カワサキは大阪・東京モーターサイクルショー2025でビモータのコーナーも用意した。そこでは「KB998リミニ」「テージH2テラ」「KB4RC」といった3台のマシンを展示。それぞれどんなモデルなのか見ていこう。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、鶴身 健、オートバイ編集部

ビモータ「TESI H2 TERA」特徴

画像: bimota TESI H2 TERA 総排気量:998㏄ エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:820mm 価格・発売時期:未定

bimota
TESI H2 TERA

総排気量:998㏄
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm

価格・発売時期:未定

独創の機構を備えた孤高のアドベンチャーツアラー

カワサキとの提携でH2のスーパーチャージドエンジンを積む「TESI-H2」をリリースしたビモータが、そのメカニズムを応用して開発したアドベンチャーツアラーがテラ。

2023年のEICMA(ミラノショー)で登場して話題となったが、モーターサイクルショー2025に登場、国内初上陸となった。最大の注目ポイントは、やはりフロントの足まわりで、スタンダードはオーリンズのTTX36ショックを装着。国内発売の可能性があるかにも注目だ。

画像: 電装系は基本的のカワサキのコンポーネントを使う関係で、メーターはベースモデルのニンジャH2 SXのものを使用する。

電装系は基本的のカワサキのコンポーネントを使う関係で、メーターはベースモデルのニンジャH2 SXのものを使用する。

画像: スーパーチャージャーを搭載する、ニンジャH2 SX用の過給エンジンを採用。パワーは200PSで、アドベンチャーとしては世界最強。

スーパーチャージャーを搭載する、ニンジャH2 SX用の過給エンジンを採用。パワーは200PSで、アドベンチャーとしては世界最強。

画像: スイングアームとセンターハブステア機構はテージからの継承。フロントサスは車体後方にオーリンズ製ショックをマウントする。

スイングアームとセンターハブステア機構はテージからの継承。フロントサスは車体後方にオーリンズ製ショックをマウントする。

画像: ホイールは前後17インチでオンロード志向の強いキャラクター。リアのスイングアームは剛性の高そうな形状をしている。

ホイールは前後17インチでオンロード志向の強いキャラクター。リアのスイングアームは剛性の高そうな形状をしている。

ビモータ「KB4RC」特徴

画像: bimota KB4RC 総排気量:1043㏄ エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:810±8mm 車両重量:191kg 発売日:2025年4月19日 税込価格:473万円

bimota
KB4RC

総排気量:1043㏄
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810±8mm
車両重量:191kg

発売日:2025年4月19日
税込価格:473万円

独創の技術が光る個性派スポーツ

カワサキとビモータのコラボ第一号となったのがKB4だが、そのネイキッドバージョンであるKB4RCの国内発売が決まり、モーターサイクルショー2025で国内初公開された。ニンジャ1000SX用の1043ccユニットをオリジナルフレームに搭載、リアにラジエターをレイアウトするという独創的なレイアウトも特徴。価格は税込473万円だ。

画像: 車体中央を貫くダクトはリアにマウントされるラジエターへの導風口。ビモータらしい独創的なアイデアだ。

車体中央を貫くダクトはリアにマウントされるラジエターへの導風口。ビモータらしい独創的なアイデアだ。

文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、鶴身 健、オートバイ編集部

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