まとめ:松本正雅
スズキ「DR-Z4SM」の概要

SUZUKI
DR-Z4SM
2026年モデル
総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:890mm
車両重量:154kg
発売日:2025年10月8日(水)
税込価格:119万9000円
新車で買える400ccクラスの貴重なスーパーモタードモデルとして注目されている、スズキの「DR-Z4SM」がいよいよ2025年10月8日から国内発売になる。デュアルパーパスのDR-Z4Sをベースとした兄弟車だが、走りのポテンシャルは相当期待できそうだ。


エンジンはシリンダーヘッドを新作し、カムプロフィールも一新した事実上の新作で、パワーは38PSを発揮。チタン製の吸気バルブなど、贅沢な素材も惜しみなく投入されている。基本的にフレームはDR-Z4Sと同様で、フロントフォークは倒立、前後ホイールは17インチのワイヤースポークが採用されている。



印象的なフロントマスクを演出するヘッドライトはLED1眼のバイファンクション。リアのテールランプとウインカーもLEDで、コンパクトな造りが特徴。タンク容量は8.7リットルで、シートは高さ890mmながら足つき性にも配慮された形状で、ライディングポジションの自由度も重視されている。
メーターは液晶デジタルで、電子制御デバイスも満載。今回からS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用している。これはG(グラベル)モードを含むSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABSなどが含まれており、ライダーが状況に応じて自由自在にライディングを楽しめる仕様となっている。
ボディカラーはグレーとホワイトの2色を展開。価格は119万9000円で、2025年10月8日(水)から発売となる。かねてから期待の高かった1台だけに、発売以降も注目が集まりそうだ。
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スカイグレー

スカイグレー

ソリッドスペシャルホワイトNo.2

ソリッドスペシャルホワイトNo.2
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スズキ「DR-Z4SM」の主なスペック・燃費・価格
全長×全幅×全高 | 2195×885×1190mm | |
ホイールベース | 1465mm | |
最低地上高 | 260mm | |
シート高 | 890mm | |
車両重量 | 154kg | |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 | |
総排気量 | 398cc | |
ボア×ストローク | 90.0×62.6mm | |
圧縮比 | 11.1 | |
最高出力 | 28kW(38PS)/8000rpm | |
最大トルク | 37Nm(3.8kgf・m)/6500rpm | |
燃料タンク容量 | 8.7L | |
変速機形式 | 5速リターン | |
キャスター角 | 26°30′ | |
トレール量 | 95mm | |
燃費 | 28.8km/L(WMTCモード、クラス3、サブクラス3-1) | |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク | |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70R17 M/C 58H・ 140/70R17 M/C 66H | |
メーカー希望小売価格 | 119万9000円(消費税10%込) |