バイク王が特定小型原付「e-FREE 01」の正規代理店に
2023年7月1日、道路交通法の一部改正に伴い新たな車両区分として「特定小型原付」が設定された。
16歳以上であれば免許不要で、基準を満たす車両であれば歩道も走行が可能となったことなどから、電動キックボードをはじめとした電動モビリティの利用者は、都市部を中心として増えつつある。
バイク王では、2022年12月に電動モビリティ普及推進室を立ち上げ、セレクトショップ・e-bike UENOのオープンや、交通ルールの認知を図るための電動バイク試乗会など、様々な取り組みを行ってきた。
その取り組みの一環として、2024年1月26日からバイク王世田谷本店、GLOBO蘇我店、セレクトショップ・e-bike UENOにて、カーメイトの特定小型原付「e-FREE 01」の販売を開始。
より多くの方に、電動モビリティを見て、触れて、体験してもらえる機会を提供するべく、正規代理店として新たに「e-FREE 01」の取り扱いをはじめたとし、今後も電動モビリティの普及に向けた活動を行っていく方針だと発表した。
電動モビリティ普及推進室 責任者コメント
1990年代、国内バイク市場の二次流通環境は整っておらず、一部でバイクの不法投棄や路上放置が社会問題となっていました。当社はリユース事業を通じてこうした問題を解決することを目指し、1994年に創業いたしました。
時代は流れ、現在では世界中で電動モビリティの開発が進められ、新しい電動キックボードや電動バイクが様々なメーカーから続々と登場しています。
その中で、特定小型原付は次世代のモビリティとして注目を集める一方、昨年の道路交通法の一部改正によって認知が広がり、利用や購入のハードルは下がったものの、あまり馴染みのない“新しい乗り物”と感じられている方も少なくないと思います。
この度バイク王で発売するe-FREE 01は、サドルにまたがる自転車タイプの電動モビリティで、高いデザイン性と抜群の操作性・安定性を兼ね備えており、幅広いユーザーに、安心してご利用いただける乗り物だと考えています。
特定小型原付をはじめとした電動モビリティの正規代理店として、今後も信頼性の高い商品の提供を通じて、電動モビリティの普及に向けた積極的な活動を展開してまいります。
「e-FREE 01」の車両解説・価格・スペック
自転車タイプの電動モビリティで、ハンドル部分が折り畳めるので車のトランクなどにも積載が可能。リアにはバスケットが装備されており、5kgまでの荷物なら余裕をもって運ぶことができる。
フレームにはめ込む形でバッテリーが装着できるので、見た目もすっきりするのがポイント。盗難防止用のロックもついているので、出先で置いておくときも、バッテリーをわざわざ持ち運ぶ必要がない。
特定小型原付のため、免許は不要(16歳以上)。3段階の走行モードが備わっている。
スペック | |
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全長×全幅×全高 | 1250×570(320)×1020(620)mm |
車両重量 | 22kg バッテリー装着時 |
最大出力 | 400W |
最高速度(MODE1) | 6km/h |
最高速度(MODE2) | 15km/h |
最高速度(MODE3) | 20km/h |
バッテリー種類 | リチウムイオンバッテリー |
定格電圧 | 36V |
最大充電電圧 | 42V |
バッテリー容量 | 9.6Ah |
充電時間 | 4~5時間 |
一充電走行距離 | 約30km(満充電・MODE3・平地) |
タイヤサイズ前・後 | 14インチ・14インチ |
ブレーキ前・後 | ディスク・ディスク |
乗車定員 | 1名 |
最大荷重 | 80kg |
まとめ:大冨 涼