オートバイ用アフターパーツや用品を手掛けるデイトナ。同社が開発&販売を手掛けるオリジナルヘルメット「DN」シリーズに、2025年の新製品として追加されたオフロード向けの「DN-008OF」をご紹介します。

デイトナ「DN-008OF」の特徴

デイトナが開発したヘルメット「DN」シリーズには、フルフェイスやオープンフェイスなど合計10機種がラインナップされています。

うち、オフロード向けモデルとして販売されているのは「DN-005WX」と「DN-008OF」の合計2機種。今回紹介する「DN-008OF」は、先(2024年秋)に登場した「DN-005WX」よりも、オフロード思考の強い製品となっています。

「DN-008OF」は、オフロードヘルメットの基本的な構造を踏襲しつつ、アドベンチャーツーリングに求められる実用的な機能を搭載したモデル。

まず、日中の強い日差し対策として、走行中でも操作しやすいインナーバイザーを内蔵。チンバー側面のレバーをスライドすることで簡単に出し入れができ、急な光量の変化でも簡単操作ですぐさま対応できます。

また、付属品に低温時や雨天時の視界確保に欠かせないピンロックシートがついているのも嬉しいポイント。シールドの曇りを気にせずクリアな視界を維持できます。

先でも紹介した通り、オフロードヘルメットをベースとしているのでシェルの形状としては口もとがかなり広め。しかし頬周りのクッションが肉厚なので、しっかりホールド感を得ることができます。

口元と前頭部・後頭部には左右それぞれに優れた通気性を誇るエアベンチレーションを備えており、激しいライディング中でもヘルメット内部の蒸れを軽減。快適性を保ってくれます。

本格的なオフロード走行を想定し、シールドを全開にした状態でもゴーグルの装着が可能なのもポイント。泥や汗などで汚れた際のメンテナンスについても配慮されており、3ピース構造のヘルメットの内装は取り外して洗濯が可能です。

画像: ▲シールドを全開し、ゴーグルを装着した姿。ベルトがズレにくいつくりとなっているので、激しいライディング時でも安心です。

▲シールドを全開し、ゴーグルを装着した姿。ベルトがズレにくいつくりとなっているので、激しいライディング時でも安心です。

一方で、オンロードでのツーリングも考慮し、空気抵抗が少ない形状のバイザーを採用。高い空力性能も兼ね備えるとともに、長時間の高速走行における首への負担を軽減しています。もちろん、バイザーの取り外しも可能です。

画像: ▲高速道路を2時間ほど休憩なしで走行しましたが、ツバが走行風によって煽られることがなく、首周りの疲れを感じにくかったです。風通しもかなりよく、気温が高い日中でも快適に走行できました。

▲高速道路を2時間ほど休憩なしで走行しましたが、ツバが走行風によって煽られることがなく、首周りの疲れを感じにくかったです。風通しもかなりよく、気温が高い日中でも快適に走行できました。

あご紐にはDリングが採用されているので万一の際でもヘルメットがズレにくく、頭部をしっかりと保護してくれます。高強度ABS樹脂を用いた帽体はSG規格に適合しているので、安全基準もクリア。

安全性と多様なライディングシーンに対応できる実用性を備えつつ、価格も税込2万5300円とリーズナブルな点も魅力のひとつです。

写真:西野鉄兵/まとめ:大冨 涼

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