まとめ:オートバイ編集部
ホンダ「EV Urban Concept」の特徴

Honda
EV Urban Concept
モビリティの可能性を広げる新たな取り組み
ファンコンセプトが2025年に市販予定であるのに対し、このアーバンコンセプトは市販については明言しておらず「ホンダが考える都市型電動モビリティとして、ありたい姿をゼロから再構築したコンセプトモデル」と説明している。
見ての通り、スクータースタイルを採用していて、スポーティなデザインエッセンスは随所に感じるが、基本的には低めのシートでイージーライドを楽しむキャラクターのようだ。
ちなみに、このコンセプトバイクの大きなテーマが「人や社会と協調・共鳴していく近未来のモビリティ」。ライダーの直感的な操作を可能にするHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)、ソフトとハードの融合が生み出す新しい体験を通じて、移動の自由を解放し、モビリティライフの可能性を広げていこう、というコンセプトらしい。
どのような新技術や試みが採用されているのか詳細は不明だが、近未来の都市部でライダーに寄り添うような、便利で快適な機構に期待したい。
ホンダ「EV Urban Concept」の注目ポイント

先に発表されたCUV e:を思わせる、横一文字のヘッドライトが印象的。フロントのスクリーンはカウルも兼ねる構造のようだ。

フロントパネルには左右にダクトが設けられていて、走行風がそのままライダーに流れてくるように見える。

メーターは横型、左右のスイッチボックスはハンドルと一体化されたデザイン。ニュートラルやリバースボタンも見える。

リアのスイングアームは片持ち式で、駆動はEVならではの静粛性を活かしたベルトドライブ。リアタイヤのサイズは150/70-13。

驚くべきことに、フロントディスクはリムマウントを採用。なかなか見ない形式だが、ばね下を軽くできるメリットがある。ホイール径は15インチを採用している模様で、車格的にはX-ADVやフォルツァ750などのマキシスクーターに近そうな印象だ。

シート後部には「アジャスタブルシステム」と書かれたロゴが見える。シート調整機構なのか、興味深い機構だ。
ホンダ「EV Urban Concept」の動画・写真
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