文・写真：西野鉄兵
ダートフリーク「ホンダ CRF250ラリー アドベンチャーコンセプト」の特徴
DIRTFREAK CRF250RALLY ADV CONCEPT
見るからにタフネス！ だけどホイールは前後17インチで普段から乗りやすい仕様に
3月24日～26日に開催された東京モーターサイクルショー、そして4月7日に開幕した名古屋モーターサイクルショーでも注目を集めていたダートフリークの「CRF250ラリー アドベンチャーコンセプト」。
まず目に入るのは、ヘッドライトガードやエンジンガード、ナックルガードといった車体を守る武骨なパーツ。そして満載された荷物ではないでしょうか。まさに冒険を想起させる出で立ちです。
来場者からは「かっこいい、このまま欲しい！」なんていう声も聞こえてきました。しばらくブースの前で眺めていたのですが、興味深かったのは女性にも人気だったことです。
「CRF250ラリー」の本来のホイール径は前21インチ・後18インチ。フルサイズオフロードモデルならではの足まわりで、林道をバリバリ走れるのが魅力。
ただこのカスタマイズモデルは、あえて前後ホイールを17インチ化。だからワイルドでありながら、どこか可愛らしく取っつきやすい印象を受けるのでしょう。
街乗りなど日常使いがメインでときどきツーリングを楽しむ、といった人にはぴったり。足つき性が高まるのとともに、跨るのもグッと楽になりますよ。
また、よほど荒れた林道でない限りは17インチでもオフロードタイヤを履いていればクリアできます。例えば北海道をじっくりめぐるようなロングツーリング、オンロード9割・オフロード1割なんて旅には、絶妙な仕様かもしれません。
フォグランプやスマホホルダー、オフロード用ミラー、積載が楽になるキャリアなど、実用性・利便性を高める装備も盛りだくさん。さらにドレスアップパーツは、あげたらキリがないほど備わっています。個人的には防水バッグを組み合わせた美しいパッキングに惹かれました。
愛車をカスタムすることでツーリングをもっと楽しみたいと思う方、たとえCRF250ラリーに乗っていなくても、装着したくなるパーツがいくつも見つかるはず。各パーツの名称や価格など詳細はダートフリークの公式サイトでご覧ください。
文・写真：西野鉄兵
