▶▶▶写真はこちら|ヤマハ「TMAX 25th Anniversary」の全体・各部・走行シーン
ヤマハ「TMAX 25th Anniversary」欧州仕様車の特徴

YAMAHA
TMAX 25th Anniversary
欧州仕様・特別仕様車
総排気量:562cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:800mm
車両重量:219kg
スポーツスクーターの金字塔が25周年の節目を迎えた
ヤマハが誇るスポーツスクーターのフラッグシップ、TMAXが記念すべき25周年を迎えた。その四半世紀の節目を祝し、満を持して登場するのが特別仕様車の「25th Anniversary」だ。
TMAXの歴史は2001年に初代モデルが登場したことから始まった。それまでのスクーターの常識を打ち破り、モーターサイクルのようなスポーティな走行性能と、日常の移動を支える快適なコミューター機能を高次元で融合させた「オートマチック・スーパースポーツ」という新たなジャンルを確立した。

とくにその革新性は、欧州市場で瞬く間に受け入れられた。都市部での機動性と、高速道路を軽快に駆け抜けるパフォーマンス、そしてスタイリッシュなデザインが相まって、TMAXは長年にわたり、このカテゴリーにおける絶対的な盟主としての地位を築き、欧州での人気を確固たるものとしている。
さて、今回登場した25周年記念モデルの最大の魅力は、そのルックスに凝縮されている。TMAXの歴史の中でもとくにファンからの支持が厚いモデル、2006年の「ブラックマックス」のカラーリングを大胆にオマージュしている。





車体全体は精悍なダークグレーメタリックを基調とし、TMAXのアイコンであるサイドの「ブーメラン」パネルにはライトグレーメタリックを配色。このマットとメタリックのコントラストが、最新のTMAXテックマックスの持つシャープな造形をさらに際立たせている。
足元には切削加工が施されたブラックホイールが奢られ、スポーティさと高級感を両立。そして極めつけは、特別仕様の赤いシート。このシートには25周年を記念するロゴが刺繍されている。

ベース車両は最新のTMAXテックマックス。排気量562ccのパワフルな水冷2気筒エンジンは、EURO5+に適合し、最高出力35kWを発生。装備面では、7インチTFTフルカラーディスプレイや、Garminナビゲーションシステム(サブスクリプションサービス)、電動調整式のスクリーン、シートヒーター、グリップヒーターといったアイテムも標準装備している。
TMAXはこれまで、さまざまな進化とモデルチェンジを行なうことで、常に時代の最先端を走り続けてきた。この25周年記念モデルは、過去の栄光を称えつつも、TMAXがこれからもスポーツスクーターのベンチマークであり続けるという、ヤマハの強い意志を感じさせる。
なお国内での展開について、現時点でアナウンスはされていない。
ヤマハ「TMAX 25th Anniversary」欧州仕様車の動画・写真
2026 Yamaha TMAX 25th Anniversary: Special Edition
www.youtube.comヤマハ「TMAX 25th Anniversary」欧州仕様車の主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2195×780×1415-1470mm | 
| ホイールベース | 1575mm | 
| 最低地上高 | 135mm | 
| シート高 | 800mm | 
| 車両重量 | 219kg | 
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒 | 
| 総排気量 | 562cc | 
| ボア×ストローク | 70.0×73.0mm | 
| 圧縮比 | 10.9 | 
| 最高出力 | 35kW/7000rpm | 
| 最大トルク | 55N・m/5250rpm | 
| 変速機形式 | Vベルト式無段変速 | 
| 燃料タンク容量 | 15L | 
| ブレーキ形式(前・後) | Φ267mmダブルディスク・Φ282mmシングルディスク | 
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70R15M/C 56H・160/60R15M/C 67H | 
まとめ:西野鉄兵
ヤマハ「TMAX」関連のおすすめ記事

▶▶▶新型車ニュースはこちら! EICMAやモビショー情報も掲載
www.autoby.jp
				
				



