どんなバイクでも必ず付き纏うのが盗難のリスク。しかし、ケイ・テクトの「ウルトラロボットアームロック TDX-06」は、物理ロックの中ではずば抜けた頑丈さを誇り、その存在自体が窃盗犯への強力な抑止力となる。愛車を守る“最後の砦”として、盗難リスクを格段に減らしてくれる頼れる代物だ。
文:太田安治/写真:南 孝幸、オートバイ編集部/モデル:平嶋夏海

ケイ・テクト「ウルトラロボットアームロック TDX-06」テスト&レポート

画像: K・TECT ウルトラロボットアームロック TDX-06 サイズ:全長3m、重量約12kg 税込価格:10万7800円 販売元: キタコ

K・TECT
ウルトラロボットアームロック TDX-06

サイズ:全長3m、重量約12kg
税込価格:10万7800円

販売元:キタコ

プロ窃盗犯の油圧カッターやボルトクリッパーでも破壊困難!

オートバイの盗難対策として振動や傾斜を検知するアラームや駐車位置からの移動をスマホに通知する電子式アイテムが注目されているが、実際に普及しているのはチェーンやU字ロック、ディスクロックといった移動を不可にする対策。しかし窃盗犯はそんな対策を百も承知で、特殊な工具を使ってチェーンやバーを切断し、キーシリンダーを破壊してしまう。

ここで紹介するキタコの製品は、窃盗犯が使うボルトクリッパーや油圧式カッターでも破壊困難という超頑丈な仕様。一見すると極太のチェーンロックだが、実際はリングを繋げたチェーンではなく、特殊合金鋼製の直方体ブロックをスチール製のリベットで連結した構造。

キーシリンダーはセキュリティ性の高さが世界で認められているフィンランドのアブロイ製で、ピッキングやドリルによる破壊を抑止。さらに強化ナイロン製カバーで耐候性を高め、地面との擦れによるダメージも防いでいる。

「TDX-06」は全長3mタイプで、オートバイ2台を一緒にロックでき、門柱などに留める「地球ロック」もやりやすい。重量は約12kgで持ち運びは辛いが、施錠に関しては、キーを使用せずシャフト部分をホイール間に差し込んでキーボックスに挿すだけでロックでき、両面キーの採用で開錠もスムーズ。慣れると意外なほど使いやすい。

プロの窃盗犯ならこの製品の頑丈さを知っているはずだから、見ただけで諦めるという視覚的な防犯効果も高いはず。物理ロックとしては飛び抜けて高価。だが盗難抑止力を考えれば納得できるのではないだろうか。

画像: ホイールに通すシャフト部の有効幅は約320mmで、直径はΦ22mm。(保護スポンジ込みの外径はΦ35mm)TDX-06は全長3m。オートバイ2台を一緒にガードでき、柱などの固定建造物にも留めやすい。

ホイールに通すシャフト部の有効幅は約320mmで、直径はΦ22mm。(保護スポンジ込みの外径はΦ35mm)TDX-06は全長3m。オートバイ2台を一緒にガードでき、柱などの固定建造物にも留めやすい。

画像: アブロイ製だけにキーパターンは最大3億6千万通り以上! ピッキングやドリルによる破壊にも強い。

アブロイ製だけにキーパターンは最大3億6千万通り以上! ピッキングやドリルによる破壊にも強い。

画像: TDX-06の重量は約12kg。同シリーズには仕様の異なる製品が多種ラインアップされていて、最高峰モデルのTDX-XXは全長2.3m、重量約25kgでディスクグラインダーにも耐えうる超硬質さを誇る。価格は26万4000円。

TDX-06の重量は約12kg。同シリーズには仕様の異なる製品が多種ラインアップされていて、最高峰モデルのTDX-XXは全長2.3m、重量約25kgでディスクグラインダーにも耐えうる超硬質さを誇る。価格は26万4000円。

画像1: ケイ・テクト「ウルトラロボットアームロック TDX-06」使用レビュー|プロの窃盗犯も諦める“12kgの鉄壁”、高い防犯性を誇る物理ロック

テスター太田安治の欲張りリクエスト

呆れるほど頑丈なアーム+世界が認めるアブロイ製のキー/シリンダーだけに突っ込みどころは皆無。常識外れに重くて高価だが、大事な愛車が忽然と姿を消すことを考えれば文句なし。むしろ余分な機能は一切付けて欲しくないとさえ思う。

文:太田安治/写真:南 孝幸、オートバイ編集部/モデル:平嶋夏海

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