Honda FT400/FT500
当時価格:42万3000円/42万8000円
(北海道・沖縄はFT400:42万9000円、FT500:43万5000円※一部離島は除く)

全長×全幅×全高:2225×775×1190mm
ホイールベース:1425mm〈1435mm〉
シート高:790mm
車両重量:170kg〈171kg〉
※スペック・写真はホンダ「FT400」
※〈〉内はホンダ「FT500」
ホンダ「FT400」および「FT500」は、1982年に発売された個性的なスタイリングを持つロードスポーツモデル。
エンジンは、定評のあるXL系エンジンをベースに新設計されたもので、「FT400」は排気量398cc、「FT500」は排気量497ccの空冷4サイクル単気筒エンジンを搭載。セルフスターターを装備するほか、吸・排気にそれぞれ2個のバルブを配した4バルブ機構により高い燃焼効率を実現していた。

さらに、単気筒ながら2本のエキゾーストパイプを採用することで排気効率を向上。2軸式バランサーの採用により単気筒特有の振動を大幅に低減し、軽量・スリムで高剛性の専用ダイヤモンドフレームの使用を可能にしたことで、軽量・コンパクトながら、強力なトルク特性によるパワフルな走りが楽しめた。
足まわりには、前後輪に2ピストンキャリパーの大径フラットディスクブレーキを装備し、強力な制動効果を発揮。サスペンションにはフロントがセミエア式、リアにはホンダ独自のF・V・Q・ダンパーを装備。
低速で粘り強さを発揮するVBキャブレターや、メンテナンスフリーへの配慮として無接点式CDI、オートカムチェーン・テンショナーなどが採用された。
そのほかの装備面では、アルミキャストホイールやブラッククロームメッキのマフラー、幅広なチューブレスタイヤなどが装着されていた。
エンジン形式:空冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量:398cc〈497cc〉
ボア×ストローク:89.0×64.0mm
圧縮比:8.6
最高出力:27PS/6500rpm
最大トルク:3.2kgf・m/5000rpm
燃料タンク容量:13L
変速機形式:5速リターン
キャスター角:29°30′
トレール量:124mm
ブレーキ前・後:油圧式シングルディスク・油圧式シングルディスク
タイヤサイズ前・後:3.50S19-4PR・4.25S18-4PR




