まとめ:松本正雅
ホンダ「CB350C SPECIAL EDITION」の概要

HONDA
CB350C SPECIAL EDITION
販売国:インド
総排気量:348.36cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
シート高:800mm
車両重量:186kg
現地価格:20万1900ルピー
※約34万1110円
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ピンストライプをあしらった丁寧な仕上げの逸品!
ホンダのGB350Cは重厚感あるスタイルと、空冷シングルらしい鼓動感、そして手に余らないサイズと取り回しの良さで国内でも人気のモデル。生産国のインドでは「CB350C」の名前で販売されていて、ロイヤルエンフィールドのクラシック350とガチのライバルだったりするモデルです。








インドでは最近、そんなCB350Cに「スペシャルエディション」が追加設定されました。文字通りの上級仕様で、ピンストライプをあしらった上品なペイントが目を惹くモデルです。ちなみに、ライバルのロイヤルエンフィールドも、グレードによっては職人さんのハンドペイントによるピンストライプがあしらわれていたりします。
ちなみに、インドでは大きいバイクは「男らしさ」を象徴しているんだそうで、こうした重厚感あるフォルムが結構好まれているんだとか。たしかに高級感があって、堂々たる佇まいですね。


タンクをふち取るように描かれるピンストライプ。いわゆる「子持ちライン」と呼ばれる2本線のデザインで、タンク上面にはスペシャルエディションらしく特製ステッカーがあしらわれています。




サイドカバーやフロントフェンダーにもピンストライプがあしらわれています。シートの形状自体は従来モデルと同様ですが、タンデムシート後部に備え付けられた大型のグラブバーはメッキ仕上げに変更されています。クラシックモデルにとって、こうしたメッキパーツの多用が高級感を醸し出すポイントになるのです。




魅力のひとつである空冷シングルエンジンの仕様に変更はなく、パワーも従来型と同様。フロントフォークに極太のカバーが装着され、歯切れのいいサウンドを奏でるキャブトンタイプのマフラーやスリッパークラッチ、HSTC(ホンダ セレクタブル トルク コントロール)の標準装備もこれまでと同様。メーターはデザインも従来通りで、インド仕様はスマホ連携が可能になる「Honda RoadSync」も備えています。
ホンダ「CB350C SPECIAL EDITION」のカラー・人気投票

レッドメタリック

マットデューンブラウン
「CB350C SPECIAL EDITION」のカラーは2色が展開されています。
ひとつめのレッドメタリックは重厚感あるスタイリングによく似合う、いわゆるエンジ色。ストライプもゴールドで高級感満点です。一方のマットデューンブラウンはいわゆるつや消しのサンドカラー。シックに楽しめる、レトロ感を高めてくれるカラーです。
いつ日本に導入されてもおかしくない完成度の高さ。現時点ではインドで登場したばかりなので、国内導入のアナウンスはありませんが、この出来栄えだと、国内仕様登場の可能性に期待してよさそうですよね。今後の展開に期待しましょう!
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ホンダ「CB350C SPECIAL EDITION」の主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2207×788×1110mm |
ホイールベース | 1441mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 186kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 348.36cc |
ボア×ストローク | 70×90.519mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 15.5kW(約21.08PS)/5500rpm |
最大トルク | 29.5Nm(約3.0kg-m)/6000rpm |
燃料タンク容量 | 15.2L |
変速機形式 | 5速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90R19 M/C 57H・130/70R18 M/C 63H |
乗車定員 | 2名 |
現地価格 | 20万1900ルピー(※約34万1110円) |