ブルー・モンスター・クロージング(BMC)の冬の定番品である防風ジーンズが過去最大の進化を遂げ、「防風ジーンズ・ボア」として2025年9月22日にリリースされた。ウインターシーズンもバイクにしっかり乗るという人なら、今年の製品は“買い”だ!
文:西野鉄兵/写真:webオートバイ編集部、BMC
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画像: BLUE MONSTER CLOTHING 防風ジーンズ・ボア 2025年モデル カラー:100 ブルーリンス、126 濃色USED、101 ブラック サイズ:S、M、L、XL、3L、4L、5L 発売日:2025年9月22日 税込価格:税込1万4980円 販売店: BMC公式オンラインストア 、 2りんかん

BLUE MONSTER CLOTHING
防風ジーンズ・ボア
2025年モデル

カラー:100 ブルーリンス、126 濃色USED、101 ブラック
サイズ:S、M、L、XL、3L、4L、5L

発売日:2025年9月22日
税込価格:税込1万4980円
販売店:BMC公式オンラインストア2りんかん

BMC製品がヒットし続けている理由

画像1: BMC製品がヒットし続けている理由

BMCは2015年に一般アパレルブランドとして創立した。バイク用ウエアの展開を開始したのは2020年のこと。それからわずか4年、2024年にはバイク用品チェーン2りんかんでのジーンズ販売本数がナンバーワンに輝いた。2025年は前年を上回るペースで売上を伸ばしているという。

その躍進の原動力となっているのは、BMC代表・ローリー青野氏のものづくりにおけるシンプルかつ徹底的な考え方だ。夏に涼しさを追求するために開発・販売を続ける“空冷式”シリーズ。雨天で絶対に濡れたくないと思ったことから生まれた「レインアーマー」。そして冬に暖かく走りたいと考えて作られた“防風”シリーズなど。

画像2: BMC製品がヒットし続けている理由

いずれも分かりやすい特性が店頭でも目立ち、ヒットにつながった。もともと一般アパレルを手掛けていたBMCの製品はファッション性の高さも魅力。街乗りではもちろん、普段から着用できるという点も人気を集める理由のひとつだ。

今回紹介する「防風ジーンズ・ボア」は、そんなBMCらしさが際立った製品といえるだろう。

BMC「防風ジーンズ・ボア」の特長

画像: BMC「防風ジーンズ・ボア」の特長

① 過去最高の防寒力を実現

BMCの「防風ジーンズ」は2023年に初めて発売された。2024年にも進化して登場し、いずれも販売開始から間もなく完売している。

そして2025年モデルは「防風ジーンズ・ボア」と名称を変更し、大幅なリニューアルを遂げた。キャッチコピーは“穿く毛布。ボア素材を裏地のほぼ全面に仕込んでいる。

まずその厚さに衝撃を受ける。一般的なジーンズはもちろんのこと、前年モデルと比較しても格段に厚みが増している。

画像: ▲左が「空冷ジーンズ・ボア」。右はBMC製ジーンズの通年モデル。3倍近い厚みがある。

▲左が「空冷ジーンズ・ボア」。右はBMC製ジーンズの通年モデル。3倍近い厚みがある。

生地は表面からデニム→防風フィルム→ポリエステル・ボアの三層構造。見た目はファッションブランドのおしゃれなジーンズに見えるが、フィルムとボアにより、高い防寒力を確保している。その性能は、ローリー青野氏によると気温1℃の高速道路走行も寒く感じないというほどだ。

画像1: ① 過去最高の防寒力を実現

インサートされている防風フィルムにより、通気性試験の結果は風を通さないことを意味する0.1未満という数値を実現した。これにより寒風から肌を守る。

画像2: ① 過去最高の防寒力を実現

裏地のボアは光吸収発熱糸を使用している。太陽光を受けることで発熱する先進素材だ。保温性の試験結果でも驚異的な数値を記録した。

画像3: ① 過去最高の防寒力を実現

暖かいと評判だった前年モデルが保温率37.1%だったのに対し、「防風ジーンズ・ボア」は67.7%を達成、じつに前年比182%! これは一般的な綿毛布と同等の保温性となる。

毛布を脚にピタッと巻くことができれば暖かいであろうことは想像できる。「防風ジーンズ・ボア」の場合は、そこに防風性能を持つフィルムも備わっているので、実際に毛布を巻くよりもはるかに防寒性能は高い。

またボアという素材の特性上、穿いた瞬間に温もりも得られる。冬場の朝の着替えでは、嬉しく感じるはずだ。

ちなみにこの「防風ジーンズ・ボア」は、シリーズで初めてベンチレーションホールが設けられた。その理由は、暑くなりすぎるため。蒸れを逃がすことを目的としたこの通気孔こそ、今作の防寒性能における自信の表れにほかならない。

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画像4: ① 過去最高の防寒力を実現

② 抜群のストレッチ性と動きやすい立体構造

暖かさをうたう防寒パンツは市場にさまざま流通している。筆者が「防風ジーンズ・ボア」を穿いてみて、もっとも驚いたのは、生地の分厚さがまったく苦にならない優れた運動性だ。

表地のデニムをはじめ、防風フィルム、ボア素材そのすべてが高いストレッチ性能を持ち、よく伸びる。

冬用パンツは伸縮性が乏しいものが一般的。そういった認識がある人は筆者と同じように感動するはず。

画像1: ② 抜群のストレッチ性と動きやすい立体構造

BMCがハイパワーストレッチと呼ぶこの伸縮性は、脚まわりをはじめウエストにも活かされている。そのため、少しタイトめのサイズを選んでも安心して穿ける。

BMCのバイク用ジーンズは、膝を長時間曲げた状態でも快適に感じる専用の立体構造となっている。なめらかな曲線を描くアウトシームは、デザインの個性にも繋がっている。

股下の長さは全サイズ共通の82cm。前年までのモデルと比べ、2cm長くなった。さらに膝から裾にかけてはゆとりをアップ。ふくらはぎが太い人も穿きやすくなっている。

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画像2: ② 抜群のストレッチ性と動きやすい立体構造

③ ライダーのための徹底した仕様

すでにライダー専用設計であることはご理解いただいていると思う。さらに各部にいたるまでバイク乗りを想った設計がなされているので、見ていこう。

まずはプロテクター。膝にはソフトパッドが標準搭載されている。生地の外側に備わるファスナーから着脱できるのが嬉しい。装着位置の調整も行なえる。

新機構として、使い捨てカイロを挿入できるスペースも設けられた。

左ももの前面にはスマホポケットを搭載。デザインのアイコンにもなっているこのポケットは、バイクに跨っているときにスマホの出し入れが非常にしやすい。またフロントポケットにスマホを入れると乗車中に邪魔に感じることも多いが、このポケットに入れておくと気にならない。

画像1: ③ ライダーのための徹底した仕様

ヒップポケットは深底でライダーズウォレットを入れやすい。一般的なジーンズよりも外側に配置され、バイクのシートに着座した際、中身が運転を妨げないよう配慮されている。

そしてこの「防風ジーンズ・ボア」のヒップポケットは裏地付き。脚部分の裏地と同じ光吸収発熱糸を使ったボアが備わる。お尻の保温性を高めるとともに、バイクを降りた後、手を温めるのにも役立つ。

BMCのジーンズはバイクに跨った際に腰部分が浮かないのも特長。生地がピタッと腰に沿うことで、冬は寒風が入り込むのを防ぐという効果も生む。

画像2: ③ ライダーのための徹底した仕様

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BMC「防風ジーンズ・ボア」のカラー・サイズ

画像1: BMC「防風ジーンズ・ボア」のカラー・サイズ

「防風ジーンズ・ボア」は、デニム生地も新たなものになった。ジーンズに詳しい方ならデニムの“綾目”という言葉を聞いたことがあるだろう。

ジーンズは“右綾”デニムを使用するのが主流。対して「防風ジーンズ・ボア」は“左綾”デニムを採用している。

デニム生地をよく見ると、斜めの糸が入っていることが確認できる。綾目が右上から左下に走っているのが右綾。逆に左上から右下への綾目が見えるのが左綾だ。

画像: ▲BMCは「防風ジーンズ・ボア」のために、新たな左綾デニムを開発した。

▲BMCは「防風ジーンズ・ボア」のために、新たな左綾デニムを開発した。

左綾のデニムにしたことで「生地の顔が締まり、シャープさが増した」と、ジーンズ開発歴25年のBMC代表・ローリー青野氏は話す。また一般的に、左綾のデニムは縦方向に色落ちしやすいといわれる。

画像2: BMC「防風ジーンズ・ボア」のカラー・サイズ

そんな「防風ジーンズ・ボア」のカラーは3色。王道かつ綺麗めコーデを組みやすい「100 ブルーリンス」。ナチュラルな色落ちをはじめから楽しめる「126 濃色USED」。さらにライダーに人気の汚れが目立ちにくく、脚が長く見える効果も期待できる「101 ブラック」

画像: ▲100 ブルーリンス

▲100 ブルーリンス

画像: ▲126 濃色USED

▲126 濃色USED

画像: ▲101 ブラック

▲101 ブラック

左綾の風合いをもっとも分かりやすく感じられるのは「126 濃色USED」だろう。ローリー青野氏はこの味わいを実現したかったため、左綾の採用したと話している。

サイズはS・M・L・XL・3L・4L・5Lまで計7種も用意された。股下の長さはいずれも82cmとなる。価格は税込1万4980円。同社の夏向け製品「空冷式ジーンズ」の2025年モデルより2000円も安い設定になっている。

カラーとサイズによっては早くも品薄状態とのこと。毎年モデルチェンジを行ない進化を続けるBMC製品だが、今年の「防風ジーンズ・ボア」は、買っておくべきだと、とくにイチオシしたい。

画像3: BMC「防風ジーンズ・ボア」のカラー・サイズ

というのも、モデルチェンジを機にまったく別の製品に生まれ変わってしまう可能性もあるからだ。「防風ジーンズ・ボア」は、普遍的なスタイルで、時代の流れに左右されず長く穿き続けられる。そして経年変化による色落ちも楽しみな“左綾”を採用している。

画像4: BMC「防風ジーンズ・ボア」のカラー・サイズ

何より、穿いてみて分かったのは、暖かさと運動性能の高さが卓越しているということだ。前年モデルに比べると、やりすぎなのではないかと思うほどに防寒性能を高めている。次のモデルはもう少しおとなしくなってしまうかもしれない。

もっとも寒いシーズンにバイクを楽しみたいという、本格派ライダーにこそ強く推したい。

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BMC「防風ジーンズ・ボア」のことがよく分かる動画

① 前年モデルとの比較&開発コンセプトが分かる!

画像: #240 【防風ジーンズ・ボア①】気温1℃に素足で穿いても暖かい!25年は最強「保温性能」を搭載します!真冬の冷たさを遮断し常に暖かい【穿く毛布】が完成!R25で走行検証してみたら驚愕の結果がっ・・・ www.youtube.com

#240 【防風ジーンズ・ボア①】気温1℃に素足で穿いても暖かい!25年は最強「保温性能」を搭載します!真冬の冷たさを遮断し常に暖かい【穿く毛布】が完成!R25で走行検証してみたら驚愕の結果がっ・・・

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② 冬場にお散歩&高速走行テスト

画像: #245 【防風ジーンズ・ボア②】(警告)バイク以外は穿かないで!驚愕の「保温率67.7%」の【穿く毛布】が完成!最強防寒バイク用ジーンズで25年真冬のバイクライフを快適に過ごして下さい。 www.youtube.com

#245 【防風ジーンズ・ボア②】(警告)バイク以外は穿かないで!驚愕の「保温率67.7%」の【穿く毛布】が完成!最強防寒バイク用ジーンズで25年真冬のバイクライフを快適に過ごして下さい。

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③ カラーの色味がよく分かる!

画像: #250 【防風ジーンズ・ボア③】税込14,980円で最強防風防寒「保温率67.7%」【穿く毛布】を手に入れろ!9月に2りんかん全店デビュー決定!先行予約は6/23から1週間行いますよ。 www.youtube.com

#250 【防風ジーンズ・ボア③】税込14,980円で最強防風防寒「保温率67.7%」【穿く毛布】を手に入れろ!9月に2りんかん全店デビュー決定!先行予約は6/23から1週間行いますよ。

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④ 性能をまとめて紹介!

画像: #263 【防風ジーンズ・ボア④】遂に出る!9月22日2りんかん全店発売!圧倒的保温率67.7%「穿く毛布」で冬のバイクライフを快適に!驚愕価格・税込いしくやおー!売り切れる前にGETして下さい。 www.youtube.com

#263 【防風ジーンズ・ボア④】遂に出る!9月22日2りんかん全店発売!圧倒的保温率67.7%「穿く毛布」で冬のバイクライフを快適に!驚愕価格・税込いしくやおー!売り切れる前にGETして下さい。

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