バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。
そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
戦闘力高めな『GSX-R1000R』は2022年モーターサイクルショー展示車両⁉
2024年に初開催となった『GSX-S/Rミーティング』で最初にお声がけしたのは……

ワンちゃん!
……と一緒にミーティングに訪れていた遠藤茂さん!

愛車の『GSX-R1000R』はものすごいレーシーなカスタマイズ車両です!
もともと遠藤さんは「GSX-R1000(K1)」をはじめ「GSX-R1000(K6)・(K8)」「GSX-R750(K-7)」と「GSX-R」シリーズを乗り継いできたオーナーさん。

時にはK1、K7、K8と複数台の「GSX-R」シリーズを所有していた時期もあったそうですが、行きつけのショップ・ブライトロジックさんに所有していたK7を持ち込んだところ「2台もいらないだろ!」と、10分後に入れ替えで現在の愛車を買うことになったそうな……(笑)
で、写真からわかる通り、カスタマイズが超本格的!



オーリンズのフロントサスペンションをはじめとして、アクラポビッチ製マフラー、ヨシムラ製バックステップ、各部カーボンパーツその他諸々に加え、フロントカウルには大きなフロントスポイラーを装着!

で、このフルカスタムの『GSX-R1000R』。実は2022年のモーターサイクルショーで「オーリンズ」のブースに展示車両として飾られていたバイクなんですって!
道理で手の入り方が違うワケだ……。
ちなみにブライトロジックさんは普段ヨシムラマフラーとブリヂストンタイヤの組み合わせでオーリンズブースに出展するから、アクラポビッチマフラーとミシュランタイヤで出展したのはこのバイクが最初で最後とかなんとか。
そんなバリバリサーキット仕様の『GSX-R1000R』だけに、遠藤さんは普段は富士スピードウェイをメインにサーキット走行を楽しんでいるそう。
……まぁ、タイヤを見れば一目瞭然です。


今年このバイクで公道はまだ1回しか走っていないということで、よく見ると保安部品はかなり小型のものが取り付けられていました。
……最初気づかなくて完全にサーキット仕様かと思いましたが、よく見るとナンバーちゃんとついてますね(汗)
(下に続きます)
遠藤さんはこれからもサーキットをメインに楽しんでいくとのこと。
インタビューにお応え頂きありがとうございました!
【文:石神邦比古(モーターマガジン社)】