アクティブ「Speedbox × GALE SPEEDチタンボルト」
スイスの最大都市チューリッヒの北西、ヴェッティンゲンにワークショップを構えるスピードボックス。オーナーのマウリツィオ・バウム氏はMoto2参戦で知られるSuter(スーター)のCEOを務めたこともある。そんなスピードボックスとアクティブのコラボで生まれた“Speedbox×GALE SPEEDチタンボルト”を紹介しよう。
気になる素材にはアルミ6%、バナジウム4%を含有した、いわゆる64チタン合金。高延性と軽量性に優れるそれに、素材を押しつぶしながら成型する転造加工を施して製品化したもの。転造加工はバイクパーツの製作で眼にする切削加工より、精密で高強度とできることが特長だ。
そしてそのサイズとバリエーションは豊富で、販売中のGALE SPEEDのElaborateキャリパー(チタンボルト仕様)のブリッジボルトにも採用されている。BSBやMotoGPでも採用実績のある、その高品質を愛車に加えるのはいかがだろう。
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![画像1: アクティブ「Speedbox × GALE SPEEDチタンボルト」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/01/15/534451a5b218c93cfd16361b9fb567dda891c03c.jpg)
転造加工と切削加工の断面比較イメージだ。金属面を削り取る切削に比べ、転造加工は金属を押しつぶして成型していく。素材を剪断することなく圧縮し、塑性変形の加工硬化で製品は高強度を保つわけだ。
![画像2: アクティブ「Speedbox × GALE SPEEDチタンボルト」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/01/15/8e0544b7bd15855778b667c1151826fdd03f4373.jpg)
キャリパーマウントやステムまわり、足まわりに使われるフランジボルトには、ワイヤリング用の止め穴も設けられている。M6×1.00、M8×1.25、M10×1.25、M10×1.5で首下長さのバリエーションは多数。
![画像3: アクティブ「Speedbox × GALE SPEEDチタンボルト」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/01/15/3adc0309bb422727842b33691d73ad1acab9ba4d.jpg)
こちらはハンドルやステップまわりに重宝するテーパーボルト。サイズはフランジボルトと同様に幅広い。
![画像4: アクティブ「Speedbox × GALE SPEEDチタンボルト」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2024/01/15/495a766262cc4e79e40da506f8579901d13bdcdd.jpg)
フランジナット(右下)はM10×1.25のみ。ほかにカウルまわりに使えるフラットヘッドボルトも用意される。
SPECIFICATION
メーカー | アクティブ |
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製品名 | Speedbox × GALE SPEEDチタンボルト |
ブランド名 | GALE SPEED |
素材 | 64チタン合金 |
サイズ | フランジボルト レーススペック:M6×1.00、M8×1.25、M10×1.25、M10×1.5 テーパーボルト:M6×1.00、M8×1.25、M10×1.25、M10×1.5 フラットヘッドボルト:M6×P.1.00 フランジナット レーススペック:M10×1.25 |
価格 | 660〜3850円(1個) |