モーターサイクルショーの見どころは車両メーカーの新型車だけじゃない! 用品ブースも見どころたっぷりです。とくにヘルメットはこの場でその年に発売するニューモデルを初公開することも多く、今年もたくさんの新製品が見られました。現地で筆者が特に気になったモデルを一部ではありますが紹介します。

Kabuto|カブト

画像1: Kabuto|カブト

ニューモデル「ジオシス」を披露

カブトは2023年に発売する新製品「Geosys(ジオシス)」を公開! もともとフルフェイスやジェットタイプで機能性や通気性の高さが評価されてきた同ブランドの初となるデュアルパーパスモデルです。

画像2: Kabuto|カブト

頭頂部には開口の大きいシーソー式ベンチレーションを搭載。あご部分のベンチレーションは曇り除去のためのものと、口元を喚起するためのものとを分けているのがポイント。

バイザーは5段階で角度調整が可能。シールドを全開にすればそのままオフロード用ゴーグルを装着できるというのも面白い。そのほかインカムや眼鏡に対応する工夫など、カブトがこれまで培ってきた機能も多分に盛り込まれています。

画像3: Kabuto|カブト

価格は税込4万3000円。カラーはパールホワイト、ブラックメタリック、フラットブラックがラインナップ予定。

WINS|ウインズジャパン

新たなカーボンヘルメットと、新型内装を公開

ウインズの最新作はまだ名称も決まっていないというこちらのヘルメット。フルフェイスタイプとジェットタイプが展示されていました。

これまでもカーボンを駆使し軽量さが魅力の製品を多数展開してきた同社ですが、今回の新作は12Kカーボン素材を初採用。織り目が大きく、見た目的にこちらの方が好みと思う人も多そうですね。

画像: WINS|ウインズジャパン

もう一点、面白い新製品を発見。それが「3Dインナーパッド」。オールメッシュの構成で通気性は一般的な内装とは段違いとのこと。3Dプリンターで作るんですって! 参考出品扱いではありましたが、こちらは近々発売されるそう。真夏に試したい方、きっと間に合いますよ。

RIDEZ|ライズ

画像1: RIDEZ|ライズ

クラシカルなジェットヘルメットこそジャストサイズで被りたい!

おしゃれなジャケットやパンツ、グローブ、シューズなどとともにそれらに似合うヘルメットも数多く展開しているライズ。最新ヘルメット製品は発売されたばかりの「TQ」シリーズ。

一見昔ながらのジェットヘルメットに見えますが、あらためてかっこいいフォルムや快適なかぶり心地を追求し、開発までに2年もの時間を要したといいます。

画像2: RIDEZ|ライズ

帽体はM、L、XLサイズですべて別のもの。この手のタイプはフリーサイズだったり、内装調整でサイズ分けをしている製品が多い中、かぶったときの見た目の大きさにこだわって、各サイズ専用の帽体を設計。無駄に大きなヘルメットは重くて疲れちゃいますし、これはありがたい。

また内装の内側にはインカムのコードを通す空間が用意されていたり、メッシュ生地の内装を採用したりと現代人の需要に応えているのが魅力。グラフィックもさまざま展開中、価格は税込1万7600円。

ZEUS HELMET|ゼウス ヘルメット

画像: ZEUS HELMET|ゼウス ヘルメット

満を持してカーボンヘルメットを発売

南海部品が展開するヘルメット「ゼウス」は、これまで1万円台の製品が主流でコストパフォーマンスの高いブランドでした。

新たに発表されたのはカーボンヘルメット「NAZ-160C」(税込4万4000円)。既存モデルとの価格差は大きいですが、なにせカーボンですからね! しかもインナーサンバイザーを搭載して昼夜を問わず良好な視界が得られます。

ラチェット式バックルで着脱もラクラク。もちろん内装は取り外し可能です。2023年6月発売予定。

文・写真:西野鉄兵

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