アップライトなポジションが魅力のスポーツツアラー、タイガースポーツシリーズに新たに加わったのが800。ストリートトリプル用をベースとした新開発の798㏄3気筒ユニットを採用し、ダイナミックな走りが楽しめる。
文：宮崎敬一郎、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
▶▶▶写真はこちら｜トライアンフ「タイガースポーツ800」の全体・各部・走行シーン（20枚）
文：宮崎敬一郎、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
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トライアンフ「タイガースポーツ 800」各部装備・ディテール解説
シャープな顔つきが印象的なデザイン。ムダをそぎ落としたようなボディワークがスポーティさを強調する。カラーは全4色。
オフロード志向のアドベンチャーであるタイガーシリーズとは異なり、タイガースポーツはオンロード主体のスポーツツアラー。
センターに特徴的なDRL（デイタイム・ランニング・ライト）を備えたLEDヘッドライト。スクリーンはワンタッチで上下に調整可能。
上下2段の独特なレイアウトのLCDメーター。スマホとの連携でターンバイターン式のナビにも対応可能。ライディングモードは3種類。
ストリートトリプル765RS用ユニットのストロークを伸ばした798ccユニットは115PSを発揮。パワフルでよく回る爽快な3気筒だ。
フロントフォークはショーワ製Φ41mm倒立で、プリロード、伸、圧の調整が可能なセパレートファンクションカートリッジフォーク。
スイングアームはアルミ製、標準装着タイヤはミシュランのロード5。クイックシフターも標準で、装備内容は非常に豪華。
リアショックはショーワ製で、プリロードと伸側減衰の調整機能つき。左側にはリモートのプリロードアジャスターも付く。
ワンピースのシートはホールド性の高い形状で、タンデム部には左右別体式のグラブバーも装備。クッション圧も十分で長距離も快適。
トライアンフ「タイガースポーツ 800」動画・写真
Introducing the ALL-NEW Triumph Tiger Sport 800 | Touring
www.youtube.com
トライアンフ「タイガースポーツ 800」主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 2073×828×1303-1386mm |
| ホイールベース | 1422mm |
| シート高 | 835mm |
| 車両重量 | 214kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒 |
| 総排気量 | 798cc |
| ボア×ストローク | 78.0×55.7mm |
| 圧縮比 | 13.2 |
| 最高出力 | 85kW（115PS）/10750rpm |
| 最大トルク | 84N・m/8500rpm |
| 燃料タンク容量 | 18L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 23.8° |
| トレール量 | 99mm |
| ブレーキ形式（前・後） | Φ310mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70 R17・180/55 R17 |
| メーカー希望小売価格 | 139万5000円/140万8000円（消費税10％込） |
文：宮崎敬一郎、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
