往年のGPマシンをオマージュしたコンセプトのスポーツヘリテージとして、ハーフカウル付きのGPともども人気を博しているXSR900シリーズ。2024年11月には、海外でスタンダードのXSR900の2025年モデルが発表された。これまで以上に装備が充実している。
まとめ:オートバイ編集部
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ヤマハ「XSR900」欧州仕様・2025年モデルの注目ポイント

フロントフォークはセッティングを見直し、クラッチレバーにも調整機構が備わるなど、細やかな部分がアップデートされている。

これまでの3.5インチから一気に5インチへと拡大したカラーTFTメーター。視認性に優れた大きな画面は、従来型ユーザーが欲しかった装備。

ユーロ5+に対応し、パワースペックこそ120PSから119PSとなったが、実質的にパワーフィールに差はないとみていいだろう。

標準装備であるクイックシフターは第3世代へと進化。これまで以上にスムーズで正確な変速を実現している。

リアショックユニットは圧側の減衰力調整が高速側、低速側、それぞれ独自に可能になったGP用と同等のものに変更された。

往年のGPマシンのテールカウルをイメージした、独特なシート形状はそのまま継承するが、新型は足つき性に配慮して形状を調整。
ヤマハ「XSR900」欧州仕様・2025年モデルの動画・写真
2025 Yamaha XSR900: Legend Reborn-YouTube
www.youtube.comヤマハ「XSR900」欧州仕様・2025年モデルの主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2155×860×1155mm |
| ホイールベース | 1495mm |
| 最低地上高 | 140mm |
| シート高 | 810mm |
| 車両重量 | 193kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒 |
| 総排気量 | 890cc |
| ボア×ストローク | 78.0×62.1mm |
| 圧縮比 | 11.5 |
| 最高出力 | 87.5kW(119.0PS)/10000rpm |
| 最大トルク | 93.0N・m(9.5kgf・m)/7000rpm |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 25°00′ |
| トレール量 | 108mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ298mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
まとめ:オートバイ編集部





