バーパッドとは
オフロード走行でハンドルの剛性を高めるために装着されるハンドルブレース。そこに装着される、ライダーを守るためのパッドがバーパッド。
![画像: ZETA公式サイトよりZETA COMP バーパッドの装着イメージ。 www.dirtfreak.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/04/09/28472de8e040ac04c7d35f0ee75fb3b20abc4420.jpg)
ZETA公式サイトよりZETA COMP バーパッドの装着イメージ。
www.dirtfreak.co.jpモトクロスをはじめ、ほとんどのオフ車に装着されてる、オフを象徴するパーツ。
これをハンターカブに装着したいんですよ。
ZETA アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプ
ハンターカブには、オフロード走行用のハンドルブレースってのがほとんど存在しないんですよ。
ちなみに自分が愛用してるのはZETA アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプ。
ジータレーシング
アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプ
これも、ハンドルブレースタイプということで、形状はブレースっぽいけど構造は微妙に異なるんですよ。
アジャスタブルマウントバーは、その名の通り幅を調整するためのアジャスト機構があるし、太さもアクセサリーを装着できるように22.2mm。
ハンドルブレースは、もっと細くてハンドル剛性を上げるためにシンプルな構造なのよ。
長さ調節可能で、さらに端から端まで22.2mmなので、あらゆるアクセサリーがめいっぱい装着できてものすごく便利なのよね。
あと、クランプ部分に配線を保持する部分がついてるのも便利。
![画像: ZETA アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/0f8023fdbd136cf3feb73e11c14f420a4044046b.jpg)
これになんとかして、バーパッドを装着したいのよ。
アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプならアクセサリー装着の可能性無限大
バーパッドを工夫する前に、アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプの便利さを。
なんせ端から端まで22.2mmなので、こんな感じでスマホホルダー+ドリンクホルダーみたいに、2種類以上装着するのも余裕。
![画像1: アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプならアクセサリー装着の可能性無限大](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/22/a713df851f637679f323214b1671b6c2dec8b878.jpg)
なんなら真ん中部分はまだまだゆとりあり。
![画像2: アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプならアクセサリー装着の可能性無限大](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/22/04d091a9db91b74b4c96f561f5e0a2d18a39379b.jpg)
最近は、ハンドルバッグを装着するのに重宝してる。ミリタリー系のポーチは裏面にパルステープがついてるので、割とどうにでも装着できるよ。太さが均一なので、安定感ばっちし。
![画像3: アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプならアクセサリー装着の可能性無限大](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/2185849a0a9f09fd4bc0b41fe3909e28bca3cdfd.jpg)
以前紹介した、宝島社のスーパーカブムック本付録のバッグも余裕で装着可能。
![画像4: アジャスタブル マウントバー ハンドルブレースタイプならアクセサリー装着の可能性無限大](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/21e62b7a06b65d7700063d7f438cc480c54bd153.jpg)
ハンドル周りにパーツをあんまりつけないんだけど、これだけは便利すぎて外せない。
アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる
さて、ここから本題。バーパッド。
まずはバーパッドを買ってみて、どうすれば装着できるか検討してみるよ。
ジータレーシング(ZETA RACING)
COMPバーパッド ミニ(220mm) ブラック
amazonでポチったのは、ZETAのCOMPバーパッドミニ。COMPバーパッドにはスタンダード(幅254mm)とミニ(220mm)があるんだけど、ハンターカブならミニが良さそう。
内容としては、中央部分のフォームチューブと、外側のアウターラップ、あと回転防止パーツ。
で、色々考えたけど、フォームチューブが22.2mmに対応してれば良いんじゃないかと。
つまり内径22.2mm、外径約50mmのフォームチューブがあれば一発解決。
散々検索しまくって見つけたのが、これ。
uxcell
フォームチューブ 22 mm内径 48 mm外径 2 M長さ チューブカバー HVAC銅パイプ断熱ハンドルグリップサポート用 ブラック
サイズ的にはドンピシャ。長さ2mもいらないし、意外と高かったので、メルカリで探したら出品されてたので即購入。確か送料込1500円くらいだった。
待つこと数日、届きましたよ。
おしり探偵のライバルである怪盗Uを想起させるような形状。
amazonで買ったらまっすぐだったのかな。ま、でも安いから仕方なし。
![画像1: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/4d7924ac70a9e16a8bf6d1dbb3125e0784b21f2f_xlarge.jpg)
COMPバーパッドとの比較。左がCOMPバーパッドで、右がメルカリフォームチューブ。
なるべくまっすぐな部分を切り出したけど、やや曲がってるね。
![画像2: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/d73872946c46a547dc18e278323be1f4fe491641.jpg)
曲がりについては、装着してひと夏過ごせばきっと馴染むはずなので正直あんま気にしてない。
むしろ気になったのは硬さ。
COMPバーパッドを握るとこんな感じ。潰そうとしてもここまでしか潰れない。
![画像3: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/da9a915a734c6f00064b289278892842413fd796.jpg)
メルカリフォームは余裕でつぶせる。やわらかーい。
まあ見た目だけそれっぽくなれば良いので大丈夫。
![画像4: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/92d2c31d460443fc2e175f72fcc943232377d1e5.jpg)
切れ込みを入れてアジャスタブルバーマウントに装着。
![画像5: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/b78fa816509edd7ed4d4c8e678dee12919471cc4.jpg)
そしたら、COMPバーパッドのアウターラップを装着するよ。
![画像6: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/e7810641fac5675acdf1bd5cd6405c2f679be471.jpg)
完成───。
![画像7: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/a9d7b9f49bc00cbfdbfac223785be1d25ab05f7d.jpg)
自分で工夫して装着すると、満足度が高すぎて冷静な目で見られないけど、それを加味してもこれかなり良い気がするよ。
ハンターカブにバーパッド、ありでしょ。
![画像8: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/6eef56fdf2366273cd2bcbe9ac84b488ac65c3eb.jpg)
メーターの視認性が気になったけど、全然問題なかった。
![画像9: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/74e571e80a11b8b639d35d2066786d4a5dac1ee5.jpg)
ゴキゲンなので未舗装路にいってしまった。
凄く良い。
![画像10: アジャスタブルバーマウントにバーパッドを装着してみる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/03/21/80f04f76a8c2d4131c0f13502b620ff1a1f610ce.jpg)
めっちゃ気に入ったけど、アジャスタブルマウントバーのメリットであるところの、各種アクセサリー装着の可能性はゼロになってしまった。でもカッコ良いから仕方ない。
バーパッドを外すのは簡単だから、ハンドルバッグを装着したいときはお色直しをしよう。
モンキー用スペシャライズドバーでも良かったかもしれない
一通り作業をした後に気づいたけど、もしかしたらモンキー125用のスペシャライズドバーを装着すれば一発解決だったかも。
ちゃんとしたブレースついてるし、もちろんCOMPバーパッドもしっかりと装着可能。
ジータレーシング
スペシャライズド ハンドルバー
MONKEY125 (JB02)'19~21専用
モンキー用のハンドルバーがハンターカブに装着できるかは未知数だけど、なんとなく行ける気がする。機会があったら試してみよう。
レポート:若林浩志