まとめ:松本正雅
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スズキ「SV-7GX」の概要
スズキが放つ渾身の新世代クロスオーバー!

SUZUKI
SV-7GX
2026年モデル
総排気量:645cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
シート高:795mm
車両重量:211kg
価格・発売日未定
SV-7GXは、SV650の軽量・俊敏な特性と、Vストローム650XTの快適性・防風性を掛け合わせた、まさに“いいとこ取り”の一台である。17インチのオンロードホイールを備えつつも、アップライトなポジションと大型ハーフカウルを組み合わせ、街乗りからワインディング、長距離ツーリングまで幅広いステージで活躍できる、魅力満載のオールラウンダーだ。






独創的なスタイリングは「Bold, Refined and Sporty(大胆・洗練・スポーティ)」をテーマに掲げたもので、GSX-S1000GXを思わせるアグレッシブなハーフカウルを装備。トレリスフレームの美しい曲線を生かした2本のキャラクターラインが、力強さと軽快感を両立する。



エンジンは熟成の645cc 90度VツインDOHC。SVシリーズやVストローム650などに搭載されている、25年以上の進化を経てなお健在の名機だ。最高出力は54kW(約73PS)/8500rpm、最大トルクは64Nm/6800rpmを発揮する。低回転から粘り強く、中高回転ではスムーズかつ伸びやかな加速を発揮できるのが特徴で、燃費はWMTCモードで23.8km/Lと良好。Euro5+規制にも対応している。




車体はSV650譲りのスチール製トレリスフレームをベースに再設計。剛性バランスを見直し、低重心かつスリムなシルエットを維持している。足まわりはフロントにΦ41mmテレスコピックフォーク、リアにはリンク式モノショック(7段プリロード調整/129mmトラベル)を採用。SV650よりもソフトめのセッティングで、ツーリングや街乗りでも疲れにくい快適な乗り心地を実現する。




装備も充実している。灯火類はすべてLED化。GSX-S1000GX譲りのデュアルプロジェクターLEDヘッドライトとポジションライトが、鋭く精悍なフロントフェイスを構成。メーターは4.2インチフルカラーTFTディスプレイで、スマートフォン連携アプリ「Suzuki Ride Connect+」に対応。ナビゲーション、着信通知、天気・交通アラート、走行ログの記録・SNS共有など、ライダーのデジタルライフを走行中でもサポート。USB-C給電ポートも装備する。

ボディカラーは「パールブリリアントホワイト×メタリックトリトンブルー」「パールマットグレージュ」「グラススパークルブラック」の3色を設定。SV650の血統を受け継ぎつつ、最新技術を活かした快適・快速な、新世代のストリートクロスオーバーは、幅広い層のライダーに愛される1台となりそうだ。国内導入に期待したい1台だ。
スズキ「SV-7GX」のカラー・人気投票

パールブリリアントホワイト×メタリックトリトンブルー

パールマットグレージュ

グラススパークルブラック
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スズキ「SV-7GX」の主なスペック・燃費
| 全長×全幅×全高 | 2160×910×1295mm |
| ホイールベース | 1445mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| シート高 | 795mm |
| 車両重量 | 211kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒 |
| 総排気量 | 645cc |
| ボア×ストローク | 81.0×62.6mm |
| 圧縮比 | 11.2 |
| 最高出力 | 54kW(約73PS)/8500rpm |
| 最大トルク | 64Nm(6.5kg-m)/6800rpm |
| 燃料タンク容量 | 17.4L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 25゜ |
| トレール量 | 106mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ290mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
| 燃料消費率 WMTCモード値 | 23.8km/L |
| 乗車定員 | 2名 |
スズキ「SV-7GX」の動画・写真
SV-7GX | Official Promotional Video| Suzuki
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