カワサキは2025年5月23日、ビモータのニューモデル「KB998リミニ」の販売に関する詳細を発表した。
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ビモータ「KB998リミニ」の特徴

画像: bimota KB998 Rimini 2025年モデル 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:830mm 車両重量:207kg 発売日:2025年9月1日(月) 税込価格:693万円

bimota
KB998 Rimini
2025年モデル

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:207kg

発売日:2025年9月1日(月)
税込価格:693万円

スーパーバイク世界選手権に参戦中のマシンをストリート仕様に

カワサキはイタリアのバイクブランド・ビモータの製品を2022年から国内で正規販売している。これまで「KB4」「KB4RC」を発売してきたが、新たに「KB998リミニ」も展開することが決定した。

リミニ(Rimini)とは、ビモータの工房があるイタリアの都市名。このモデルは、2025年シーズンのスーパーバイク世界選手権を戦うマシンをベースとし、公道走行も可能となっている。2025年2月24日までに125台が製造された。さらに2025年12月31日までに125台を追加で製造予定。FIM(国際モーターサイクリズム連盟)の規定に準拠するため、2026年にはさらに合計500台が生産される予定だ。

画像1: ビモータ「KB998リミニ」の特徴

エンジンはスーパーバイク世界選手権で7度のチャンピオンを獲得した、カワサキ「Ninja ZX-10RR」の最新ユニットを搭載。サイレンサーはアクラポビッチ製。

カーボンファイバー製のフェアリングには、近年のレーストレンドである、ダウンフォースを得るためのウイングレットを装備。シャーシはビモータの設計哲学に基づき、クロムモリブデン製のメインフレームとビレットアルミニウム合金プレートの2つの異なるフレーム材料を融合させている。

画像2: ビモータ「KB998リミニ」の特徴

サスペンションはショーワ製Φ43mmBFF フロントフォークと、BFRC liteリアショックを採用。マルケジーニ製のアルミホイールに、ピレリ製ディアブロスーパーコルサSPを履く。

電子制御システムはトラクションコントロールをはじめ、パワーモード、コーナリング・マネージメント・ファンクション、クイックシフターなどを標準搭載。高速道路の巡航時に役立つクルーズコントロールも備わっている。

車両価格は税込693万円。2025年9月1日に発売予定。

ビモータ「KB998リミニ」の主なスペック・製造国・価格

全長×全幅×全高2085×862×1205mm
ホイールベース1454mm
最低地上高135mm
シート高830mm
車両重量207kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク76.0×55.0mm
圧縮比13.0
最高出力147.1kW(200PS)/13600rpm
最大トルク111N・m(11.3kgf・m)/11700rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.5°
トレール量102mm
ブレーキ形式(前・後)330mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・190/55ZR17M/C(75W)
製造国イタリア
メーカー希望小売価格693万円(消費税10%込)

まとめ:西野鉄兵

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