▶▶▶公式HP|スズキ「GSX-8T」
▶▶▶写真はこちら|スズキ「GSX-8T」全体・各部(15枚)
▶▶▶公式HP|スズキ「GSX-8TT」
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スズキ「GSX-8T」「GSX-8TT」特徴

SUZUKI
GSX-8T
総排気量:776cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:815mm
車両重量:201kg
発売:2025夏以降
価格未定

SUZUKI
GSX-8TT
総排気量:776cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:810mm
車両重量:203kg
発売:2025年夏以降
価格未定
トルクが豊かでパワフルな776ccのパラレルツインエンジンを搭載するスズキのミドルスポーツ・GSX-8シリーズ。ストリートファイタースタイルの「GSX-8S」と、フルカウルスポーツの「GSX-8R」を現在ラインアップしていますが、今回新たにネオレトロスタイルの2モデルが仲間入りしました! その名も「GSX-8T」と「GSX-8TT」です!

SUZUKI
T500(1968)
スタイリングのモチーフは、かつて1960年代に「タイタン」の愛称で親しまれたレーサー、TR500のベースマシンとなったロードスポーツのT500。GSX-8シリーズの最新メカニズムと、現代のエッセンスでアレンジした丸目のレトロスタイルを組み合わせた、個性豊かなロードスターです。

一方の「GSX-8TT」は「GSX-8T」をベースに、ヘッドライトカウルやアンダーカウルを装備したモデル。1970年代のロードレーサーを彷彿させるスタイルで、Tをベースに現代に再現したクラシックバイク、ということで「タイムレス」のTを加えた「TT」というネーミングとしています。

インパクトあるフロントマスク。LEDヘッドライトは丸目風ケースの内部に上下2分割のライトユニットを組み込んだ構造で、中央にポジションランプを備えています。

一方、TTは少し角ばったフォルムのヘッドライトカウルを採用。カウル下部に「エラ」を備えた、かつてのGS1000などを思わせるデザインで、レーシーな雰囲気を演出。

T、TTともミラーはバーエンドタイプ。実はバーエンドミラーを標準装備するのはスズキ初! カスタムムードあふれるアイテムの採用で精悍さを高めています。

GSX-8T

GSX-8TT
シート形状は8T、8TT、どちらも基本的に同じですが、それぞれ仕上げが異なっていて、8Tはタックロール調のワディングが入り、8TTはレッドステッチと2種類の表皮を使った高級仕様となっています。ちなみにシート高は8Tが815mm、8TTが810mm。おそらくタックロールの差だと思われますので、足つき性には大きな違いはなさそうです。

他のGSX-8シリーズと同様に、メーターは大型の5インチカラーTFTを採用。電子制御システムのスズキインテリジェントライディングシステム(S.I.R.S.)を採用し、スズキドライブモードセレクター(SDMS)や電子制御スロットル、双方向クイックシフトなどを装備しているのも同様です。
また、バッテリーはELIIY Power製のリチウムイオンを搭載。軽量、コンパクトで信頼性が高く、低温時でも高い始動性を維持できる、メリットの多いバッテリーです。

エンジンはGSX-8S、8Rと同様の776cc・DOHC4バルブ並列2気筒。今回発表された海外仕様の最高出力は61kW/8500rpm、最大トルクは78Nm/6800rpmとなっています。測定方法などの違いがあるため一概に比較はできませんが、8Sや8Rと同等と考えてよさそうです。
シュラウドにあしらわれた、ビリヤードの「勝負球」を意味する「エイトボール」をイメージしたエンブレムがユニークです。