ブルー・モンスター・クロージング(BMC)は、老舗紳士服メーカーのワキタとの共同開発により、冬のライディング環境に対応する新たな防寒アウター「電熱MA-1」を発表した。店頭発売は2025年11月中旬の予定だが、BMC公式オンラインストアでは10月6日~10月13日の期間に先行予約販売を実施する。価格は店頭販売価格より約5000円安い税込・送料込2万9999円だ。

電熱パネルで最大+60℃を実現! 市販のモバイルバッテリーで作動する

画像: BLUE MONSTER CLOTHING 電熱MA-1 カラー:オリーブ、ネイビー サイズ:M、L、XL、3L 店頭販売価格:税込3万4980円 先行予約販売価格:税込・送料込2万9999円 ▶▶▶BMC公式オンラインストアはこちら

BLUE MONSTER CLOTHING
電熱MA-1

カラー:オリーブ、ネイビー
サイズ:M、L、XL、3L

店頭販売価格:税込3万4980円
先行予約販売価格:税込・送料込2万9999円

▶▶▶BMC公式オンラインストアはこちら

BMC「電熱MA-1」は、一般的な防寒着の概念を超え、アウターとしての基本性能と、着脱可能な高性能電熱デバイスを統合することで、冬期におけるライダーの快適性維持に主眼を置いている。

核となるのは、内蔵された電熱システム。この電熱パネルは、最大で60℃に達する発熱能力を備えており、走行風による冷え込みに対し、体の内側から安定した温熱供給を可能にする。

画像: ▲電熱パネルを作動させるスイッチは、インナージャケット前面左側の裾に搭載。ジャケットの内部にしまうことができ、デザインは崩さない。

▲電熱パネルを作動させるスイッチは、インナージャケット前面左側の裾に搭載。ジャケットの内部にしまうことができ、デザインは崩さない。

画像: ▲市販のモバイルバッテリー(推奨規格5V/1万mAh)が使えるのが嬉しい。

▲市販のモバイルバッテリー(推奨規格5V/1万mAh)が使えるのが嬉しい。

画像: ▲バイクに備わる電源ソケットを使用することも可能。

▲バイクに備わる電源ソケットを使用することも可能。

電力供給は、市販のモバイルバッテリー(推奨規格5V/1万mAh)を使用し、接続端子にはUSBタイプAを採用。これにより、専用バッテリーを必要とせず、汎用性の高い電源運用を実現している。発熱レベルはライディング時の状況や個人の体感温度に合わせて「強・中・弱」の3段階で切り替え可能であり、細やかな温度調節に対応する。安全機能として、デバイスは連続3時間の使用で自動的に電源が切れる機構を備えている。

画像: ▲フライトジャケットのMA-1は、オリジナルだとバイク乗りには丈が短いことも。BMCの「電熱MA-1」は長めの丈を採用し、さらにアームホールは腕が動かしやすい仕様に。前傾姿勢のスポーツモデルにも対応する設計にしたという。

▲フライトジャケットのMA-1は、オリジナルだとバイク乗りには丈が短いことも。BMCの「電熱MA-1」は長めの丈を採用し、さらにアームホールは腕が動かしやすい仕様に。前傾姿勢のスポーツモデルにも対応する設計にしたという。

アウターとしての構造は、過酷な走行環境に対応するため、オートバイ専用設計が徹底されている。外側には高い防風性能を持つシェル素材を採用し、中綿の保温性と組み合わせることで、電熱機能をオフにした状態でも一定の防寒性能を発揮する。電熱による温熱効果と、外部からの冷気遮断性能の統合により、ライダーは厳冬期でも体温を効率的に保持することが可能だ。

画像: ▲アウターとインナーは別体式。電熱パネルはインナーに備わっている。そのため、手持ちのアウターと組み合わせることもできる!

▲アウターとインナーは別体式。電熱パネルはインナーに備わっている。そのため、手持ちのアウターと組み合わせることもできる!

本製品の大きな実用性のひとつとして、アウターと電熱インナーの分離構造が挙げられる。電熱インナーはアウターから容易に取り外すことができ、ライダーはインナー単体を、現在愛用している他のジャケットやアウターの下に着込むことが可能だ。

これにより、電熱機能の利用シーンがバイク走行時に限定されず、日常の防寒対策としても活用範囲が拡大する。また、インナーに組み込まれた電熱デバイスは、防水仕様の端子・コードを使用しているため、家庭での洗濯が可能であり、衛生面とメンテナンスの負担軽減にも配慮されている。

画像: ▲プロテクターは肩・肘・背中・胸部まですべて標準装備。手持ちのものに入れ替えも可能。

▲プロテクターは肩・肘・背中・胸部まですべて標準装備。手持ちのものに入れ替えも可能。

「電熱MA-1」は、ライダーが長距離・長時間にわたって集中力を維持し、快適に走行するための機能を合理的に統合した製品。冬のライディングにおける防寒対策の選択肢として、その実用性と機能の統合性は注目に値する。この製品の市場投入は、電熱ウエア市場における高性能化と汎用性の追求というトレンドを象徴するものといえるだろう。

画像: ▲BMC製品はバイクに乗る日も乗らない日も着られるのが魅力。この「電熱MA-1」もあらゆるシーンで役立つはず。

▲BMC製品はバイクに乗る日も乗らない日も着られるのが魅力。この「電熱MA-1」もあらゆるシーンで役立つはず。

デザイン面では、フライトジャケットのMA-1をベースとしたネオクラシックなビンテージ調が採用されている。カジュアルなデザインでありながらも、機能性を確保。カラーは、フライトジャケットの定番であるオリーブとネイビーの2色展開で、サイズはMから3Lまで幅広くラインナップされている。

画像: 電熱パネルで最大+60℃を実現! 市販のモバイルバッテリーで作動する

通常価格は税込3万4980円。しかしBMC公式オンラインストアでは、2025年10月6日~13日に先行予約販売を実施し、この期間中は税込・送料込2万9999円で購入できる。デリバリー時期は店頭販売が開始される11月中旬の予定だ。

まとめ:西野鉄兵

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