カワサキは大阪・東京モーターサイクルショー2025でビモータのコーナーも用意した。そこでは「KB998リミニ」「テージH2テラ」「KB4RC」といった3台のマシンを展示。それぞれどんなモデルなのか見ていこう。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、鶴身 健、オートバイ編集部

ビモータ「KB998 RIMINI」特徴

画像: bimota KB998 RIMINI 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:830mm 車両重量:195kg(燃料除く) 価格・発売日:未定

bimota
KB998 RIMINI

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:195kg(燃料除く)

価格・発売日:未定

ZX-10RR譲りのエンジンを搭載!

スーパーバイク世界選手権を2025年シーズンから「BbK(ビモータ・バイ・カワサキ)」チームとして戦っているビモータ。そのマシンとして登場したのがKB998だ。

カワサキ・ZX-10RRの4気筒ユニットを、クロモリ鋼のトラスセクションにアルミのピボットプレートを締結したオリジナルフレームに搭載するこのマシンの登場は世界中で話題となったが、そのホモロゲーション取得のための「市販型」となるモデルがKB998リミニだ。

車名にある「リミニ」は、ビモータの本拠地があるイタリア・エミリア=ロマーニャ州の都市の名前。お膝元の地名を冠するあたりにビモータの自信と気合いが窺える。

モーターサイクルショー2025にはこのリミニが国内初登場。ZX-10RRと違い、細身のカウルにカーボン製ウイングレットを備えたボディワークを採用。エンジンはZX-10RRのものをベースとした998cc直4で、パワーは200PS。限定500台だが、国内発売については未定となっている。

画像: センターラムエアダクトやLEDヘッドライトにはZX-10RRの面影を感じる。電装系などはカワサキのものをそのまま利用している。

センターラムエアダクトやLEDヘッドライトにはZX-10RRの面影を感じる。電装系などはカワサキのものをそのまま利用している。

画像: 電装系は基本的にカワサキのものを使用するため、メーターはZX-10RRのものとベースは同じ。カギのヘッドはビモータマーク入り。

電装系は基本的にカワサキのものを使用するため、メーターはZX-10RRのものとベースは同じ。カギのヘッドはビモータマーク入り。

画像: フロントフォークはインナーチューブ径Φ43mmのショーワ製BFF(バランス・フリー・フォーク)で、前後のホイールはZX-10RRと同じ。

フロントフォークはインナーチューブ径Φ43mmのショーワ製BFF(バランス・フリー・フォーク)で、前後のホイールはZX-10RRと同じ。

画像: フレームはクロモリ鋼のトラスセクションとアルミ削り出しのピボットプレートの組み合わせ。スイングアームは下側に補強が入る。

フレームはクロモリ鋼のトラスセクションとアルミ削り出しのピボットプレートの組み合わせ。スイングアームは下側に補強が入る。

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