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KTM「390 SMC R」の概要

KTM
390 SMC R
2025年モデル
総排気量:398.7cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:860mm
車両重量:154kg(燃料除く)
発売:2025年8月
税込価格:85万9000円
2024年のEICMA(ミラノショー)で初公開されて以降、発売が長く待たれてきたKTMの新作スーパーモトが390 SMC R。KTMが得意とするスーパーモトシリーズとしては初となる400ccクラスのモデルで、軽量・コンパクトな車体に、390DUKEの流れを汲む「LC4c」単気筒エンジンを搭載。俊敏で快活な走りが魅力です。

スタイリングは兄貴分の690 SMC Rの流れを汲んだシャープなデザイン。モタードらしく前後ホイールは17インチが採用され、ストリートライディングも楽しめそうです。

エンジンは390DUKEの流れを汲む「LC4c」エンジン。水冷の398.7cc、DOHCシングルで、パワーは45PSを発揮します。スペックの数字もさることながら、このユニットは高回転域での爽快な吹け上がりが魅力。スリッパークラッチも標準装備されています。

メインフレームはクロモリ鋼のトレリスフレーム。390と聞いて、DUKEベースかな、と思う人も多そうですが、実はこのフレームはSMC R用の専用設計。スイングアームもアルミダイキャスト製でなかなか豪華。

サスペンションは前後ともWP製のAPEX、標準装着タイヤもミシュランのパワー6という一流パーツのオンパレードで、足まわりの豪華さはさすがKTM、といったところです。

シートは前後に長いワンピースタイプ。ポジションの自由度が高く、肉厚で長距離でも疲れにくい仕様です。シート高はさすがに860mmとちょっと高めですが…。

メーターは細長いデザインの4.2インチカラー液晶。2種類のライディングモードを備え、状況に応じて選択可能なABSモード、トラクションコントロールも標準装備しています。


スーパーモトではありますが、ストリートモデルとしての使い勝手も十分考慮されていて、メーターはスマートフォン連携が可能ですし、サイドにはUSB-Cポートも備える親切ぶり。ヘッドライトやウインカーといった灯火器類も当然LEDを採用しています。

本格的な走りを楽しむこともできますが、軽量・コンパクトな車体と、爽快な吹け上がりの「LC4c」エンジンとの組み合わせはストリートでも楽しいこと間違いなし。早く日本で乗ってみたい1台です。
気になる発売時期は2025年8月。価格は85万9000円で、この内容を考えればなかなかお得なプライスだと言えます。スズキのDR-Z4SMの発売はもう少し待たねばならなそうですが、早く比較試乗してみたいところです!
KTM「390 SMC R」の主なスペック・価格
ホイールベース | 1453mm |
シート高 | 860mm |
最低地上高 | 270mm |
車両重量 | 281kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 398.7cc |
ボア×ストローク | 89×64mm |
圧縮比 | 12.6 |
最高出力 | 33kW(45PS)/8500rpm |
最大トルク | 39N・m(3.97kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 約9L |
変速機形式 | 6速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17・150/60R17 |
乗車定員 | 2人 |
メーカー希望小売価格 | 85万9000円(消費税10%込) |
KTM「390 SMC R」の動画・写真
KTM 390 SMC R – Behave somewhere else | KTM
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