ホンダは原付一種(第一種原動機付自転車)に新たに追加された区分基準(新基準原付)に適合した、「Dio110 Lite(ライト)」を2025年11月20日(木)に発売する。扱いやすいパワー特性に加え、15mm低く設定した専用のローシートも装備した注目の1台、まずはその詳細をじっくり見て見よう。
▶▶▶ホンダ「Dio110 Lite」写真はこちら

ホンダ「Dio110 Lite」の概要

画像: HONDA Dio110 Lite 2026年モデル 総排気量:109cc エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 シート高:745mm 車両重量:95kg 発売日:2025年11月20日 価格:23万9800円

HONDA
Dio110 Lite
2026年モデル

総排気量:109cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:745mm
車両重量:95kg

発売日:2025年11月20日
価格:23万9800円

2025年に新設された「新基準原付」は、総排気量50ccを超え125cc以下、かつ最高出力4.0kW以下に制御された車両区分。これに対応してホンダが発売するDio110 Liteは最高出力を3.7kWに最適化。Dio110のエンジンをベースに、日常使用で扱いやすく力強い出力特性を実現している。

画像1: ホンダ「Dio110 Lite」の概要

Dio110ベースのエンジンは、109ccの空冷・4ストローク、OHC単気筒エンジン。「eSP(enhanced Smart Power)」と呼ばれるユニットで、アイドリングストップ・システムや電子制御式ACGスターターを採用し、環境性能と静粛性を高めつつ、スムーズな発進を可能としている。Liteではこれを3.7kWに最適化。低回転域から豊かなトルクを発揮する仕様としている。

画像2: ホンダ「Dio110 Lite」の概要

足まわりには、前後14インチの大径ホイールを採用。市街地はもちろん、郊外走行でも安定感ある乗り心地を実現する。ブレーキにはフロントに油圧式ディスクブレーキを装備し、前後輪の制動力をバランスよく配分するホンダ独自のコンビブレーキシステムも搭載。安全かつ安心感のある制動性能を備えている。

画像3: ホンダ「Dio110 Lite」の概要

また、Dio110 Liteは、専用装備としてローシートを採用。底板を工夫することで、シート高は745mmと、ベースモデルのDio110より15mm低く設定されており、小柄なライダーでも足つき性に優れる。取り回しのしやすさや安心感が一層高まっているのも特徴だ。

さらに、シート下には17Lのラゲッジボックスを装備。サイドスタンドとメインスタンドも標準装備し、キーシリンダーにはシートオープナーとハンドルロックを集約したシャッター付き仕様を採用するなど、装備面も充実している。

スタイリングは基本的にベースモデルのDio110と同様だが、原付二種を示す前後フェンダーの白いマークが省略されているほか、ヘッドライト下に新基準原付であることを示す「Lite」のロゴステッカーが追加されている。また、メーターも60km/hフルスケールに変更され、速度警告灯も追加された。ボディカラーは全3色をラインアップする。

110ccという排気量を活かし、低回転域からの豊かなトルクを使って、力強い走りを実現できるほか、坂道発進などのシーンでも余裕を生み出しているDio110 Lite。毎日の使用で扱いやすく、ハイホイールスクーターならではの高い走破性と安定性も心強い味方だ。

画像4: ホンダ「Dio110 Lite」の概要

魅力満載の新基準原付スクーター、Dio110 Lite。発売は11月20日(木)で、価格は23万9800円(税込)。Dio110よりもさらに割安に設定された価格も魅力的だ。新基準原付に対応しながらも、軽快な走りと実用性を兼ね備えた1台として、Dio110 Liteは大いに注目されそうだ。

ホンダ「Dio110 Lite」のカラー・人気投票

【アンケート】あなたはどのカラーが好きですか?

お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。

  • 画像4: 【新基準原付スクーター】ホンダ「Dio110 Lite」登場! ローシート標準装備で11月20日発売! 注目の詳細をじっくり解説!
    キャンディラスターレッド
  • 画像5: 【新基準原付スクーター】ホンダ「Dio110 Lite」登場! ローシート標準装備で11月20日発売! 注目の詳細をじっくり解説!
    マットギャラクシーブラックメタリック
  • 画像6: 【新基準原付スクーター】ホンダ「Dio110 Lite」登場! ローシート標準装備で11月20日発売! 注目の詳細をじっくり解説!
    パールスノーフレークホワイト
  • 画像7: 【新基準原付スクーター】ホンダ「Dio110 Lite」登場! ローシート標準装備で11月20日発売! 注目の詳細をじっくり解説!
    キャンディラスターレッド
    29
    5
  • 画像8: 【新基準原付スクーター】ホンダ「Dio110 Lite」登場! ローシート標準装備で11月20日発売! 注目の詳細をじっくり解説!
    マットギャラクシーブラックメタリック
    12
    2
  • 画像9: 【新基準原付スクーター】ホンダ「Dio110 Lite」登場! ローシート標準装備で11月20日発売! 注目の詳細をじっくり解説!
    パールスノーフレークホワイト
    59
    10

投票ありがとうございました。

ホンダ「Dio110 Lite」の開発者に聞く

画像: 石田 慎一郎氏 Dio110 Lite 開発責任者

石田 慎一郎氏
Dio110 Lite 開発責任者

「幅広いユーザーの方がお使いになる新基準原付ということもあって、Dio110 Liteでは扱いやすさと実用性の向上を図り、シート高をスタンダードのDio110より15mm低い仕様としています。ただ、シートのクッションが薄くなった結果、乗り心地が悪くなってしまっては意味がないので、底板の形状を工夫して、シートクッションの肉厚はほぼそのままで15mmのローダウンを実現しています」

「乗り味としては、Dio110がベースということもあって、排気量の余裕が生み出す低回転域からのトルクを活かした、発進の力強さがポイントのひとつです。実際試乗してみても、坂道発進が50ccスクーターよりも余裕があってやりやすいですし、発進時のエンジン回転数も低いため、非常に静かに、滑らかに動き出してくれます。全体的に安定感のある、快適な乗り心地が自慢です。楽しみにしていてください」

ホンダ「Dio110 Lite」の主なスペック・燃費・生産国・価格

全長×全幅×全高1870×685×1100mm
ホイールベース1255mm
最低地上高150mm
シート高745mm
車両重量95kg
エンジン形式空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量109cc
ボア×ストローク47.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力3.7kW(5.0PS)/5250rpm
最大トルク7.6N・m(0.77kgf・m)/4000rpm
燃料タンク容量4.9L
変速機形式Vベルト無段変速
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・ドラム
タイヤサイズ(前・後)80/90-14M/C 40P・90/90-14M/C 46P
乗車定員1人
燃料消費率 WMTCモード値56.6km/L(クラス1)1名乗車時
製造国べトナム
メーカー希望小売価格23万9800円(消費税10%込)

ホンダ「Dio110 Lite」の写真

ホンダ「Dio110」のおすすめ関連記事

This article is a sponsored article by
''.