スペシャルパーツ武川「エアフローシートカバー」使用レビュー｜夏の暑さや排熱によるお尻の蒸れを被せるだけで解消

2025-08-04

太田安治 @ webオートバイ

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スペシャルパーツ武川からラインナップされている「エアフローシートカバー」は異なる3Dメッシュの隙間に空気が入ることで蒸れを防ぎ、汗ばむ股や尻の不快感から解放してくれる。
文：太田安治／写真：松川忍、南孝幸／モデル：平嶋夏海

スペシャルパーツ武川「エアフローシートカバー」

画像: SP TAKEGAWA エアフローシートカバーサイズ：S、M、L、XL（以上汎用サイズ） ※他にレブル250/500、PCX125/150、リード125、フォルツァ250、自転車用などの専用モデルあり販売元：スペシャルパーツ武川 ※写真はXLサイズ — **SP TAKEGAWA**
**エアフローシートカバー**
サイズ：S、M、L、XL（以上汎用サイズ）
※他にレブル250/500、PCX125/150、リード125、フォルツァ250、自転車用などの専用モデルあり
販売元：スペシャルパーツ武川
※写真はXLサイズ

夏場の汗ばむ不快感を解消

昨今の猛暑はライダーにも容赦のない負担を与えている。炎天下ではシート表皮が触れないほど熱くなってしまい、座った瞬間に「あちっ！」と声が出ることもしばしば……。しかも走行中はシート表皮とお尻は密着しているから汗が乾かず、汗疹の原因にもなる。

そうした不快感を簡単に解消してくれるのが3Dメッシュ素材を使ったシートカバー。シート表皮のように「面」が熱せられず、メッシュの間を風が通り抜けることで走行中の蒸れも防げるとあって、デリバリー系のプロライダーや着座時間の長いツーリングライダーに使用者が増えている。

SP武川の「エアフローシートカバー」は通気性とクッション性に優れた立体メッシュと、シートにぴったりフィットさせる伸縮メッシュを組み合わせた構造。座って尻の位置をずらしてみると前後左右にグニャッと動く感触があるが、実際に走行しているときは体重によって立体メッシュの潰れ量が増えるから、ハードなスポーツライディングでもしない限りは気にならない。

僕が感じた最大のメリットは汗が乾かない不快さから解放されることだが、お尻や太股の内側に熱が溜まらないということは熱中症の予防にも少なからず効果があるだろう。

車種専用モデルのほか、汎用のS〜XLサイズとタンデムシート用が用意されているから、同社のWEBにある適合車種とサイズの表を確認して欲しい。

気温が高い夏場はもちろん、雨や雪の日もお尻が濡れにくくなるので、年間を通じて快適に使えそうだ。