIT 6ポートは2Aの配線4本に5Aの配線2本。サイズは88×40×25mm

D-UNIT PLUS

次はD-UNIT PLUS。前述したけどこのモデルはD-UNITシリーズでもっとも多機能というか上位モデル的な位置づけ。

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 3系統 + 1系統常時電源 電源一括管理 合計17.5A D-UNIT+(Dユニット プラス) 16075

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アクセサリー電源に関しては、5Aの配線2本に7.5Aの配線1本の3ポート。サイズは85×40×25mm
で、D-UNIT PLUSだけの特長として左右に常時電源(バッ直)取り出しの丸端子用ポートが設けられてるよ。ドラレコやスマートモニターを装着するならD-UNIT PLUSイチオシ。

画像: D-UNIT PLUS

D-UNIT EASY

D-UNIT シリーズは基本的にギボシ接続(一部丸端子対応)なので電装品の配線をCA/CB103のギボシにする必要があるんだけど、その手間を失くしたのがD-UNIT EASYシリーズ。
蓋を開けたら、被膜を剥いた配線を差し込んでロックするだけの簡単接続が可能よ。
あと光るインジケーターも採用されてる。

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 2系統 電源一括管理 合計10A D-UNIT EASY(Dユニット イージー) 45863

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D-UNIT EASY 2ポートは、5Aが2本。サイズは67×45×25mm

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 4系統 電源一括管理 合計19.5A D-UNIT EASY(Dユニット イージー) 45865

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D-UNIT EASY 4ポートは、7.5A×1、5A×2、2A×1の4本。サイズは88×45×25mm

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 6系統 電源一括管理 合計18A D-UNIT EASY(Dユニット イージー) 45866

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D-UNIT EASY 6ポートは、5Aが2本、2Aが4本。サイズは105×45×25mm

D-UNIT WR

D-UNIT WRシリーズは、防水機能を重視したコンパクトモデル。ヘッドライト周辺にD-UNITを配置したい場合に物凄く便利。自分がいまハンターカブに装着してるのもD-UNIT WR。ハンターカブのバッテリーリッド下がなんやかやでぎゅうぎゅうになってるので、D-UNITをヘッドライト下に設置することで凄く楽に取り付けできるのよ。

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 防水 3系統 電源一括管理 合計20A D-UNIT WR(Dユニット ウォーターレジスタント) 16037

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D-UNIT WRは5Aが1本、7.5Aが2本で、ヒューズを使わずサーミスタ制御というものを使ってるのが特長。サイズは34×46×28mm。個人的にはカブ系にはイチオシ。

デイトナ(Daytona) Dユニット バイク アクセサリー電源ユニット 防水 3系統 電源一括管理 合計20A D-UNIT WR mini(Dユニット ウォーターレジスタント ミニ) 45871

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D-UNIT WR miniは、よりコンパクトで車体への取付やすさも向上したモデル。配線は、7.5Aが2本に5Aが1本。D-UNIT WRと違ってブレードヒューズを使用してるよ。上部にM8の穴が開いてるし、付属の段付きカラーを使うことでM6にも対応するので、大抵の場所に固定できるはず。インジケーター採用で光るのもかわいい。サイズは28×50×21mm

まとめ

D-UNITが登場以来、PLUSやWRなど機種を変えつつかなり長年愛用してきたんだけど、本当に便利よ。便利というか必需品というか。
カブ系に関しては、D-UNIT WR、D-UNIT WRminiがイチオシで、用途に合わせてD-UNIT PLUS、D-UNIT 2ポート、D-UNIT EASY 2ポートあたりもオススメ。

ベストなD-UNITを選ぶ参考になれば幸い。

レポート:若林浩志

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