プロトが正規販売しているラムマウントは、多種多様なラインナップで、さまざまなユーザーに対応する。その特徴を紹介しよう。
文:太田安治/写真:赤松 孝、松川 忍/モデル:平嶋夏海

「ラム マウント」テスト&レポート

画像: RAM MOUNTS 価格:オープン価格 販売元:プロト

RAM MOUNTS

価格:オープン価格
販売元:プロト

使いやすさに定評のあるRAMマウントが防振ラインアップを拡大

スマートフォンやアクション系カメラ、ナビ端末など、各種の電子デバイスを取り付けるマウントシステムを幅広く展開しているアメリカのRAM(ラム)マウントは、世界的に高い評価を得ている。

オートバイ用としては車体側の固定するベース、スマートフォンをホールドするマウント、ベースとマウントを繋ぐアーム部の3点構成が基本。ベース部はハンドルバーやフレームにクランプするタイプ、バックミラーの取り付け穴やアッパーブラケットのステムホールを利用するタイプなどがあり、マウント部はホールドの仕方が異なる仕様が用意されているから、装着できないオートバイはないといっていい。さらに防振仕様やワイヤレス充電機構を備えたタイプもある。

今回装着してみたのは、ハンドルバーに固定する『PLOT防振クランプベース』と『標準アーム』に、着脱のしやすさに定評のある『Xグリップ』、片手でスムーズに着脱できる『クイックグリップクレイドルホルダー』、QC2.0/3.0対応でワイヤレス充電可能な『クイックグリップ防水ワイヤレスクレイドル』の組み合わせだが、どれもホールド性は文句なく、調整もしやすかった。

アーム部とマウント部は工具不要で可動も着脱もできるので、オートバイから離れるときもハンドルに6角レンチで固定するベース部だけ残せるので盗難の心配が無い。その他にタブレットやカメラ、さらにはドリンクホルダー、ロッドホルダーなど、WEBサイトを見れば豊富なラインアップに圧倒されるはず。用途に応じたシステムが組める頼もしい製品だ。

画像: Xグリップは片側のアームを上下から絞ると左右の間隔が開く仕組み。スマートフォンの四隅に引っ掛けて落下を防止するラバー製のテザーバンドも付属する。 プロトオリジナルの「防振クランプセット」を使えばスマートフォンの大敵である振動を軽減できる。Xグリップは着脱のスピーディーさがセールスポイントだ。

Xグリップは片側のアームを上下から絞ると左右の間隔が開く仕組み。スマートフォンの四隅に引っ掛けて落下を防止するラバー製のテザーバンドも付属する。

プロトオリジナルの「防振クランプセット」を使えばスマートフォンの大敵である振動を軽減できる。Xグリップは着脱のスピーディーさがセールスポイントだ。

画像: 『クイックグリップクレードルホルダーL』は高さ146〜184mm、横幅67〜92mm、厚み18mmまでに対応。主流の大画面スマートフォンをしっかりホールドできる。

『クイックグリップクレードルホルダーL』は高さ146〜184mm、横幅67〜92mm、厚み18mmまでに対応。主流の大画面スマートフォンをしっかりホールドできる。

画像: USB-A端子から給電し、最大15w出力でスマホに充電できるのが『クイックグリップ防水ワイヤレス充電クレイドルホルダー』。防水構造なので雨中走行中の充電も可能。

USB-A端子から給電し、最大15w出力でスマホに充電できるのが『クイックグリップ防水ワイヤレス充電クレイドルホルダー』。防水構造なので雨中走行中の充電も可能。

画像: バーハンドル車ならΦ22.2mmとΦ25.4mmに対応するベースを使うのが手っ取り早い。写真は『PLOT防振クランプベース』で、ボールの根元部分に振動を最大60%低減する防振ゴムが組み込まれている。

バーハンドル車ならΦ22.2mmとΦ25.4mmに対応するベースを使うのが手っ取り早い。写真は『PLOT防振クランプベース』で、ボールの根元部分に振動を最大60%低減する防振ゴムが組み込まれている。

画像1: スマホホルダー「ラム マウント」使用レビュー|定番スマートフォンホルダーの実力をチェック

テスター太田安治の欲張りリクエスト

ラムマウントの製品はスマートフォンユーザーだけではなく、車体にカメラを固定して動画を撮影するユーザーにも大好評。ベース部の種類が多くてどこにでも装着できるし、長さの異なるアームも数多く揃っている。不満点は見当たらない。

文:太田安治/写真:赤松 孝、松川 忍/モデル:平嶋夏海

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