キャンプやチェアリングで、快適な椅子って超重要。実際、キャンプ界隈でも座り心地にこだわったチェアは非常に人気が高いんですよね。でも、バイクのキャンプツーリングだとコンパクトに収納できるものでないと、なかなか持って行きにくいわけで。そんな中、登場したデイトナのハイバックローチェアがめちゃめちゃ優秀なリラックスチェアだったので、詳しく見ていくよ。

デイトナ ハイバックローチェアMIL

キャンプチェアには色々なタイプがあるけど、最近の定番はヘリノックスに代表される折りたたみフレームでハンモックみたいな座面のもの。座り心地と収納性を両立させた、革命的な逸品。
個人的にも愛用してるんだけど、先日デイトナから登場したハイバックローチェアMILが、本当に座り心地が良かったんですよ。

画像: デイトナ(Daytona) ローチェア アウトドア チェア キャンプ 椅子 軽量 コンパクト 持ち運び 座椅子 ハイバックローチェアMIL カーキ 60508 amzn.to

デイトナ(Daytona) ローチェア アウトドア チェア キャンプ 椅子 軽量 コンパクト 持ち運び 座椅子 ハイバックローチェアMIL カーキ 60508

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個人的にハイバックって、背中を預けると転倒しそうでなんとなく苦手だったんだけど、こいつは思い切り背中を預けても安心感がすごい。というか、普通に座ると自然と背中を預けるようになってる。正直そのまま寝てしまいそう。一度座ったら立ち上がりたくなくなるレベル。

ただ、その深い座り心地から食事なんかで体を起こすのはちょっと億劫だけど、そんなのが気にならないくらい快適なのよ。

細かい部分のディテールも優秀なんだけど、先にやや特殊なフレーム構造を見てもらいたいので、まずは組み立て&畳み方を見ていくよ。

ハイバックローチェアMILの組み立て方

収納袋はこんな感じ。公式サイトによるとサイズは43×12×13(cm)で、重量は約1400g。一般的なヘリノックスタイプよりはやや大きめだけど、ハイバックタイプとしてやや小さめ、って感じ。

画像1: ハイバックローチェアMILの組み立て方

内容物はこんな感じ。2種のフレームと座面。あと説明書と、フレームをまとめるゴムも付属するよ。

画像2: ハイバックローチェアMILの組み立て方

特徴的なのがこの前側フレーム。

画像3: ハイバックローチェアMILの組み立て方

先端パーツに穴が開いてて、これをメインフレームの前側に差し込むのよ。
このパーツ、前後があるので注意してね。大きい穴をメインフレームに差し込むよ。

穴部分のパーツが回転するので、取り付けは簡単。ここが固定式だと逆向きに装着できたりしちゃうのよね。

画像4: ハイバックローチェアMILの組み立て方

フレームを組み合わせるとこんな感じ。

画像5: ハイバックローチェアMILの組み立て方

次はフレームに座面を取り付けるよ。一般的な折りたたみチェアだと、どこから差し込んでもなんとかなるけど、こいつの場合は上側の差込部分が長いので、必ず上側から取り付けていこう。

画像6: ハイバックローチェアMILの組み立て方

上部を取り付けたら、下側の穴にフレームを差し込むだけ。取り付けやすいようにループが付いてるのが何気に便利。

画像7: ハイバックローチェアMILの組み立て方

そしたら、サイドのパルステープに収納袋を取り付けて完成。

画像8: ハイバックローチェアMILの組み立て方

フレーム構造が特殊だけど、一度構造を理解したら次からは凄く楽よ。つくようにしかつかないので、順番だけ守れば簡単なのよね。

ハイバックローチェアMILの畳み方

畳むときは、まずフレームをばらしてまとめよう。この時に短い脚がプラプラしちゃうので、付属のゴムで留めておくとすごく楽になるよ。

画像1: ハイバックローチェアMILの畳み方

この短い脚ね。

画像2: ハイバックローチェアMILの畳み方

座面に関しては、ハイバック部分には芯があるので、ここが最小サイズになるよ。

画像3: ハイバックローチェアMILの畳み方

なので、下部分を上部と同じ幅になるように折りたたもう。

画像4: ハイバックローチェアMILの畳み方

そしたら畳んだフレームをハイバックあたりにのっけて、くるくると巻いていこう。

画像5: ハイバックローチェアMILの畳み方

あとは収納袋にしまうだけ。収納袋は多少のゆとりがあるので、入れるのも難しくないよ。

画像6: ハイバックローチェアMILの畳み方

短い脚にゴムを掛けとくのと、座面上部に芯があることさえわかれば、めちゃめちゃ簡単に収納できるよ。タイトな作りのチェアだと、シビアな調整や畳み直しが必要なものもあるけど、これに関しては相当簡単な部類だと思う。

ハイバックローチェアMILをチェック

では、詳しく見ていくよ。正面&真横から見るとこんな感じ。

公式サイトによると、高さは740mmで幅は550mm
この手の超ロータイプチェアって、ものによっては座ると尻が地面に接地するものもあるのよね。でも、地面までのクリアランスが確保されてるし、座面もフレームもしっかりしてて、80kg超の自分でも、尻が接地することは一切なし。

画像3: デイトナ「ハイバックローチェアMIL」はキャンプツーリングやチェアリングに理想のリラックスチェアかも〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.350〉
画像4: デイトナ「ハイバックローチェアMIL」はキャンプツーリングやチェアリングに理想のリラックスチェアかも〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.350〉

畳むときにぴょこって出がちな短い脚。何気にこれ重要なパーツっぽいのよね。
構造的には前フレームの下側と、フレーム接合部の樹脂パーツで接地してるんだけど、そこから短い脚が後に伸びることで後方への転倒を防いでるっぽい。

画像1: ハイバックローチェアMILをチェック

側面には細いパルステープ。

画像2: ハイバックローチェアMILをチェック

収納袋を取り付けることで、小物入れになるし、収納袋がどっかいっちゃうのを防ぐこともできるよ。
パルステープは両側にあるから、反対側にはカラビナで小物をぶら下げておくのも便利。

画像3: ハイバックローチェアMILをチェック

こないだキャンプ中に雨が降ってきたのでマエヒロドームプラスの前室においてくつろいでみたんだけど、740mmという高さの割には全然窮屈さはなかった。むしろリラックスして雨音を楽しむことができた。

画像4: ハイバックローチェアMILをチェック

まとめ

キャンプ中に背中を預けてリラックスしたい人にはめっちゃオススメだし、チェアリングなんかにも凄く良さそう。ただ、同社のコンパクトチェアMIL2と比べても、さらにロータイプなので自分のキャンプスタイルに合わせたものを選んでね。

個人的な印象としては、初めてのキャンプチェアには万能なコンパクトチェアMIL2。そして2脚目にはぜひハイバックローチェアMILをオススメしたい。

レポート:若林浩志

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