▶▶▶写真はこちら|ホンダ「TLR200」(3枚)

Honda TLR200
当時価格:28万9000円(北海道、沖縄は29万4000円、その他一部離島は除く)

画像: 全長×全幅×全高:2080×825×1105mm ホイールベース:1315mm シート高:780mm 車両重量:97kg

全長×全幅×全高:2080×825×1105mm
ホイールベース:1315mm
シート高:780mm
車両重量:97kg

1983年4月に発売されたホンダ「TLR200」は、当時人気を集め始めていたトライアル競技とツーリング走行の両立を目指して開発されたスポーツバイク。

このモデルは、1982年のトライアル世界選手権で4サイクルエンジンとして初の世界チャンピオンに輝いた「RTL360」で培われた技術を惜しみなく投入した意欲作。トライアルで頻繁に使用される低・中速域において、強力なトルクを発揮する軽量な排気量194cc・4ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力は12馬力を発揮した。

車体は、軽量化・スリム化・高剛性を追求して設計され、メインパイプとダウンチューブには角型断面の高張力鋼管を採用。フレーム単体重量はわずか6.8kgだった。これにより、乾燥重量が90kgと、同クラスのモデルと比べても非常に軽量な車体を実現した。

画像: Honda TLR200 当時価格:28万9000円(北海道、沖縄は29万4000円、その他一部離島は除く)

そして、ツーリング用途にも対応できるよう、優れた燃料経済性(50km/h定地走行テスト値57km/L)と6.5Lの大容量燃料タンク、6速ミッションを装備。乗り心地の良い前後サスペンションと相まって、長距離走行も考慮したつくりとなっていた。

「TLR200」の登場により、ホンダの200ccスポーツバイクのラインナップは、4ストロークランドスポーツの「XL200R」、2ストロークランドスポーツの「MTX200R」とあわせて3機種となり、多様なユーザーのニーズに応える体制が整えられた。

エンジン形式:空冷4ストロークSOHC単気筒
総排気量:194cc
ボア×ストローク:65.5×57.8mm
圧縮比:8.2
最高出力:12.0PS/6500rpm
最大トルク:1.6kgf・m/4000rpm
燃料タンク容量:6.5L
変速機形式:6速リターン
キャスター角:26°30′
トレール量:86mm
ブレーキ前・後:機械式ドラム・機械式ドラム
タイヤサイズ前・後:2.75-21-4PR・4.00-18-4PR

関連のおすすめ記事

This article is a sponsored article by
''.