250cc4発エンジンを搭載!? これはカブなのか!?
三重県にあるマルイチモーターサイクルが製作したマシンは、正面から見るとスーパーカブのようだがなにかデカい、マフラーも4-1と何もかもが規格外の仕上がり。それもそのはずこのマシンは250cc水冷4気筒エンジンを搭載したカワサキのバリオスをベースとしたカスタムマシンその名も「クレイジーカブ」。
スーパーカブにバリオスのエンジンを搭載したのではなく、バリオスの車体をスーパーカブ風にカスタム。上から見れば4つのキャブレターやあえて見せるように電装パーツが装着されるなどメカニカルな印象も面白い。
以前、違う車体(CBR250R)のクレイジーカブのオーナーと会う機会があり「一体乗り味はどんな感じなんですか?」と聞いたことがあるが「至って普通のバイクですよ」とある意味期待外れな答えをもらったことがある。考えると車体自体は単車なのだからそういう答えになるのだろう。
マルイチモータースと言えばその他にもスーパーカブをベースとしたスノーカブやオリジナルコンプリートマシン「アイアンダック」と面白いマシンを製作している。もちろん通常のカスタムも得意としているので、車体、カスタムが気になる人はチェックしてみよう。
オール自作!? モノづくりが大好きなオーナーが製作したオリジナルカブ
こちらのマシンも、もはや何がベースなのか分からないフルカスタムマシン。前後ホイールは23インチで前後リジッドアームは左右非対称な作りに。これが全てオーナーさんの自作というから驚きだ。「こんなの走れないでしょ!?」と思ってしまうかもしれないが、やっぱりバイクは走ってナンボ!! しっかり走行できるように作られている。イベントごとに新しいマシンを作り上げてくるオーナーさん、今度はどんなマシンを作り上げるのか!?
2輪ではなく6輪!? これもスーパーカブなのか!?
タイヤが6輪、タイレルレプリカ!? と驚きのマシンは、よく見るとヘッドライトやシート下のフレームなど各所にスーパーカブのパーツが使用されており、エンジンも横型エンジンと、これもスーパーカブがベースのよう? もはや疑問系でしか答えられないが、フレーム(ベース)がスーパーカブであればスーパーカブなのだろう。
レポート:山ノ井敦司