2023年10月17日、トライアンフモーターサイクルズジャパンは「スラクストン ファイナルエディション」を日本で発売することを発表した。

トライアンフ「スラクストン ファイナルエディション」の特徴

画像: TRIUMPH THRUXTON FINAL EDITION 総排気量:1200cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:810mm 車両重量:217kg 発売時期:2024年春以降 税込価格:215万円

TRIUMPH THRUXTON FINAL EDITION

総排気量:1200cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:810mm
車両重量:217kg

発売時期:2024年春以降
税込価格:215万円

ベース車両はスラクストンRS、ファイナルエディションの証明書も付く特別モデル

英国のバイクメーカー・トライアンフは、スポーツモデルやアドベンチャーなどさまざまなカテゴリーの車種を手がけているが、もっともメーカーの長い歴史を感じさせるのはモダンクラシックシリーズだろう。

ボンネビルやスクランブラーなどとともに、スラクストンはモダンクラシックシリーズの中でも伝統ある車名だ。セパレートハンドルにバックステップ、現在はバーエンドミラーも備え、カフェレーサースタイルの王道をゆく一台ともいえる。

そんなスラクストンのファイナルエディションが発表された。

ベースとなる機種は現行モデルの「スラクストンRS」。排気量1200ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載。トラクションコントロールなど電子制御装備も充実していて、3種のライディングモードの選択が可能。ブレーキにはブレンボ製のモノブロックキャリパーを採用。高性能なショーワ製フロントフォークとオーリンズ製のリアサスペンションを備える。スポークホイールは前後17インチで、メッツラー製のタイヤを標準装備。

このファイナルエディションは、コンペティショングリーンのメタリック塗装で上質さを醸す。燃料タンクやカウルのゴールドラインは職人による手描きだ。燃料タンクのロゴは、歴史を感じさせるヘリテイジロゴ。エンジンバッジもファイナルエディションを示す特別仕様となる。

さらにバイク固有の車体番号を記した証明書が付く。この証明書には「スラクストン1200」デザインチームのメンバーとトライアンフのニック・ブロアCEOのサインも記されている。

車両価格は税込215万円。日本では2024年春以降に販売開始予定。

トライアンフ「スラクストン ファイナルエディション」の主なスペック・価格

全幅×全高745×1030mm
ホイールベース1415mm
シート高810mm
車両重量217kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量1200cc
ボア×ストローク97.6×80mm
圧縮比12.1
最高出力77kW(105PS)/7500rpm
最大トルク112N・m/4250rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角22.8°
トレール量92mm
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70 ZR17・160/60 ZR17
メーカー希望小売価格215万円(消費税10%込)

まとめ:西野鉄兵

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