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カワサキ「メグロ K3」2026年モデルの特徴

Kawasaki
MEGURO K3
2026年モデル
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:227kg
発売日:2025年11月1日(土)
税込価格:141万9000円
伝統を受け継ぐデザインはそのまま、価格を改定
日本のバイク史を築いた「目黒製作所」の精神を現代に受け継ぐカワサキ「メグロK3」。
パワーユニットは、W800と共通の空冷SOHC4バルブ・773ccバーチカルツインエンジンを搭載しており、最高出力52PS/6500rpm、最大トルク62N・m/4800rpmを発揮。360度クランクによる豊かな鼓動感と、街中からツーリングまで扱いやすいトルク特性を持つ。
車体構造や、ABS、アシスト&スリッパークラッチといった現代の基本技術も両車で共有されており、ETC2.0車載器やグリップヒーターが標準装備されるのも魅力のひとつ。


最大の特徴はそのスタイリング。ハンドルはW800よりも幅広、かつアップライトな仕様となっており、燃料タンクには銀鏡塗装とハイリーデュラブルペイントが施される。
往年の雰囲気を再現したアルミ型押し立体エンブレムを採用し、サイドカバーにも「メグロ」のロゴが配されるなど、メグロブランドならではの重厚で上質な雰囲気を創出している。
また、専用のプレーンなシート表皮や、各部のメッキとブラックの緻密な配色バランスにより、クラシックでありながらフォーマルな印象を強調。エンジン右側のベベルギアタワーも象徴的な要素である。2025年モデルでは、デビュー後初となるグラフィックの変更を受けた。
2026年モデルで主だった仕様変更はなく、カラーも変わらない。価格のみ改定され、新価格は税込141万9000円となった。2025年11月1日に全国のカワサキプラザにて発売される。
カワサキ「メグロ K3」2026年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2190×925×1130mm |
ホイールベース | 1465mm |
シート高 | 790mm |
最低地上高 | 125mm |
車両重量 | 227kg |
エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 773cc |
ボア×ストローク | 77.0×83.0mm |
圧縮比 | 8.4 |
最高出力 | 38kW(52PS)/6500rpm |
最大トルク | 62N・m(6.3kgf・m)/4800rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27.0° |
トレール | 108mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ270mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19M/C 57H・130/80-18M/C 66H |
乗車定員 | 2名 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 20.9km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 141万9000円(消費税10%込) |
まとめ:大冨 涼