ベスパ「プリマベーラ」「スプリントS」欧州仕様・2026年モデル概要

Vespa
Primavera
欧州仕様・2026年モデル
総排気量:155cc
エンジン形式:4ストローク3バルブ単気筒
シート高:785mm
※スペックは欧州仕様現行モデル
ブレーキ性能を強化をはじめ各部をブラッシュアップして登場
ピアッジオ・グループは、イタリアンスタイルのアイコニックなスクーター、ベスパ「プリマベーラ」と「スプリントS」の2026年モデルを発表した。
今回のモデルでは、安全性、機能性、およびデザインの面で各部がアップグレードされた。

Vespa
Primavera S 125
欧州仕様・2026年モデル
総排気量:124cc
エンジン形式:4ストローク3バルブ単気筒
シート高:785mm
※スペックは欧州仕様現行モデル
最大の技術的進化は、安全性に直結するブレーキシステムの強化だ。従来のリアドラムブレーキが、今回からツインピストンキャリパーを備えた220mmスチールディスクに置き換えられた。
これにより、フロントディスクブレーキとABS制御システムとの相乗効果で、より強力で確実な制動性能を実現している。
装備もアップグレードされ、50ccを超える全モデルにキーレスシステムが採用された。
ライダーはキーフォブを携帯していればエンジンの始動が可能となり、利便性が高められている。また、リモート認識機能も搭載され、混雑した駐車場での車両発見もしやすくなっている。

Vespa
Primavera Tech
欧州仕様・2026年モデル
総排気量:124cc
エンジン形式:4ストローク3バルブ単気筒
シート高:785mm
※スペックは欧州仕様現行モデル
デザインとインフォメーション機能においても大きな変更が加えられた。ベスパのクラシックな計器デザインを継承しつつ、全モデルにフルLCDテクノロジーを採用した新しいダッシュボードを導入。これにより、トリップ情報や車両情報に加え、ベスパMIAマルチメディアプラットフォーム(一部モデルに標準装備、他モデルはアクセサリー)を通じてスマートフォンとの連携が可能となり、通話、メッセージ、ナビゲーションといった機能をダッシュボードで管理できるようになった。
外観では、「プリマベーラ」と「スプリントS」の両モデルで、新デザインの12インチホイールが採用され、エレガントな5本スポークデザインが都会的なキャラクターを強調している。
特にスポーティな「スプリントS」には、左サイドパネルに5スリットの新しいグリルが追加され、過去のレーシーなベスパを彷彿とさせる。

Vespa
Sprint S
欧州仕様・2026年モデル
総排気量:124cc
エンジン形式:4ストローク3バルブ単気筒
シート高:790mm
※スペックは欧州仕様現行モデル
パワートレインは、ガソリンモデルとして50、125、150 ccの最新世代4ストローク3バルブエンジンがラインナップされるが、欧州市場では環境意識の高まりに応え、電動バージョンもラインナップしている。
電動モデルは2026年モデルでも引き続き提供され、モペッド(原動機付自転車)バージョンでは着脱式バッテリーにより充電の利便性が高められている。
ベスパ「プリマベーラ」と「スプリントS」は、1960年代の誕生以来受け継がれてきた「自由とスタイル」の象徴としての地位を固めつつ、最新の技術と機能を取り入れることで、現代シーンに適応した進化を続けている。
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ベスパ「プリマベーラ」

ベスパ「プリマベーラS」

ベスパ「プリマベーラ テック」

ベスパ「スプリントS」
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