トライアンフ「スラクストン ファイナルエディション」の特徴

TRIUMPH THRUXTON FINAL EDITION
総排気量:1200cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:810mm
車両重量:217kg
発売時期:2024年春以降
税込価格:215万円
ベース車両はスラクストンRS、ファイナルエディションの証明書も付く特別モデル
英国のバイクメーカー・トライアンフは、スポーツモデルやアドベンチャーなどさまざまなカテゴリーの車種を手がけているが、もっともメーカーの長い歴史を感じさせるのはモダンクラシックシリーズだろう。
ボンネビルやスクランブラーなどとともに、スラクストンはモダンクラシックシリーズの中でも伝統ある車名だ。セパレートハンドルにバックステップ、現在はバーエンドミラーも備え、カフェレーサースタイルの王道をゆく一台ともいえる。
そんなスラクストンのファイナルエディションが発表された。


ベースとなる機種は現行モデルの「スラクストンRS」。排気量1200ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載。トラクションコントロールなど電子制御装備も充実していて、3種のライディングモードの選択が可能。ブレーキにはブレンボ製のモノブロックキャリパーを採用。高性能なショーワ製フロントフォークとオーリンズ製のリアサスペンションを備える。スポークホイールは前後17インチで、メッツラー製のタイヤを標準装備。
このファイナルエディションは、コンペティショングリーンのメタリック塗装で上質さを醸す。燃料タンクやカウルのゴールドラインは職人による手描きだ。燃料タンクのロゴは、歴史を感じさせるヘリテイジロゴ。エンジンバッジもファイナルエディションを示す特別仕様となる。



さらにバイク固有の車体番号を記した証明書が付く。この証明書には「スラクストン1200」デザインチームのメンバーとトライアンフのニック・ブロアCEOのサインも記されている。
車両価格は税込215万円。日本では2024年春以降に販売開始予定。
トライアンフ「スラクストン ファイナルエディション」の主なスペック・価格
| 全幅×全高 | 745×1030mm |
| ホイールベース | 1415mm |
| シート高 | 810mm |
| 車両重量 | 217kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 1200cc |
| ボア×ストローク | 97.6×80mm |
| 圧縮比 | 12.1 |
| 最高出力 | 77kW(105PS)/7500rpm |
| 最大トルク | 112N・m/4250rpm |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 22.8° |
| トレール量 | 92mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・220mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70 ZR17・160/60 ZR17 |
| メーカー希望小売価格 | 215万円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵


