2輪&4輪好きなモーターファン必見イベント!
4月22日、23日の両日に鈴鹿サーキットにて開催される、『NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース』は、国内トップカテゴリーである四輪の「全日本スーパーフォーミュラ選手権」と、二輪の「全日本ロードレース選手権」を同時に楽しめてしまう、モーターファンにとってはたまらないイベントとなっている。
写真・文:山口銀次郎
二輪は、JSB1000クラスの1カテゴリー開催となるが、このレースは鈴鹿の夏のお祭り『鈴鹿8時間耐久ロードレース』の出場権を掛けたトライアウト的意味合いを持つものとなっている。
参加台数も1カテゴリーとしては異例(通常レースに比べ)70台と、二輪レースでは稀な大量エントリーを記録。もちろん、その過半数に及ぶ48台は、鈴鹿8時間耐久参戦を掛けたトライアウト組だ。対象レースは土曜日開催のレース1で、その選出枠は10チームと狭き門となっている。
そのNGKスパークプラグの豆知識をサーキットからレポートしよう。「NGK」とは、愛知県名古屋市に本社を構える日本特殊陶業株式会社がスパークプラグを中心に展開するブランドのひとつ。もうひとつは、センサー類に用いられるセラミック関連製品を展開する「NTK」。この「NGK」と「NTK」ふたつのブランドを展開する日本特殊陶業株式会社は、内燃機関連事業を中心に1936年創業当初より事業を拡大し、世界トップシェアを誇っているメーカーなのだ。
そして、ハイッ注目! この春より、日本特殊陶業株式会社の英文商号「NGK SPARK PLUG CO.,LTD.」から、「Niterra CO.,Ltd(読み方:二テラ)」へ変更された。
「二テラ」とは、ラテン語の「輝く」という意味の「niteo」と、「地球」を表す「terra」を組み合わせた造語だという。持続可能な社会への貢献はもとより、「地球環境全体を輝かせる企業になる」という想いや姿勢を表しているのだという。