ヤマハ「YZF-R」シリーズ70周年記念モデルの特徴

ヤマハ発動機は1955年に創立! YZF-Rシリーズにスポーティな記念カラーを採用

ヤマハ発動機は2025年に創立70周年を迎えた。それに即し、1月には創立70周年記念ロゴを公開するとともに、企業ロゴデザインの変更も実施。2025年から2026年にかけてメモリアルイヤーとすることを発表した。

画像: ヤマハ「YZF-R」シリーズ70周年記念モデルの特徴

2025年11月4日にイタリア・ミラノで開幕したEICMA2025では、その一環として、同社が誇るスポーツモデルブランド「YZF-R」シリーズの70周年記念カラーが発表された。

公開された車種は、「YZF-R9」「YZF-R7」「YZF-R3」「YZF-R125」の4機種だ。

画像: YAMAHA YZF-R9 70th Anniversary Edition 欧州仕様 総排気量:890cc エンジン形式:水冷ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:830mm 車両重量:195kg

YAMAHA
YZF-R9 70th Anniversary Edition
欧州仕様

総排気量:890cc
エンジン形式:水冷ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:830mm
車両重量:195kg

画像: YAMAHA YZF-R7 70th Anniversary Edition 欧州仕様 総排気量:689cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:830mm 車両重量:189kg

YAMAHA
YZF-R7 70th Anniversary Edition
欧州仕様

総排気量:689cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:830mm
車両重量:189kg

画像: YAMAHA YZF-R3 70th Anniversary Edition 欧州仕様 総排気量:321cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:780mm 車両重量:169kg

YAMAHA
YZF-R3 70th Anniversary Edition
欧州仕様

総排気量:321cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:780mm
車両重量:169kg

画像: YAMAHA YZF-R125 70th Anniversary Edition 欧州仕様 総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 シート高:820mm 車両重量:141kg

YAMAHA
YZF-R125 70th Anniversary Edition
欧州仕様

総排気量:125cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:820mm
車両重量:141kg

モチーフとなったカラーリングは、1999年型の「YZF-R7(OW02)」。YZF-R1、YZF-R6に続く750ccスーパースポーツとして海外向けに販売されたハイスペックマシンである。

画像: YAMAHA YZF-R7(OW02) 1999年

YAMAHA YZF-R7(OW02)
1999年

OW02は、クランクケース一体式シリンダー、チタン製コンロッド、ツインインジェクターを採用したコンパクト三軸配置の新開発エンジンを、アルミニウム製のデルタボックスIIフレームに搭載。さらに前後のサスペンションはオーリンズ製のものを採用。スーパーバイクレース参戦を前提にした特別仕様で、500台限定で販売された。

このOW02をイメージしたカラー&グラフィックを採用したマシンは、すでにレースの現場でも披露されてきた。

2025年6月26日には、MotoGP世界選手権・第10戦オランダGPの会場であるアッセンで創立70周年を祝した記念イベントを開催し、ホワイトとレッドのカラーリングを施した「YZR-M1」を発表。6月29日の決勝レースでは「Monster Energy Yamaha MotoGP」「Prima Pramac Yamaha MotoGP」のライダーがそれらを駆って参戦した。

画像: ▲2025年6月26日に行なわれた創立70周年の記念イベント。 global.yamaha-motor.com

▲2025年6月26日に行なわれた創立70周年の記念イベント。

global.yamaha-motor.com

さらに8月の鈴鹿8時間耐久ロードレースでも「YAMAHA RACING TEAM」と「YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team」がこの配色を採用した「YZF-R1」で闘った。

画像: ▲2025年の鈴鹿8耐で、YAMAHA RACING TEAM(中須賀克行選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ロカテッリ選手)が駆ったYZF-R1。 race.yamaha-motor.co.jp

▲2025年の鈴鹿8耐で、YAMAHA RACING TEAM(中須賀克行選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ロカテッリ選手)が駆ったYZF-R1。

race.yamaha-motor.co.jp

そして11月4日、いよいよ海外向けの市販車が発表されたというわけだ。

画像: ▲左からYZF-R9、R7、R3、R125の70周年記念モデル。

▲左からYZF-R9、R7、R3、R125の70周年記念モデル。

カラー&グラフィックのみならず、1990年代のスポーツモデルを想起させる「YZF」のロゴを採用。車名のレタリングもそれに合わせたデザインとなっている。

また燃料タンクに備わる音叉マークのエンブレムがゴールドカラーになっているのも特徴だ。70周年記念車であることを示すデカールもタンクの上部に備わる。

現時点で国内モデルに関するアナウンスはないが、これまでも記念モデルは数々販売されてきたので、じきに発売されることに期待が持てる。

また「YZF-R7」は、この機にモデルチェンジを受け、電子制御装備を充実するなど大幅にアップデートされた。新型「YZF-R7」に関しては別の記事で紹介しているのでご覧いただきたい。

ヤマハ「YZF-R」シリーズ70周年記念モデルの動画・写真・人気投票

画像: 2026 Yamaha 70th Anniversary Supersport Line-Up www.youtube.com

2026 Yamaha 70th Anniversary Supersport Line-Up

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    YZF-R9
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    YZF-R7
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    YZF-R3
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    YZF-R125
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    YZF-R9
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    YZF-R7
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    YZF-R3
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    YZF-R125
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まとめ:西野鉄兵

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